すべてのおすすめ
かなしみがとことこ
ひとりでにあるきだして

どこかとおい
うみにかえると
いいな


いとしさがふわふわ
かってにとんでいって

いつかどこかの
きみにとまれば
いいな ....
君 雑踏の中 僕のお尻 触る
ちょっとうれしい
今度は 僕のお尻 ぽんぽんとたたく
またちょっとうれしい
君と僕は恋人
夕べの手触り 夢心地
夢?
君と僕
恋人
恋人だよねえ?
恋 ....
オーロラの海岸に不時着した
求めるものは
奇妙な星にしかないという
珍しいパンと温かいコーヒー

犬を連れて来て良かった
歩くという不便さも悪くない

もう少ししたらゴムを巻こう
ゴ ....
米の粒が 口の中で踊る

舌の上で散らばる

噛み応えのある 少し硬めの粘り

嗚呼..

ご飯 

うまいよ

美味しいよ


山のように盛ろう もっとお代わりしよう
 ....
小学一年生の春
友達と下校途中に
桑の実があった

ちょっと とって食べる
紫色が手につく
親に叱られると思い
道路の横を流れてた川で 手を洗う
と ランドセルが首に 落ちて
重みで ....
公園の芝生に腰を下ろして
君と他愛も無い話をしていると
右手の甲にそうっと蟻が這い上がる
私は無表情にその蟻を一瞥し
左手の親指の腹で静かに潰す

目の前には無限のような緑
足下は歩き慣 ....
強気になって
世を吸い込む。

どんな詩人も書きえぬ悲しみを
歳老いた8月に
ひたすら閉じ込めて。

別室で寝る夫婦。
話す事を忘れた兄。
母を知らない父。
家を無くした姉 ....
コンビニで何弁当を買うの?

のり弁当だろう

図星だ

他のはみんな、

花火の客が 買ってしまったもの。

チンしてる間に、週刊何とかや月刊何とかの表紙を

元野生の狩猟本 ....
散歩の途中で
くしゃみをすると
塀の向こうから犬に見つめられて、困った
立ち止まって見つめ合ってみるけれど
悪いことをした
わけではなく

少しだけ難しいことを
難しく考えてしまうから ....
二時間待たされたあげく
僕はタクシーの助手席に通された
運転席の医者がちらりと僕のお腹を見ながら
おめでたですね、と言う
何か心あたりは?
そういえば確かに最近酸っぱいものの数ばかり ....
コーヒーショップの狙撃手
カウンターのガラス越しに通行人をバンバンバン
でも平気なサラリーマン
互いにしがみつく恋人達
倒れやしないな

待ち合わせの時間はとうに過ぎた
約束の場所がここ ....
詩を語る人間の大半は言ってる事とやってる事が噛み合わない
その詩人は詩を語るのではなく 詩を{ルビ騙=かた}る
自分が{ルビ叶=かな}えられなかった夢や 
これからも{ルビ敵=かな}わない夢を  ....
お母さんボクは東大にいきます
やりたいことがあるとか、ないとか
これからは好きなことを仕事にする時代なのだ、と
そんな黄色いハローワークで
幸せになれますか

お母さんボクは東大にいきます ....
霧雨が止んだ午後
兄さんが里山へ 
野いちごを摘みに行こうと言った

空にはかすかな光り
濡れた緑が 濃い空気を吐き出して
後に続く僕の 切れ切れの息を
奪うように纏わり付いてきた

 ....
破壊された石仏は遠くすりきれ、たくさんのにんげんたちのふみつけた顔の裂目から、何をみる ぼくは何を見い出す そう感じた日の部屋は、暗くなく。際限のないドリルの音がぼくの隙間だらけの体から染み出して .... 久方の親の家にて
車を借りて
まだ新しいそれは気分がいい
エンジンの音
窓の開きかたも
カセットから流れてきた音楽まで
フォーエバーヤング

65を過ぎた父が
免許を取ったのは5年前 ....
もう9月になって
昨日を忘れたような雨が
じとじと降っているとゆうのに

どっこい
コウちゃんちのカブトは生きている
たしか6月に
さなぎからかえったはずだから
もうかれこれ3ヶ月の
 ....
不具の男が夏の夜に向けて
煙草の煙を吐き出している
誰かと繋がりたいと強く願いながら
それと同時に同じ位強く
誰かと繋がることを拒んでいる

携帯電話の点滅
そしてその振動する音
発光 ....
昔、親戚で夏休みに
「みきちゃんがおっぱいさわるのでいけん」と言われて
蚊帳で
あみあみの仏さまの絵や
あみあみの今まで死んだ歴代のおじいちゃんやおばあちゃんや赤ちゃんの写真をみて
お母さん ....
むかし むかし 


パイロットのきみ は
大きくなったら
ひこうき になりたかった

運転士さんのきみ は
大きくなったら
でんしゃ になりたかった

宇宙飛行士のきみ は
 ....
今日は外食にしてくださいと妻が言うので
日曜日の夜、家族でファミレスに出かける

いらっしゃいませ、何名様ですか、お煙草はお吸いになられますか
矢継ぎ早にウエイトレスのお姉ちゃんに聞かれて
 ....
ギャっと言って
飛び跳ねた
蛇みたいな
木の棒が落ちていた

きゃっと言って
飛び退く
どうしたの
ワッフルヘアーの彼女
髪の毛に木の枝がと
のたもうた
男の子の集団がかけつ ....
あの娘は幸せだったと言った
僕にはわけがわからない
ただ繰り返す夢を見て
白夜のカーテンを開けられずに
壊れた歌を歌っている

ひりひりと圧倒的な悲しみが
染みついてしまって
次のペー ....
やまはだに からみつく 帽子の群れ
くつしたも おそろいの 白地に☆付
てっぺんで 円陣になる お弁当から
外れて1本 スティック ガム噛んで
唐草風呂敷 背にまとう ヒーローの
足 ....
きみに いいたい
すごく いいたい
すぐに いいたい
とても いいたい

きみに あいたい
はやく あいたい
ずっと はなして
ずっと みてたい


つかれ とんでく
すごく  ....
紙くずを放り投げる
そこに何が書かれていたんだろう
もう忘れている

なんとなく生きている

たまに腹を立てたり
気になるあの人に近づいてみたり
アホなことで笑っていたり


い ....
ずろんとした
ペラコート羽織って
くしゃけたブーツ
踏み鳴らし
古寺の階段をやじろべえ歩きしていると
乾いた枝葉 たくさん浮かんできたけど
口遊んだのは
甘茶蔓の花
子狸のかぜ
トゲトゲの木という
スピッツの曲があり、

うたうことは、流れ、聴くものは、
薄闇にゆれ、ここの部屋の落ち着いた形
溶けていく

ぼくのはりめぐらす気分は、とげとげで、
いつもしつこく ....
9月は

臨月の母の腹に 私がいたのでした

空気が風が 金木犀色に満ちて

稲穂は波うち

大群のトンボの羽光らす 黄金の夕焼け

そのとき

ほんの暫く 時間が止まる

 ....
モノにはいろいろな使い方があるから
パンストを頭に被った
すっぽり被って引っ張ってみると

即座に顔面変形!

ああ もうこれで私は私ではない
誰でもない だから素直に言える
「好 ....
初代ドリンク嬢さんの自由詩おすすめリスト(449)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とことこ- 松本 涼自由詩10*04-9-8
お尻- 自由詩304-9-8
RAIN_MAKER- 辻野克己自由詩804-9-8
- 蒼木りん自由詩2*04-9-8
泣いてる- 砂木自由詩10*04-9-7
- 快晴自由詩8*04-9-7
ありふれた痛み- 月山一天自由詩5*04-9-7
夜勤明けのガードマンへ- 馬野ミキ自由詩19*04-9-7
そこに当てはまっていく、そのために- 霜天自由詩2604-9-7
今日の治療指針- たもつ自由詩1204-9-6
コーヒーショップにて- 自由詩204-9-6
詩人- 自由詩104-9-6
お母さんボクは東大にいきます- umineko自由詩2504-9-5
傷/回想- 千月 話 ...自由詩5*04-9-5
きざし- 石川和広自由詩5*04-9-5
ずっと若い- Oh!no!自由詩7*04-9-4
9月のカブトムシ- umineko自由詩704-9-4
悲しい不思議- 快晴自由詩5*04-9-4
りえちゃん_「下敷きで光を」より- 馬野ミキ自由詩704-9-4
階段- 望月 ゆ ...自由詩604-9-3
ハンバーグをめぐる冒険- 山田せば ...自由詩1204-9-3
ワッフルヘアー- あおば自由詩4*04-9-2
八月の終わりの日- 自由詩204-9-2
遠足- 湾鶴自由詩204-9-2
3+4- くれいじ ...自由詩5*04-9-1
毎日- Kana ...自由詩104-8-31
こはく- 湾鶴自由詩304-8-31
とげとげタイフーン- 石川和広自由詩4*04-8-31
9月- 蒼木りん自由詩6*04-8-31
パンスト被って誰でもない- マスイジ ...自由詩1*04-8-30

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