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こんとらすと









ぼくは地中海へカチカチと音を立ててオナニーをすると
たんぽぽの白い種がの群青の奥深くきもちよく吸われていく



どこまでも透明な青磁 ....
忙しいと言いながら
忙しそうにしている人がいた

忙しい毎日が嫌だとぼやきながら
忙しいのは何故かしらと呟きながら

忙しさから解放されそうになると
忙しく何かを探しはじめる

忙し ....
生まれおちた

ひがしの太陽が

とろけるような

雨と出会った
海の風 と 書くと
なんだか とてもいい

目をつむって
なんだか とても
なつかしい

海からの風
でも いい

とてもいいので
思い出して
つらい

海の風

ここ ....
海に行く
護岸の上でいつものように
体操をしているおじさんと挨拶する
釣り糸を垂れる
魚が一匹釣れる
魚を一匹殺す
やがて日が暮れたので帰宅する
途中おじさんはもういない
今日 ....
乾いた夜のすきまに


星がおちるのをみた
奇妙な 絵だ
首を くくった
二人が 見つめっている

頭はなく
手足もなく
腹から ヒマワリが 咲いている

私の中での 上官
二人 私の 上司

裏寂れた 絵画展の 主は
 ....
我々はバカなことをしたかったのである。
否、バカなことをするべきときだと信じたのである。

夜9時から翌朝7時までチャットをするとか
明け方4時に大音量でヘビメタを聴くとか
あてもなく売れな ....
蟲たちが
騒いで
しじまが
顔をひっこめた
またね、と
耳がいって
僕はカメレオンになる
ずっとまえ ぼくはとてもめがよかった
とおくのとおくのほうまで
ぼくはみえていたよ
そこにはないものまで
ぼくはみえていたよ

おとうさんとおかあさんはとてもめがわるい
ぶあ ....
ひび割れた岩の目が
波に降る花を見つめている
鳥の翼の生えた草を
銀の署名とともにつかむ手
燃えつきることなく火のなかにある


明かりの下で器をかたむけ
草を焼いた粉を見つめ ....
きれいにいきること
ゆめをひきつけること
赤い靴とおどりつづけること


 と
  こ
   と
    こ
     と・
       ・
        ・
      ....
買い物袋から
オレンジが転がったのは単なる偶然で

私の爪の端っこに
香りが甘くなついたのも単なる偶然で


果実が転がり出さぬよう
そろりと立ち上がった頭上に
飛行機雲を見つけ ....
曇った窓ガラスに
家の印をつけて
それから
母の勤めている店の印をつけて
でたらめな道でつなげる
窓が汚れるから、と
後で怒られたけれど
それがわたしの初めて描いた
世界地図でした ....
涙の分だけ人は強くなるだなんていいます
どうも僕は例外のようだ
どんどん浸食されるかのようにぼろぼろになるのです
涙の塩分が錆びさせていくようです
そして今や海綿のように穴だらけで涙を吸ってぶ ....
雨が降っていた
暗い門の下で
男が三人いて
僕がその一人だった
門の先に続くのは
センチメンタルな山道だ

雨が小降りになってきたので僕は歩き出す
男が「大丈夫かなあ」と言っている
 ....
禁止区域 日本人は  舞台の 中で
禁止区域 首をくくる 白い 精霊と
日差しの 自殺者の  下で

モスクの 中では   御詠歌が
ジャズと 共に  煙草を押し当てられ

白い   顔 ....
異なるテンポと体液の変電所は何処に?

異なるテンポと体液を考えてはいけない!いけない!

それは風に揺れる葉を
椅子の軋みで脅かされ思わず手から滑り落としてしまったセロファンを
掴もうと ....
真夜中に笛を吹くと蛇が来るよ
死んだお婆ちゃんは
いつもそう言っていたけど

んじゃ
真夜中にディジュリドゥ吹いたら
一体何がくるんだろう

試しに吹いてみたら
隣の家のダンナさんが ....
明日の朝まだ日が昇る前に
わたしのアパートまで
迎えに来てください
最新型のスポーツカーで
あの角をゆっくりと曲がって
わたしのアパートの前で
静かにエンジンを切ったら
わたしは小さなバ ....
広大な 宇宙を 精神病棟と 
隔離しろ
暗い 溜まった 水の中で
以前から 母親だったものが
泳いでいる

病む真似をする 黒い 世界
般若の 角を 母親に投げ入れたのは
誰だ?
私 ....
ひらがなを覚えたのは
褒めてほしかったから

泣かなかったのは
泣けなかったから

望まないのは
叶わないのが怖かったから

受け入れられないのが
受け止められないのが
拒絶され ....
君には訓練が必要だ
高らかな産声で自らの生を宣誓し
誰にも教わることなく
呼吸し始めたようには簡単にいかない
今、君の身体は音楽に満ち
穴という穴から溢れ出そうとしている
それらを十本 ....
かえるなり
あせのかわごと
ぬぎすてて
みずぶろふかく
しんでもいいや
健康のために 今日は
詩をかくのをやめておこう
もうネタもないし  
という詩をかいた
って 前にも使ったな
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン

タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で

夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
良心の呵責を感じた看護婦が、昨日、自分の祖父に謝罪文を書いたバーカウンター。
130席用意しているけど、130人以上の予約を喜んで受けてしまう店長。
ご自慢の料理は?ときかれて、妻の自慢料理を答え ....
詳しいことは受付でお聞きください
そう言われて男はあたりを見回すが
どこにも受付などない
大切な用件なのだ
思い余って
受付はどこにあるのですか
と再び聞いてみた
あなたが受付です
胸 ....
わたし

椿の紅のビロウドのような

柔らかさに触れたくて



はなびらに少し

指先を這わせただけでした



椿は 紅を舞わせて地へと落ち

華の美しさを ....
あたしの町のあたしの川の向こうにはあたしだけの工場が在る。
其処は終日稼働式で、何時でも好きな時に好きなだけ眺める事が出来る。
くすんだ灰色の煙突は大した高さでも無いのに
チ  カ  チ   ....
初代ドリンク嬢さんの自由詩おすすめリスト(449)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こんとらすと- m.qyi自由詩705-8-18
忙しい人- ベンジャ ...自由詩13*05-8-13
湿度- アメウ自由詩4*05-8-13
海の風- こむ自由詩3*05-8-12
海に行く- たもつ自由詩1405-8-4
瞬き- アメウ自由詩9*05-8-4
ヒマワリ- 奥津強自由詩705-8-2
豆腐(国産有機丸大豆使用)に注ぐ涙について- 佐々宝砂自由詩4*05-7-29
夜の会- 太郎冠者自由詩3*05-7-29
めがね- HARD自由詩8*05-7-29
海辺の魔女- 木立 悟自由詩705-7-27
*花を抱いて*- かおる自由詩12*05-7-27
家路- 千波 一 ...自由詩53*05-7-27
童話(指)- たもつ自由詩3805-7-27
浄土ヶ浜- 自由詩605-7-26
雨の山道- 渡邉建志自由詩10*05-7-24
禁止区域- 奥津強自由詩4*05-7-21
秘する恥- 汰介自由詩205-7-19
夜更けのディジュリドゥ吹き- 大覚アキ ...自由詩10*05-7-19
妄想歌謡曲- 大覚アキ ...自由詩405-7-19
狂いの_宙- 奥津強自由詩205-7-19
『雪の降る町』- mana自由詩13*05-7-19
ピアニスト- たもつ自由詩905-7-19
そろもん(酷暑の話)- みつべえ自由詩8*05-7-17
そろもん(二番煎じの話)- みつべえ自由詩705-7-13
ペンギン園- チアーヌ自由詩1605-7-12
スパゲッティー、コーヒー、アイスクリームカフェ- チャオ自由詩5*05-7-12
七人の男(探す男)- たもつ自由詩1105-7-10
嫉妬の黄色- 蜜 花自由詩8*05-7-9
赤い点滅- 有邑空玖自由詩15*05-7-9

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