すべてのおすすめ
両手でそっと包んだ鳩が冷たく固くなっていくということ
小さな部屋でひとり眠る夢のこと
最後の言葉を告げるためにやってくる
自転車のこと
同じくらい愛し合っていると思える人と出会い
二人でしっ ....
   


   ハワイでは空から落ちてきた石がわれわれに水をもたらした
   という唄がうたわれているという。

   オーストラリアで発見された隕石のなかには水が含まれてい
   た ....
ぼくには常に、悪が充満している
であるからなるべく「いい人」であろうとする
俺とはこれから死ぬまでの時間に、多くの建前を貫こうとする一切の流れだ
それが人間の理想になる

ぼくがすごくよい歌 ....
外で誰かが ドアをドンドン叩いている
そのあとにありえない音がする
最近同じ二階で引っ越していった中国人がいたのを思い出す
この前アパートの消火器の箱を開けたら包丁が入っていたのでうちで ....
申し分なくうつくしい

海の夕焼けを

石段に もっそり座って

眺めています

終わってしまって 始まらない物語と

始まってしまって 終わらない感情を

かわるがわる フィ ....
与作さんやーい
こっちだーよー

最近与作さんは元気がありません
友達がいないのです

前みたいに一緒に歌える仲間がいません

だってどうせおいらなんて・・・
与作さんはそういって落 ....
ねむ いねむ ねい
ね む いね むい
むね いむね い

よこになってみると きっとすぐねむる

もうね
もうね
もうね

ふわふは と

うもう
うもう
ううもって ....
お前が好きだ
どこにでもいる女だって思ってた
悔しいけど違った
お前の魔法にかかっちまった
お前のことが頭から離れねえ
何とかしてくれ
お前に電話したくてしょうがねえんだよ
どうにもなら ....
 



  37.6度の微熱があって
  ぼくは食虫植物にやられたようだ
  巧妙な手口で誘い込まれ
  まんまとぼくは捕食された
  もう二日もほったらかしだが
  そのうち ....
くそったれ ばっか だと思っている
くそったれ ばっか だと思っていた
いや 実際にクソったればっか だけど
くそったれ ばっかり でもないのだ

何が好きだとか、何が嫌いとか
何を信じる ....
「父さん」
「うん」
「もうすぐ俺、初給料日なんだけど」
「そうかおめでとう」
「なにかほしいものある?」

俺の目には父は典型的な仕事人間で
週休二日制になっても
土曜にはいそいそと ....
からだじゅうのざわざわ、いっこいっこ
追っかけて 今日は、晴れているの、
太陽がおっこちていてよかった、ぽっかりと
あおぞら。追っかけても、追っかけてもどれにも追いつけない、
でいる わたしは ....
 よっし おっし やっし のっし
 そこのけ そこのき そこのかこ
 そこのく おととい それから きのう
 きょうは そこそこ あしたは あっち
 たっし つっし ろっし もっし ....
きずつく
きずつく


ぼくがとびだす陽光

駅からふみだす
雨はやんでる
頭は、たくさんあってよ。
ちいせぇ笠も、でけぇ笠も。
水すくい上げてよ。
飛び込むのさ、回転さ。
なんべんでん、やるき。
ゴールはあるき。
じゃけんど、 ....
ピアノの上に跨って横から弾いてごらん
そう横から縦にショパンのエチュードを弾くの
指の動き早い早い早い
ねえどうやって弾いてるのねえちょっと見せて見せて
すごいよまるで曲芸だね
ねえわたしも ....
名刺を裏返すと虫がいるように
人の裏側にも虫はいる*


母は書道の師範だが
いまはグレゴール・ザムザのように
変身している
虫は口が効けない
母はいも虫のように這ってくる ....
深層





少年が詩を書いている

ピカデリーサーカスのストリップ小屋で

メモにボールペンで

少年はだれにも詩を読ませない

詩を書くことは脱ぐことだ といった詩人 ....
  



   流れは果てしなく遠い
   せき止められて響く音叉
   澄んでいる
   鏡のように紅葉を映しだしている
   流れは流れを呼び
   水源地までの距離は測れない ....
新しい雨合羽を買うという

同じ色で良いだろうという父に
母はピンクがいいと言った

野良着は 弟のお古でも いい母であった
農作業の汚れは しつこい
捨ててもいいような服を 着ては ....
とおくへいってはいけません

うん ママ 
    わかったよ ママ


あしかドン、あそぼう
    うん。あしかゴン、なみをとんでね
あしかドンはじょうずだなぁ
    あしかゴ ....
頑なな思考に
惑い開く口びる

「昨晩見たような
 今朝の太陽」

まさか


夢の中なら何を
言ってもいいだなんて

そんなことは
ないんだろうけど


放たれな ....
世界中の僕達によってジョンレノンが引きちぎられる(ジョンレノンて、誰?)
世界中の僕達によって大統領選が引きちぎられる(ブッシュて、誰?)
世界中の僕達によって加害者と被害者が引きちぎられる(誰や ....
若草のように君のながい髪の毛がぼくの頬に当たる。すこしカールした茶髪のロンゲだ。
ぼくは藁のようにその髪の毛に触れる。雨がこんなにやさしかったら。かわいているのか、濡れているのかよく ....
話し相手もいない
岩だらけの黄色い砂漠

高名な歴史学者も
優秀な地球学者も
天才的な物理学者も

知り得ない恋の秘密を
地下水に抱かれた砂礫層の中に
とじこめて

花が空ばかり ....
  
  
ももとあそんできた
  ももはねるところだった
  ぼくがてをだすとももははをむいてかみついてきた
  もものあたまをなでた
  りょうてでぎゅっとなでつけた
  も ....
恋はナマステあたためて
君をナマステうけとめて

見つめてナマステ
そのままで

いつでもナマステ
そばにいて

ゆるしてナマステ
いかないで

みだれてナマステ
一つになっ ....
なまこだって恋をするんだろう
からだをくねらせて寄り添ったりするんだろう

どちらがおしりでどちらが頭か
わからないけどきっとキスだってするんだろう

海草のすき間に溶けゆくような
ひど ....
 明日の人が
 明日の話をしに
 今日にやってきた
 昨日もやってきたというが
 僕は覚えていない
 昨日ということは
 明日の人は
 今日の話しをしていったのだろうか
 やっぱり ....
  



   読み始めた詩集、の最初からぼくは熱病になった
   ことばは炎症を引き起こす枯葉剤なのか
   森がことごとくかれ始め腐り朽ち果てた
   新鮮、という病、
   こ ....
初代ドリンク嬢さんの自由詩おすすめリスト(449)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なにもない- チアーヌ自由詩1204-11-8
常夏の島- 天野茂典自由詩104-11-8
- 馬野ミキ自由詩504-11-8
君の詩集には何が書いてあるのか分からない- 馬野ミキ自由詩904-11-8
夕焼け- こむ自由詩5*04-11-7
実は与作さんは森の神様だった!?- 不老産兄 ...自由詩104-11-7
ね_ねむ__(仮題)_- (1+1 ...自由詩3*04-11-7
女心の裏の裏- 不老産兄 ...自由詩304-11-7
毛氈苔- 天野茂典自由詩204-11-6
くそったれ(即興)- 虹村 凌自由詩4*04-11-6
ロボット- 角田寿星自由詩304-11-6
アイ・アム・レイト- みい自由詩5*04-11-6
(無題)- (1+1 ...自由詩2*04-11-5
たずねて- 石川和広自由詩3*04-11-5
スウィム- 湾鶴自由詩6*04-11-4
甘いスープ- チアーヌ自由詩804-11-4
お・ふ・ろ- 天野茂典自由詩504-11-4
深層- 天野茂典自由詩504-11-3
獲物- 天野茂典自由詩104-11-2
いつのひも_いつも- 砂木自由詩16*04-11-2
再生- 望月 ゆ ...自由詩5*04-11-2
11/1- 松本 涼自由詩3*04-11-1
アンチ風景描写- span自由詩1*04-11-1
性交- 天野茂典自由詩204-10-31
花ならば- たりぽん ...自由詩504-10-30
満開- 天野茂典自由詩304-10-30
恋はナマステ- 不老産兄 ...自由詩304-10-30
なまこの恋- umineko自由詩604-10-29
明日の人- 桜 葉一自由詩504-10-29
快音- 天野茂典自由詩104-10-28

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