今日が初めてのように踊れ!
花束と吹雪の舞う中で
蜜の腐った香りに囲まれて!
死者が蘇り
さばえなすベッドを囲んで!

卵黄と清水の間に
一人雫汲みながら
妖精の住処は
わたしの ....
特徴的な2つの噛み傷

羽が経ている6月

反主義者が美しい弓になって

天空の空中に踊る8本の矢

乗りこなせないユニコーンに
今度こそ轡をかけて
不愉快なきもちよさに酔って ....
流れ星が消えるみたいに
僕の言葉は見えなくなった
真っ黒な人の形をした影が
こっちを振り向いたような気がした

遠くの方で爆発音
そして影はあるき出した
夕暮れの中の一瞬の出来事
 ....
僕は君といるの嫌だったよ
最近 外歩いてると
虫がいっぱい
あちこちにいて
君のこと思い出す

しょうがなかったんだ
お互いにそうだったはずだ
この扉を選んだあとどうなるかなんて
わ ....
ひどい噂だよ
君に降りかかる
言葉は見ちゃいられない!

すべての悲惨な言葉は
嘘だよね?
誰かが作って、誰かが使った
それだけのことだよね

巨人が振り下ろす拳が
僕と君の
 ....
誰にも見えなくなるほど
高く高く投げられたコイン
誰もが一度見上げたことのある
あの星

一度きりの勝負を
僕と君はした
これは僕と君の世界だけの
小さな戦いだ

誰かが時々
 ....
呪われた僕を
ケーキで祝う君が
大事そうにポケットから
どこかで聞いたような
誰かの聖書を取り出す

僕を宗教が導いていくよ
宗教が僕の手を引いて歩くよ
夕暮れがさっき過ぎ去った街 ....
「なるべくよ、まったく平らになった机にほら、こんなふうに血を落としてな」

-神鳴りした人は独特の口調でとうとうと私達に比向かいの説明を始めた

「鏡台をな、ヒノキでな、柱にしてな、部屋に ....
馬乗りになって
今日君は
きっと僕を打ちつける
すっかり窓の外は夜

僕に必要なものと
君に必要なものは
同じものなんだ
愛情か医療の手厚い保護

ある日突然気がついた
しば ....
痩せた犬が
俺の家の裏口で
乾いた口を波打たせ
最後の餌をねだってる

縞々のブラウスと
古びたコーデュロイの
最新型の古びた服で
着飾る母がドアを蹴る
冷たい音を立てて
錆びたド ....
しゃべる腹骨の
茶会に出席する
縛られた客席に
爪を立ててなくねこ

底に落ちた白濁の
ひとりでにうたうねこ
猛り怒る神様に
ひとつ爪を立てるだろう

味がなくなるまで
僕た ....
僕とだめになってよ
僕とだめになってよ
たばこやめるから
こころ忘れるから

僕とだめになってよ
僕とだめになってよ
酒飲むのやめるから
きのう忘れるから

寒くない日はずっと ....
待つのをやめて
縛るのを続ける
日記は血だらけ
焦げた髪の毛が
栞代わりで
溶けたナイロンで眠りかけている

被害者は男性
パレットナイフで滅多刺し
容疑者は三人
全員コ・パイ ....
赤い糸も今朝の
台風でめちゃくちゃになった
僕の運命は
今どこだ?

現在進行系で未完了の弦
絶えず湧き出て溶け落ちる音
緩く、外れて傍観してる

ミルクをバケツいっぱい
ほん ....
話し疲れ、悲しみ疲れた窓に
初めて肩を抱かれた、夜
キメラの憂鬱に憧れて
焦げたフライパンに玉子を落とした

傷つき飽きて、しまった
もう痛いことも特別じゃなくなって、しまった

庭で ....
友達の結婚式に行くような格好で
街を集めていく
左手に花を持って歩いていく
花瓶から引き抜いたまま
夢の中ですら自由になれない

何も感じないのかって
君は僕に聞くかもしれねーが
 ....
わたし、夏のある日、グラウンド、土の中、埋まってた

その日、ミサイル、飛んだから、サイレン、ずっと鳴ってた

教室の、クラインの壺、餌やり当番、死んじゃった

秘密だよって、嘘つき、 ....
僕のしってる泥棒
ポケットにゴムボール
さっき河原で歌ってた
と思ったらもう流されてく

向いあわせで遊ぼう!
擬態するにらめっこ
片目隠して逃げてく
僕のしってる泥棒

ビデ ....
缶コーヒーを飲み干す時だけ
星を見る
冒険の切れ端がポケットの中で
ガサガサとうるせえよ
死んだものはこんな風に振る舞っちゃいけないんだ

もしかして殴られたことなかったか?
同情し ....
誰かに頼らなくて良いように
まいにち酔っ払っておわる
汚い靴を触りながら
昨日の食い物を思い出した

ひどい思いはもういいよ
苦しい思いはもういいよ
嬉しい気持ちもうんざりなんだ
 ....
野良猫に
僕を食べてもらわなきゃいけない

人ばかりがいっぱいの場所を
壊してもらわなきゃいけない

シャベルで作った穴を
埋めなきゃいけない

あたまばかりいっぱい
こころだ ....
あのうそ
ばれてないかな
あのひのこと
ばれてないかな

わるぐちいってたの
おぼえてないかな
こわしちゃったの
おぼえてないかな

ど き どき、する
と き どきする
 ....
こっから本番だよって夜に
眠くてたまらない
のぼった分だけおりた
くだんねーことは
やめにしよーって言ったばっかり

ひどいやつらだあいつらは
交わし合う喫煙室でのふたりきり
話に ....
馬鹿な真似はやめよう
きみの真似してのびてよう
いつ見ても酔ってる
どこで見ても酒飲んでる

あんな酒のんで
あんた長生きしねーよ
ニヤニヤ笑いながら聞いてる
喉の奥で凍りついてい ....
彼女は誰かが楽しんでると
もう、辛抱ができない
あれって何が楽しいかわかんないの!
コップを叩きつけて
ミルクのこぼれたテーブルにも悪態をつく
”なんだか毒みたい”

彼氏は上の空で ....
僕らは僕らの血の話をした
指先を切った僕を見て
君はかさぶたを剥がして笑っていた
”すごい!見て!同じ色”

あの日、君が剥がしたかさぶたは
僕と遊んでいた時にできた
鉄棒に登ってほんの ....
救助申請。真夏にやめろよ。
腐った女が雑居ビルの踊り場で。
ドアが半開きで見つけたのは身内。
最後の訪問は死亡推定時刻、同刻。
宗教法人”ありとあらゆる生命の犠牲の拒絶をアクシズとして、不 ....
ねえ、甘いものだけ
皿の上にならべたよ
ねえ、食べ物のことだけ
今日は考えるって約束

すみれの匂いがする
そんなことってあるわけない
象意の随意による不本意
小便が止まらねえ
 ....
電車好きかい?
電車が君は好きかい?
なあ、あんた。
電車は好きかい?

クリスマスイブに盗まれた戦闘機
やっと帰ってきたよ
上空で旋回する
かわいそうな人たち
逃げ惑う小さな生 ....
ちょうど今の君は昔の僕に似てる
好きな靴とか何もかも
変わり続けることを拒絶していること
楽しいことが嫌いなところも

気に入ったシャツはずっと着ていたい
毎朝冷えてないペプシを飲みた ....
竜門勇気(790)
タイトル カテゴリ Point 日付
connte'ro,'ecrrot’y& ...自由詩023/7/12 0:23
new! new! mre! ,tr! .yt! /uy! ...自由詩023/7/7 13:10
dropin’自由詩023/7/4 2:40
,LO09K自由詩023/6/25 12:43
STAR FOR自由詩1*23/6/20 1:17
coins自由詩023/6/13 12:57
creep and cheer,自由詩1*23/6/12 12:51
TND(テレビ野賀動画局)放送 彼岸の人と生きる 1982年 ...[group]散文(批評 ...123/6/7 0:18
next songs,because,songs,songs ...自由詩023/5/19 12:50
FLOWER COMES FROM NOTHING.自由詩023/5/9 15:19
under the keel自由詩023/4/26 15:11
more easy action自由詩2*23/3/18 1:13
Continue自由詩1*23/3/11 10:44
under the sun自由詩023/2/16 12:14
human being自由詩1*23/1/29 1:21
はじめまして、もうやめましょう。自由詩2*22/12/3 0:50
食べ残したから自由詩2*22/11/17 22:55
スピーカーを触る自由詩1*22/11/15 14:24
虫籠はいつも秩序だった自由詩1*22/11/1 13:13
バケツの中身自由詩1*22/10/26 22:42
あたまばっかりいっぱい自由詩1*22/10/19 13:01
どきどきする自由詩2*22/9/28 11:40
坂道をつくらない自由詩1*22/9/22 0:37
音にならない振動自由詩2*22/9/15 13:21
どっちも狂ってた自由詩2*22/9/9 1:12
子供のかけら自由詩3*22/9/4 14:59
夜を知らないやつは眠らない。昼を知らないやつは目覚めない。自由詩1*22/8/29 2:06
雑になっても構わない自由詩2*22/8/29 1:27
読んでるスピード自由詩2*22/8/26 2:58
汚いものから大事になっていく自由詩3*22/8/23 19:40

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