{引用=
素足で駈けて行く この夏の日の海に
「さようなら」 って 言ったら
指の隙間から 零れて 想い出となった
押し寄せる波は 近づけども 消えて行く
ざぶ〜 ....
{引用=
悲しいけれど すべもなく
横たわる お布団の傍ら
3本の 煙を悔やむことさえなかったのだから
いまはとらわれのみ
明け暮れに
流すのは もったいのうございます
お待ちください
....
{引用=
空と 大地に 魔が射した
逃げ惑うものたち 立ち竦むもの
うねる大木の軍勢など 脇めも触れず
極限 氷河を撒き散らし
去って いった
夕暮れまでの清祥を 残して
}
{引用=
ごらん 瞳をとじて 今日の日は お月さまの
つとつと つと つとつ
地べたに落ちる 雨の日の おつとめ
{引用=
どかどかどか
大きな長靴を履いて
うんしょこ
山盛りの くろすけ君のお引越し
来年の今ころは
君のおかげの 花が咲くよ 実がなるよ
どだい
僕だって農家の端くれ
大きなスコ ....
先日、ふとしたことが きっかけで あの(どの・・?)屋根の上へ はしごを架けました...
*
いつか あの屋根の上の空に逢いたい
縁側で遊ぶ 小鳥たちは それより高く 飛べるというのに
....
{引用=
だれ?かれ?それ? の かくれんぼ
おにさん こちら 知ってか 知らずか
普通に時が過ぎて 行く
いつまでたっても見つけられない
失くした何かを捜してる?
夕焼け小焼 ....
{引用=
夏の
それが 終わりを告げようとして じっ と
こちらをみてたゎ
こちらの
このあたりは 足りなげなのに
幾つもの
てん
を 爆ぜながら こと惜しげに
みてたゎ ....
{引用=
今宵
追いかけて彩られ
つつ
うらうらの 三昧は
翌朝
丸い実を
も
染めました
とさ
}
{引用=
吸って
胸の奥深く
ため息
にもなれない
わたしの
中の
はい
}
{引用=
こんとん ふつ ふつ
と
そこより いづる
いき
}
{引用=
世界は ばららいか
30度の空を悼み うぉっかを飲み干す
弱き者 美しき遺詠の調べに 酔う
幾つもの空の下
響け
ばららいか
2005.911 ....
{引用=
旅は 道草の葉に落ちて 染まる
せせらぎを消して 風は 川面の笹の葉を通りすぎる
空は 抜けるような青を広げて
すと―ん
何かが 落ちた
静けさは それを聞いてい ....
{引用=
ぼくのお腹 ほろほろ酔って 重たくって ちどり足
でんでけ でんでけ でんすけ でん
すいか 甘いか? 食べたか? 酔ったか?
腹 黒くって いらないっか・・?
頃合いは 真っ赤だ ....
{引用=
碑に賜う空は 秋のはじまり
あの日
そう
あの日も 自転車で
そう
今日もまた
颯爽と
空へ
2005.8.7"ひとりごと"より ....
{引用=
七色は 古来より咲かせて
はせりを いふなり
今は まだ
蒼いにもそまりぬ
花いちもんめ
2005.6.23"ひとりごと"より
}
{引用=
ぽんぽんぽんぽん
なにかしら?
釣り糸ゆらゆら お隣りさんと なかよしさんさん
おぢちゃん おぢちゃん
まぁるいお空が 飛んできた
その隣りも そのまた隣りへ
ぽわんぽわん ....
このままこのまま
どうしようかな?
ほそい雨足 夜まで行こうか
どうしようかな?
日も暮れる
あしたの風も吹いてきたので
かえろうかな?
ゆこうかな
なぜ 木に豆が生るのですか?
少しだけ大人になって習い事を始めるようになったある日のこと、
黄色い葉っぱの降りしきる中に硬い何かを見つけました。
くるくると指先で遊ぶ葉を見ているのが好きでし ....
作者 : かえるのこ
原作者 : かえる
かえるは かえるのこ のために 今まで持ったこともない筆を手にした。
実のところ
かえるのこは この作品で 鳴くことを覚えた。
{引用=
....
{引用=かみなりさまの おとおりだい
そこのけ そこのけ おいらがとおる
くすぼった 心 雨なんか降らせないで
そら
ななめ 一直線に駆け巡って
そら
隅っこから 満面 真っ黒
....
{引用=今は まだ 木々の向こうを望む事のできる山間の
風の長閑けきは 彩りの草原にみゆ
姿 まだなき 落ちる川のほとり
下り行く向こうに 届かない思いは馳せり}
すべてが真っ白な午後の岬よりの 帰路の
海も 空も お日様までも
それは
昇冬のころあいに生まれた
春の おくり
あおいの野に吹く風を追いかけて
転ばぬ 先 へ
君は風になり するり 水面の音に
消ゆ
そばだて て
それだけを拾おうとして 風は
流る る
風ほのか
追へども届かぬ 夢ならば
見返り咲きの 花もみゆ
さくら さくら 吐息に添えて
ちりもみゆ
甘いもの しょっぱい思い より 甘くして
しょっぱいもの ほろ苦い思い つくん 心しょっぱい
手にとって 触れてみて
感じて
人
それぞれ
春待ちの花は 雪軒の 傘の下で咲いてます
屋根よりの 雫にまかせて ほんのりと 春陽の唄に 背伸びして
そこに居てくれる それだけの 幸せ
寄り添っていると ほっ とする 我が侭な ひととき
不意をつく
我が侭の上をゆく あなた と いふ人
兵蔵さんのお顔を 息子さんは知らない
息子さんは知らないのだから お孫さんは全くわからない
お名前は 存じております
この街の 開墾のために入られて
のちに
戦地へと向かわれた御方です
....
{引用=春のうららの ふあら ふわら
雪 かしら?
どこかしら 届く ぬくもり
ふあら ふわら
おひさまに 気づかれないように
かくれんぼ してた のに
みつかっちゃっ た ....
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