山の頂に雪は積もりました 寒々しくも
もちろんのように 六月の 東の端っこ峠にも
週間 蔽い尽くした開けの空の下
風の笛を吹くように
風は 吹いたり 止んだり
心地にまかせて それは ゆくようなので

空には ほかり ほかり
忘れてしまいそうな それは みているようで

遠くに 近くに 咲く花は
心地の風に 吹かれて  ....
ぽつり ぽつり ささやいてゆく にわか雨
心まで しみないけれど
濡れないうちに 帰らなくては
傘など さそうか迷っていたけど
それは必要なさそうで
濡れないうちに 帰ります
雨よりも切ない思い
小さな花は寄り添って
寄り添って

お日さまよりも
あなたを愛してしまった
わたしもまた
あなたに寄り添って
寄り添って
いのちって儚くて 消えてゆく音色に似てるね
このんで選んだその音を いくつもの 指先は奏でていった
記憶だけ残されて

いくつかの歳月の 重なりあった思い出は
通り過ぎて ゆく

あわい ....
大きな 器にそそがれる 水
たっぷん たっぷんゆられても
どっしり
構えていてくれるから そそがれる
沢山の言葉を 呑みこんだ
器よ

ごらん
きみの映した
雲だよ
戻らない時間の隣りで
君は話し始めた

止まない雨は 空ばかりではなくて
君の心にまでも 落ちていたことを知った
しとしとと
傍にいた だけ

けど
100円ショップの 傘の下でも
 ....
この 思いの
行き着く先は 蒼く
仄かに
月は揺れる湖上の 夜に
揺れる わたしは遠く
あなたを遠く
遠く
思いに 揺れる
まよってたの かな
きめたの かな
生きてゆく ってそれはまだ
さなか ゆうぐれ の
えだわかれ
そら
追いかけて
みては
交差した
たった

通り
過ぎていく
まがり








http://www10.ocn.ne.jp/~hidamari/oti ....
白樺の通り
駆け抜ける気持ち
淡色

肩に 髪に 降りそそぎ 吐息
風とともに
あの 鳥のような こんな日は過ごしたい
あの 雲のような こんな日に消えてゆきたい
ぼく等は
なぜ ここに居るのだろう?



http://www10.ocn.ne.jp/~hidam ....
さゎさゎさゎ さゎ す〜ぅ
よせては かえす すなのはま
きょうという ひに
たとえば それは みずいろの
そらの はしっこ
もどかしい
思うほど できなくて

伝わらない
切ないばかり いっぱいになって

しょうがないぢゃない
だって あの人は
あたし ぢゃ ないんだもん
伝えたいことで いっぱいになって
なんだか わからないんだけど
なんだか 一緒に いっぱいになってる
ねぇ
きみは気付いているのだろうか?
どぉでも よさそうで
どぉでも こまっちゃってる ....
心に 気合入れてみる
めげそう

それでも あしたは来ちゃうから

おやすみなさい
また あたし
きこな きこな 波の上に きみの唄を 聴いてみたいな

きこな きこな 波の上は とても優しい 風が吹いている

ゆらり揺られ きみを思えば 向こうの空は 明るくなって

海は開 ....
窓の向こう ほお杖ついて
しとしとしと いつ止むの?

忘れ物 風のいたずら 落ちて 悲しみ拾えずに

春だというのに 止まない 雨に
ため息こころぶん 落ちて ゆく





 ....
埋もれては きえてゆく 冬は にごりながら 春を むかえに 風は ふく
日にひに とどく たよりほど 待ちきれないと 知ってか 知らずか 風は ふく
水たまり ゆらゆら 白くのぼり 消ゆる
あたたまって 心 雲になるは ゆらゆら

申し送りの 風とともに 消ゆる
季節といえば それだけで 過ぎてゆく

はるかな る ゆらゆら
{引用=

わたしが小さく息をしたら
この胸の奥の おくで ひりりといたむ
そんなことを
あなたは知らずに


足跡は
記憶の柔らかな風紋と化していた

生きてきた歴史は
こんなにも なだらかだったのだろうか?

今を生きている この複雑な思いも また ある日の
ふと振り返ってみるであろう

 ....
あなたに あえた
しあわせ

とおくて ちかい
ふたり
おもえることの しあわせ

どこにでもある
しあわせ

ほゎん ほゎん

すぅ




 ....
さんかくの さんかくを 手のひらに乗せて
お父さま お母さま
涙は
一人で こぼれてゆきました.。
みぎの手と ひだりの手
どちらも とっても大切だから
ぎゅって 握りしめて
こんな あたしの手だけど
明日も
よろしくね。
雪が降ってたさっきまで
あきらめていた にちようび
どこまでいっても にちようび
あきらめてたら
青い空
いじわる.。 カラスが いちわ
かぁって鳴いた。
風が吹くと 春は来るって
どこからか聞こえてきたから
眠ってしまった その辺り
じっと
みつめてた いちにち
もう少しかなぁ
まだかな
まだかなぁ.。
春を見つけました
せせらぎに浮かべてみたら
揺らぎながらも川下へ
ゆき先は
広い海だそうです.。
東の辺りに吹く風は 帰りの空
眺めては ため息 振り返っては ため息
重たくなった冬をも連れて行けずに.。
昨日降った雪
今日は止んだみたい

どことなく晴れそうな
どことなくどうしようかな
まだ
なんとなく

迷ってる
ひより(170)
タイトル カテゴリ Point 日付
さむざむしくも自由詩4*06/6/4 10:02
こんなひは自由詩3*06/5/30 8:09
ぽつり自由詩5*06/5/29 7:36
あじさい自由詩4*06/5/28 20:47
さくらさく ら自由詩5*06/5/26 1:21
うつわ未詩・独白2*06/5/25 23:58
あまがさ自由詩1*06/5/23 4:38
つき自由詩5*06/5/22 19:56
いきて未詩・独白4*06/5/19 6:12
こうさてん自由詩2*06/5/18 6:31
あわいろといき未詩・独白5*06/5/18 6:25
ぅにゅ.。自由詩2*06/5/17 7:13
さゎさゎ さゎ す〜ぅ未詩・独白2*06/5/17 6:23
だもん自由詩2*06/5/16 6:44
あたし自由詩1*06/5/16 6:43
おやすみ あたし自由詩0*06/5/16 6:41
ゆれて未詩・独白3*06/5/16 6:22
やまないあめに未詩・独白4*06/5/14 16:53
風は ふく未詩・独白4*06/4/22 7:48
ゆらゆらなはる未詩・独白4*06/4/15 10:44
きたかぜ未詩・独白2*06/4/4 7:15
すなのうた未詩・独白1*06/3/17 7:28
しあわせって未詩・独白1*06/3/16 7:18
みっか未詩・独白2*06/3/14 7:21
だいじ だいじ未詩・独白4*06/3/14 7:20
にちようびっかぁ未詩・独白2*06/3/12 18:38
まだかな まだかなぁ未詩・独白1*06/3/12 18:36
こはる未詩・独白1*06/3/12 18:34
こち未詩・独白3*06/3/10 7:23
晴れたらいいなぁ未詩・独白2*06/3/9 7:41

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