海は広い。


果てしなく世界を結ぶ。


その波は、時に激しく荒れ狂い、時に優しくさざめく。


きっと、私の感情もそんなもんで、すごく落ち込んで泣きじゃくり、真剣に死ぬ方法を模索 ....
未だ完成しない 感性で描いた絵をそばに


僕は夜空を見上げていた


余りある感情が欲を出し、何か表現したくなったんだ


厨二病 そう言われたって構わない


だって、僕ら ....
寂しさ感じた夜に
月が優しく微笑む
どうか夜よ 明けないで


月光が私の暗闇照らすけど
負けないって決めたんだ
でも、せめて今だけ闇夜に浸らせて


寂しさ感じた夜に
月が優し ....
また明日がやってくる


それを想うだけで息が苦しくなるのは
世界がちょっぴり私にとってイジワルだから


願わなくともやってくる明日が残酷なのは
私がちょっぴり弱いから


い ....
何かが動き出しそうで

でもやっぱり動けなくて


自分の世界はなんてちっちゃいんだ、って思うと、
必死に生きていることが馬鹿らしくなって、小さく、ふっと笑った


でも、そんな日々 ....
ハナミズキ


渡す勇気もないから

心の中にしまっているけど

そうしている間にも育っていく


断ち切るにはどうすればいい?










*ハナミ ....
人の記憶ってもんは上手い具合に出来てるらしい


よく思い出は美化されるっていう


だけど、ふと過去を振り返ると、私には美化するような思い出なんてなく、嫌な記憶ばかり


いつまで ....
2月14日

バレンタインデー

恋する乙女の決戦日


私が胸躍らせながらチョコを渡したのは何年前かなぁ?


恋する自分に嘘をつき、お菓子会社の戦略だ、と思ったこともあったっけ ....
うつむいて道を歩いている君
その目には何が映ってる?
周りを見渡してごらんよ
今まで見落としていた草木が
活き活きと生えている

そのまま前を見据えてごらんよ
未来が見えてくる

未 ....
手に荷物がいっぱいで
傘をさすことが出来ない君
身体(カラダ)打つ雨は冷たくて
頬伝う雫は涙と交じる

差し伸べられた傘もいらないと拒否をして

君は独りでどこへ向かうの

身体打 ....
試行錯誤、ならぬ、思考、錯誤


僕はきっとあの子が好きで
だからきっとつい目がいっちゃうんだけど
気持ちを伝える度胸がないから
皆に「好きな人はいない」なんて嘘をついてる

あの子が ....
自分を守るため。


そう言い聞かせて、自分の周りに壁を作っていた。


出来るだけ高く、高く、俗世間の風景が目に入らないように。


だけど、私を守っていたはずの壁は、私からあらゆ ....
カタカタカタカタ


パソコンの音


ポチポチポチポチ


携帯電話の音


あなたが打っているその言葉

あなたが発しようとしているその想い



誰かを

 ....
ほら、そのマイナス思考

ほら、そこの暗い顔


全部全部蹴飛ばして


蹴散らすことが出来たなら

次は君が羽ばたく番だ


ほら、その笑顔が語ってる

今、君は幸せだ ....
詩を詩たらしめるもの

それは何?

綺麗な言葉を並べて、叙情的な表現を並べることになんの意味がある?

君の言いたいことは、僕の言いたいことは、そんな文字で伝わるのかい?


僕は ....
ヒューーと花火の玉が上がる音が聞こえ、
パァッと大輪の花が咲く

花が大きく咲いたその瞬間、人々の歓声があがり、
少し遅れてドーンっと音が響く

夏の夜空の風物詩


人々は花火が大 ....
一つの時代が終わり、新しい世界が始まった

その境目を生きた人々は、その境目に届かなかった人々を祈り、新しい時代を生きる人々は、今を感謝する。

地上に根付く新しい息吹き

今、君を祝おう
携帯をいじる人

周囲を気にせず大声で話す人

化粧をして顔を変える人

音楽に耳を澄ます人

集中して本を読む人


そこには「電車に乗っている」という佇まいをしている人はいな ....
僕が剃刀を初めて手にしたのは21歳の冬だった


誰もが気分よく新しい年を迎えるために
まとめの仕事や勉強に取りかかり
街のイルミネーションはそんな人々を励ましているかのようだった

そ ....
光の中を走っていたら

太陽が消え闇の中

暗闇を宛てもなく歩いてみたけれど

いつまでも続く闇の中

女はいつしか闇に慣れ

もっと痛みを、と闇の中を突き進もうとした

突き ....
ある少女は微笑みながらこう言った

「私は中途半端に死にたい死にたいと言って、リストカットをするアナタ達とは違うのよ」

そう言い残して らんらんと 足取り軽く階段を駆け上り 屋上へ行った
 ....
あぁ 今日もまた 鳥かごの中から世界が見えるよ

ほんのちょっとした、ありふれた病気

なのに体が思うように動かない

心には沢山の傷がついて紅い血を流してる

きっと助けて欲しいのに ....
ざぁざぁと
降り落つる雨の音を聞き
一人思うは
流るる涙
雨がしとしとと降り 家の中がじめっとするこの季節が 私はあまり好きではない

肌にまとわりつくようなべたついた じめじめした感じが
絡み合う男女の一時を思い出させるからだ

「好きだ。愛して ....
「次のニュースにまいります」

淡々とした口調でアナウンサーは暗いニュースを読み終え
明るい話題に切り替えた

よくある日常の風景

僕は暗いニュースが風化してしまうことが

ただ  ....
知恵(25)
タイトル カテゴリ Point 日付
大海原を渡る君よ自由詩210/10/23 17:30
あーてぃすと自由詩110/9/25 20:44
月夜自由詩109/9/4 1:29
世界と私自由詩109/6/11 1:47
年輪自由詩009/4/26 0:30
ハナミズキ自由詩009/3/7 0:10
昔思い出記憶物語自由詩1*09/2/18 2:48
2月14日自由詩009/2/14 19:45
road自由詩0*09/2/13 23:54
自由詩2*09/2/13 23:40
思考錯誤自由詩0*09/2/11 19:03
ぶち壊せ自由詩2*09/2/4 17:16
言ノ葉自由詩2*09/1/28 23:48
蹴飛ばして自由詩109/1/27 18:48
矛盾自由詩008/8/17 19:36
夏空に咲く花火自由詩208/8/17 18:34
8/15自由詩108/8/15 21:27
電車自由詩208/7/19 19:39
逆流自由詩108/7/4 21:04
痛み自由詩408/6/27 23:57
生と死自由詩1*08/6/23 1:30
鳥かご自由詩5*08/6/22 1:33
雨によせて短歌0*08/6/20 13:33
梅雨と男女自由詩3*08/6/19 17:37
紅く染まる心自由詩7*08/6/17 1:03

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