群青色の
ハナタレ小僧は
胡麻油をラッパ飲み
生き返った
正露丸と
不死身の
キンカンは ....
思ひいづるときはの山の梢さへ
紅くそめなす秋の夕暮れ
ほに ....
ゴミタメで、猫を見た。
僕を見て”ニャー”と鳴いた。
目やにの溜まった瞳を、
三日月に細めて ....
”何か”好きなものを買いなさいって
100円貰った。
好きなものを買いなさいって
100円 ....
森が削られ丘になり
その天辺に創られた
天との調和と書かれた
ベットタウンのオブジ ....
さわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで
秋の ....
自分のものとは違う茶色がかった髪
自分より少し低い身長
とりあえずキリストでも恨む事にし ....
ころがっている
見なれたプロムナードには
錆びかけた鉄製の立て看板が
....
じいさんは なにもないところで つまづく
生の感情を引き出せないかと
密かに手書き用のメモ帳を
鞄の中に忍ばせることにした
言葉が降 ....
脊髄と
神経
神様が創った僕らの感覚
夜空に散らばる幾億の星から
伸び縮 ....
うんそうだ
なんてったって
約束は守らなきゃね
約束を守る
そこが大事なお約束
....
Before
初恋に 破れ 背伸びし 珈琲は
苦いばかりの キリマ ....
神秘的な病だこれは
外界からの様々な抗原
防御するバリアー機能の低下
のみならず
IgE抗体 ....
きみはいま、どこにいて
なにをしてるの
そういうこともぜんぶ
わすれちゃったの?
....
処女の肌 の 今日 を 産業革命 を
水 の ....
仲良しで
大好きな
仔猫が
亡くなりました。
座る者の居なくなった
お気に入りの
....
どこまでも。
黒く黒く。
心を塗り潰してたら。
とてもとても。
純粋な心に。 ....
太陽のエネルギー が 表皮 を 強酸性水 - アルカリイオン水 に
....
――嘘じゃねえよ!
五年生・藤堂勝也は
――見つけたんだ!
市立虹丘小学校第三十六登校 ....
感じたふりしてゴメンね
と君に言われ
皆の前でパンツ脱がされたトラウマが蘇る
アナタのって ....
大学へ入って初めての帰省だった。吹き降ろしてきた風が祥平を迎えた。両端に住宅の並ぶこの坂の頂上へ向 ....
名前、姓を変えようと思う
今度、君との結婚を機に
君の姓に僕が合わせる
僕の姓、家紋、祖先 ....
ゆらりとそよいだ
黒髪は
涼しい黄昏に
やや雑駁な面持ちで
暗がりの多くなった細い
路地の ....
スピード出して 夜の中
酔っているのは私だけ
遥かかなたの世界へようこそ
おかしな頭は ....
白く
何があるでも無く
そこに居たのは
確かだ
淡く
ただ差すだけ ....
理解のできるアイは要らないし、
理解のできないアイは要らない。
理解のできるアイは飽きるのだ ....
ある日
意識の林の
内にめざめ
ふいに自分が
朝を穢しているよう ....
投げやりに時間を埋める。
アイツの声は届かない。
余計な勘ぐりはいつだってロクな結果を招かない。 ....
視点を固定しろという
読者を想定しろという
結果を仮定しろという
批判を肯定しろという ....
あの人に僕は捨てられた
そよ風に逆らわず首を振りながら
淡いピンクと白のコスモスが
群れを ....
別所温泉にて
浴衣着の 季節外れの 朝顔や
朝霧の モヤが立ちこめ 神秘的
....
日常を忘れ
のんびりとする
空気がきれいだ
水もうまい
写真の音
ガイドの声
空気が ....
まよう
微熱の手があつい
触ったらもっとあつい
空のひかり
せなかを刺す
紙袋の、持ち ....
一人になってしまいたい
鍵を回す音がきこえる
かすかに開いたドアの隙間
こじ開 ....
遠い 遠い
ギリシャのイカロス
蝋で作った重たい翼
太陽の熱で溶けて ....
秋の夜長
月の野原
さやさやと風に
揺れるすすき
鈴虫の声 ....
あいつはかぶれちまったのさ
「西洋」という名の偽りに
自分の意志を持たず
....
闇のなかにしゃがみ
手をのばし
髪の毛に触れる
足音が
遠のいてゆく
水を ....
{引用=既に知っていることをまた
振り返って
つまらないことと思い直す
夢は夢
胸に灯された ....
口をただ開きこの舌からことばが剥がれてしまえばそれでいい。
....
・
消費者金融の無人審査機の前で
背筋をこころもち曲げている女
どういう顔をしていたらいいか
....
金木犀の夜に放り出された
草むらは微熱のメリーゴーランド
まだ知らない湿らせたペニス
....
ああ!
犬が可哀そう
近くに立ち寄ると
わんこが犬小屋から
出てきて
ドブを ....
場合によっては正しいかも知れませんが、
時としてそうじゃないコトもあります。
いつもそうあっ ....
上下の唇がほどけあい、いちど封された口腔から湿った空気が洩れるとき、
はじめに洩れる声が。 ....
2007/10/31
映画は時間とともにヨコに流れる「時間芸術」である。しかし、それはときに、一瞬 ....
何をしたって嫌われるのに
気付かないふりをして(事実から目を背け)
人に好かれようと笑って見せた ....
Est-ce qu'un arc-en-ciel paraît?
À la nuit de ce ....
ひと呼吸ごとに口をついて出る君の名前
まるで足の裏で触れる猫の毛のように
心地よく僕を刺激する
....
二人離れた月日が鮮やかに浮かび上がる
すれ違った理由も今ならはっきりと分かる
戻れないと諦めた夜 ....
生きてるから生きてる
なんだかどうしようもないことにぶつかっても
なんだかどうにかして過 ....
sadame『可逆』 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=1 ....
2008年10月9日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
二時過ぎの冒険
kei99
自由詩
0
08-10-9 23:30
秋思符Ⅱ
朱雀
短歌
1*
08-10-9 23:29
猫
僕
自由詩
2
08-10-9 22:56
好きなものを
〃
自由詩
0
08-10-9 22:49
雷魚の世界 ②
crowd
自由詩
1
08-10-9 22:44
世界山脈〔第二稿〕
小川 葉
自由詩
2
08-10-9 22:43
いくじなし
榊 慧
自由詩
4
08-10-9 22:31
幻影の人(五)
信天翁
自由詩
2
08-10-9 22:15
あの世の石
高橋良幸
自由詩
2
08-10-9 22:05
アナログ/デジタル
kauzak
自由詩
3*
08-10-9 22:02
Konstellation
依
自由詩
5*
08-10-9 21:51
エックス君⑩
よーかん
自由詩
0*
08-10-9 21:33
初恋 Before & After
Lucy.M...
短歌
2
08-10-9 21:21
砂の女の楽譜
《81》柴田...
自由詩
9*
08-10-9 21:12
メール、パソコン、グローバル
ゆうと
自由詩
0*
08-10-9 20:58
レット・イット・ルース
《81》柴田...
自由詩
2*
08-10-9 20:54
「ぬくもり」
Lucy.M...
自由詩
5
08-10-9 20:47
心。
狠志
自由詩
0
08-10-9 20:47
ハッピー
《81》柴田...
自由詩
2*
08-10-9 20:44
爆裂(上、後)
鈴木
散文(批評...
0
08-10-9 19:03
Billion Dollar Babies 2nd Step
恋月 ぴの
自由詩
8*
08-10-9 19:01
爆裂(上、前)
鈴木
散文(批評...
0
08-10-9 18:57
結婚、そして改姓
寺岡純広
自由詩
2
08-10-9 18:31
変身
りゅうのあく...
自由詩
3*
08-10-9 18:03
酔っているのは私だけ
猫のひたい撫...
自由詩
1
08-10-9 17:57
夕
蟹太郎
自由詩
1
08-10-9 17:48
アイ・ラブ
がんも
自由詩
1
08-10-9 17:42
収集車
草野春心
自由詩
2*
08-10-9 13:29
なきぼくろ
BOOKEN...
自由詩
1
08-10-9 13:10
中二病棟
影山影司
自由詩
0
08-10-9 12:56
「乖離」
広川 孝治
自由詩
0
08-10-9 12:54
川柳(別所にて)
ペポパンプ
川柳
3*
08-10-9 12:48
晴れの日
〃
自由詩
5*
08-10-9 12:46
まよう
唐草フウ
自由詩
6*
08-10-9 11:50
oto
猫のひたい撫...
自由詩
0
08-10-9 11:47
イカロスの翼
星月冬灯
自由詩
1
08-10-9 11:30
すすき
〃
自由詩
2
08-10-9 11:29
アメリカナイズ
〃
自由詩
1
08-10-9 11:29
降り来る言葉 XXXVIII
木立 悟
自由詩
1
08-10-9 10:38
さようなら東京タワー(即興
よしおかさく...
自由詩
9*
08-10-9 10:31
「 未視感。 」
PULL.
短歌
2*
08-10-9 9:43
すかんぴん(大変貧しく、無一文で身に何もないさま)
吉田ぐんじょ...
自由詩
30+
08-10-9 9:34
金木犀の夜
吉岡ペペロ
自由詩
1
08-10-9 9:28
ドブ沿い犬小屋
じゅらいち
自由詩
0
08-10-9 8:30
そうして時は過ぎてく
BOOKEN...
自由詩
1
08-10-9 8:25
ヘイチュー
如仁
自由詩
1
08-10-9 7:56
映画日記、ただし日付はてきとう2
渡邉建志
散文(批評...
2
08-10-9 6:50
嫌われ者が届かない夢を見た
完食
自由詩
2
08-10-9 3:42
"Astaire=Rogers"
2TO
自由詩
1
08-10-9 3:24
感触は刺激を伴い僕は膨らむ
智哉
自由詩
0
08-10-9 2:01
詩が書けるよ
〃
自由詩
0
08-10-9 1:48
蛇足詩
短角牛
自由詩
0
08-10-9 1:15
共感と反駁と
西日 茜
散文(批評...
6+*
08-10-9 0:39
53rows, 1sec.