私は望む。
――何を?
私は願う。
―― 何の為に?
私は思考の中で
重要な事に気づくだろ ....

ばらばら つち
のど こすり

だくおん あやす

かや なびく やかい
かげぎぬ  ....
蠢くというよりは
疾走する
ゲジ

無害なのだな
でも嫌いだ
何がって
その足の多さ
 ....
炎天下の中
デパートの屋上で
僕はピエロになって働いている

何度も同じことを繰り返すだけの ....
ふっ、
   ふっ、と、
        ふれてゆく。
静かすぎる夜に、
綿毛の意志を運んで ....
蝿がぶうんと飛んでいた
人工の生活に慣れない
おまえは電球のかさにさえ
眩惑する
生まれつい ....

まっすぐなかぜに
ぐうぜんでくわした
おもわずとびのると
いえやきぎにぶつかりながら
ま ....


ゴッコ

お互いの足首につけた
紐をひっぱり合う遊び


ゴッコ

慎重さが ....


スパゲッティを茹でる日曜午後
鳴り響く玄関ベル、開かれるドア
宅配の青年は箱をひとつ手渡 ....








かなしい            あお







 ....
 








あったかい       光








 ....

優しい声に 優しい言葉

君は僕をだまそうとしてるの?

「愛してる」「好き」「ずっと二 ....


洗車用ホースで水の弧を描けば重なる虹の橋ふたつみっつ


あきらめの悪い蜩夏の背にしが ....






すいかだった。

真っ二つに割られたすいかが、
テーブルの上に、
ど ....
熔け出した夢の錆び付いた夜

カタカタと軋んだ音をたてて

綴られていく 砂色のあした

 ....
わたし 3年前にメル友募集を したんです
その時 メールくれた人が居て
わたし 東京 その人 九 ....
あたらしい朝がきた
希望の朝だ

夏休み3日目
寝ぼけた目をこすり ....
思い通りにならないことばかり 増えていって
挙句には償いきれない傷を 残していたり
腹の底から笑 ....






そして、土から緑が涸れてゆく
わたしは、思わず肌に手をやる


光源 ....




    私の瞳は濁った緑
    私の指は三本しかなく
    私の髪は闇の捨て ....




水のなかの空に溺れ
かがやきの輪をひろげる
黄金の鳥
午後の鳥
おまえの帰 ....
考えを聞いて 似てるなって思う
行動を見て やっぱり似てるなって思う

そんな時に 良いなって ....
反すうする

ある種の
草食動物は

記憶をいつも
もぐもぐ やってる

 ....

逆上がり
出来たのは
低い
鉄棒でした
夜の漁から戻ってきたとき
さびれた銀のバケツの中に 一匹の{ルビ河豚=ふぐ}を入れました
おじい ....
忘れないで と
わたしに
言う

流れゆく雲が
信号の点滅が

風の匂いが  ....
輪郭だけをのこしたまま
あのひとがいなくなってしまったので
いつまでもわたしは
ひとりと半分の ....

サハラ砂漠で夏眠中のカエルは
とてもつらい

遊牧民に掘り起こされ
厚い安らかな粘膜のシ ....
いつになく遠い道が
日差しと影と交差して
往く人々と
往った人々の隙間に
吹き抜ける息遣いを ....
 甲府の観光案内所に置かれているチラシのなかにその絵はあった。沖縄風の少年とも少女ともつかぬ顔立ちの .... ゆっくりと走り始めた君は、交差点で急に後ろを振り返り
やっぱり私、生きようと思うの、と
その周り ....
君は知っている
自らの命のはかなさを
自らの行く末を


生後僅か百八十余日の命


 ....
3分遅れている時計は、決して正確な時刻を刻むことはないけれど
止まった12時間表示の時計は一日に二 ....


まずは輪郭線を消すことから始めよう
となりの色にぐっと近寄って
どこまでが目で
どこま ....
いとしくて
乳房を
丁寧に磨いた

紅い薔薇のように
柔らかで
寂しげで

うちあけ ....
だらだらと
ソフトクリームが垂れるみたいに
だらだらと夏
この一日を生きていて
気持ちいい
 ....

あの日も
この日も
眠たくて
午前三時になりますと
まんまるい
おやつの氷が溶けるので ....
頑丈なこころを
作っとこ

あの子から、待ちかねた連絡が来て
あんまりにも待ちかねていたもん ....
誰かに向けて言葉を発したい
出会ったこともないあなたに
わたしの愛するあの人じゃなく

詩人 ....
前日 Home 翌日
2005年8月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
群と個美琴自由詩205-8-20 23:50
むげ なる たむけ砂木自由詩4*05-8-20 23:00
ゲジ蒼木りん未詩・独白505-8-20 22:37
ピエロみもる自由詩4*05-8-20 22:37
夜、ふれてゆく。岡部淳太郎自由詩9*05-8-20 22:27
憂い蝿かや未詩・独白3*05-8-20 22:24
まっすぐなアンテ自由詩105-8-20 21:45
ゴリムチュウMonk自由詩405-8-20 21:32
箱から出してやる未詩・独白505-8-20 21:23
あお天使自由詩2*05-8-20 21:06
オレンジ自由詩005-8-20 21:03
クモの巣自由詩005-8-20 21:01
処暑落合朱美短歌10*05-8-20 20:53
「 すいかぶり。 」PULL.自由詩12*05-8-20 20:37
*風になりたい*かおる自由詩4*05-8-20 19:57
「品位を持って書きなさい」第2の地球散文(批評...9+05-8-20 19:23
面倒くさい夏休み初代ドリンク...自由詩8*05-8-20 18:38
e g g蒼穹自由詩1*05-8-20 18:33
露骨な移ろいA道化自由詩405-8-20 17:23
ノート(25Y・11.7)木立 悟未詩・独白305-8-20 17:06
三華遠  水迷銀自由詩105-8-20 17:00
だってそう思う。珠李自由詩2*05-8-20 16:20
あなたの街はここから見えないuminek...自由詩8*05-8-20 14:53
錆びた鉄棒たりぽん(大...携帯写真+...705-8-20 14:51
河豚(ふぐ)は飛ぶ日和自由詩14+*05-8-20 14:24
リミテッドuminek...自由詩6*05-8-20 14:20
透明な宿題望月 ゆき自由詩65+*05-8-20 13:37
スキアシガエルの入定The Bo...自由詩12*05-8-20 11:35
再生ははらだよしひ...自由詩1+05-8-20 11:27
(ほぼ私的日記)〈美術館〉『竹中英太郎記念館』 2005/08/12白糸雅樹散文(批評...3*05-8-20 10:59
交差点の魚達伊藤洋自由詩5*05-8-20 10:31
豚飼いの歌恋月 ぴの自由詩9*05-8-20 6:26
ねじ式クリ自由詩10*05-8-20 2:23
5限目は美術の時間牧村 空太自由詩5*05-8-20 1:39
からむ蒼木りん未詩・独白205-8-20 1:27
だらだら黒田康之自由詩1+05-8-20 1:09
眠る夏あおば自由詩5*05-8-20 1:08
ガムテうめバア自由詩405-8-20 0:30
_lapisl...自由詩105-8-20 0:08
39rows, 1.04sec.