すべてのおすすめ
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ
あったかいひざにはにゃんこ足元にも猫が寄り添う冬の寒い日
今もなお大きな体でひざに乗る重たいけれど嬉しいにゃんこ
移動するたびにどこでもついて来るストーカーだねほんとに君は
引っかか ....
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう
重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ
ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
まちがいを ただしくするなら あたためて ねむるりょうてを ひらいてみせて
うつむくの あきたらこんどは みあげるの きみはなんども うなずくように
あおいそら きんとひやして ふゆの ....
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
花を見て豊かな魅力感じ取る見習うように輝いてみる
医師からの説明聞いても分からない分かりやすい言葉使わない
無駄なもの買わずホントに欲しいもの心が欲しいと言うものを買う
駅の名を気づ ....
十年は履き続けたか吾がブーツいのちの終わり見えてきた朝
原風景がなぜか田んぼの都会の子いつかの旅の思い出なのか
「{ルビ時間=とき}は在る」「いや時間はない」論じ合い夜明けもなくて ....
大雪が降ると伝える天気予報あまり降らない場所にも降ると
植物に話しかければ返事する水が足りないそう言っている
複雑に入り組んでいる下町の迷路のような道を散策
眠れずに色んな想い駆け巡 ....
嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで
きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい
気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね ....
新しいノートに書いた恋の詩潤った心湧き上がる想い
気紛れな冬の寒さに左右され厚着のままで軽く汗をかく
押し寄せる会話に心傾ける初めて聞いた君の思い出
鞄には収まりきらない幸せは減るこ ....
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの
こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく
はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました
泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い
ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき
てぶくろ ....
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか
パリコレに出たい姉貴の唇に寄生している青海苔の笑み
清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ
詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜
誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋
....
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く
人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる
散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番
もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ
眠る子の顔を真上か ....
猫見知りする猫のこと草のことなどを束ねる点滅信号
ノスタルジアへの切符は枯草色、少女と猫にだけ売られる
めくるめくつなぎ目の芽よその先にそっぽむく猫のしっぽはシグナル
....
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないのに
ブローニーフィルムみたいに大切に試してみては破くコンドーム
ことごとく逆らいきれずに動物の骨だったという楽器にさわる
叫ぼうとしても脊髄反射だしなにかを失うわけではないよ
....
鉄棒が 久しぶりに 大人の相手
子供とは違う手の温もり 逆上がりを苦しそうにする大人
でもし終わった時の 子供のような笑顔
絶望した希望が絶望になりたがった
絶望が教えてくれた 希望も一度は絶望になりたがるさ
希望は絶望に一礼し 希望達のもとへと帰っていった
こひもともひこさんの短歌おすすめリスト
(198)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ
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北大路京 ...
短歌
1
15-2-13
猫溜まり
-
未有花
短歌
18*
15-1-23
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
-
北大路京 ...
短歌
4
15-1-23
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-1-16
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
-
北大路京 ...
短歌
5
15-1-12
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
-
北大路京 ...
短歌
4
15-1-12
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
-
北大路京 ...
短歌
6*
15-1-8
はじまりの星
-
石田とわ
短歌
7*
15-1-8
オーロラカーテン、モノクロの
-
ゆうと
短歌
2
14-12-18
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
-
北大路京 ...
短歌
3
14-12-9
医師
-
夏川ゆう
短歌
1
14-11-25
「哲学ごっこ」2014.08.24_(6首)
-
もっぷ
短歌
3
14-11-5
植物
-
夏川ゆう
短歌
1
14-11-5
たまきはる
-
阿ト理恵
短歌
3*
14-10-21
鞄
-
夏川ゆう
短歌
1
14-10-21
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの
-
北大路京 ...
短歌
2
14-10-15
風のはじまりをあなたは知っていますか?_
-
阿ト理恵
短歌
12*
14-10-13
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
-
そらの珊 ...
短歌
19*
14-10-11
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか
-
北大路京 ...
短歌
5
14-10-9
パリコレに出たい姉貴の唇に寄生している青海苔の笑み
-
北大路京 ...
短歌
2
14-10-6
青が崩壊する。
-
阿ト理恵
短歌
8*
14-10-5
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く
-
北大路京 ...
短歌
2
14-10-5
うちの子のうた
-
中村 く ...
短歌
4*
14-9-22
猫と信号機
-
阿ト理恵
短歌
4*
14-9-19
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
-
北大路京 ...
短歌
2
14-9-9
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-7
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないの ...
-
北大路京 ...
短歌
8
14-9-7
カスピ海ヨーグルト
-
ことこ
短歌
8*
14-9-1
鉄棒と相手
-
陽向
短歌
2*
14-9-1
絶望の呟き
-
陽向
短歌
1*
14-8-31
1
2
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4
5
6
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