すべてのおすすめ
じょりじょりじょり じょりじょりじょりと じょりじょりじょり
指先が笑う 猫の眉間に
風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ
あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し
過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
昨晩は大雨が降り今朝はもう穏やかに晴れ雨寄せつけず
別荘が同じ間隔で建てられて夏は賑やか冬はひっそり
赤ちゃんは何でも全て見えている「見る」「聞く」「感じる」能力凄い
冷房がよく効き ....
John Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィアにしか見えないね
哀しみに悲しみをブレンドして正解とする 許しがたい癖
安酒の孤独とマクドのミルクを注ぐ珈琲 ここだけの華
禍と無力に囲まれ 飲んだ珈琲 信じてたものを確かめる作業
....
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日
酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ
「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え
....
朝食は御飯よりパン選ぶ君異国みたいなリゾートホテル
無意識に知らないうちにやっている誰でも一つは持っている癖
ポケットに隠した言葉湿りがち陽射し浴びればキラキラ光
宇宙から送られてく ....
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬
しなしななのに なんという瑞々しさよ 冬のほうれん草 おひたしの濃緑よ
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても
おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る
どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ
ねずみがい ....
逃げてゆくよう金色の葉降る 喪った小鳥を探してしまう
決めることができないまま手を離し 昼夜を分かつひとすじの雲
夏の音が 暇つぶすため生きているような身体からふいに鳴るから
....
いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきます
洗面所狭くなったが歯磨きをふたり並んで出来て幸せ
試し書き君の名前を書いてみた文具コーナー赤くなる僕
本当のことを言うのを失言と大人は諭すこどもの余白に
わかってる何度も読んだ本開き一番いいとこ破って捨てる
明日ならばきっと良い日と思いたい昨日にめちゃくちゃに落ちてる今朝
....
愛してよ愛してよ愛してよ中指だけでも良いから
華奢な手の中性的なあの人が男に変わる瞬間が好き
端正な横顔が好き整った髪型が好き全部壊して
SEXを『性行為』と言うあの人がたまらな ....
復讐は果たされたのよあの人の子どもを産んで唯一とする
幾億年語り継がれる罪などは地球を生んで塗り替えられる
宇宙とは僕たちのこと出会ったら生まれた渦に取り込まれてる
愛すべき馬鹿な男 ....
君の事を羨ましく思うのは僕が駄目だと思うからだ
苦しいという単語からひた向きに苦味を味わう忍耐を知る
伸び上がり枝を掴む柔らかな君の指先に咲いた桜
他人(ひと)の事 ....
強風に この身のタガをはずされそうで夜の毛布を抱きしめている
蓋のないボンドはいつしか固まって自己完結を目指しています
貝ボタンはずせばそこはあの海で潮の香りが満ちて広がる
風見鶏 ....
下ネタをよく言うやつが結婚し言わないやつが損をしている
秋風に頬を染めあげ吾亦紅 小首をかしげあなたを呼んだ
かくれよう さぁかくれよう、さみしさがやってくるまえ眠りのなかへ
疲れたと膝を抱えるきみのそば あしたのそらの尻尾をつか ....
薬局で迷いに迷って買いました蜂蜜入りのリップクリーム
秋物を買おうと行った店先でつい手が伸びる夏の{ルビ値引き品=バーゲン}
肌寒くなると伸ばしていた髪を切りたくなるのはなぜな ....
この夏を共になんとか生き延びて ずしりと重い冬瓜を買う
唐辛子 束ねて売れば店先が花屋になった花屋であった
セルリーがしなびて見切り三十円 手にとればもう戻せなくなる
無花果の星型に ....
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ
トラックにはねられそうな柴犬をかばい断たれた選手生命
からっぽをからっぽで埋めからっぽで蓋をしててもあふれるからっぽ
好奇心膨らみ咲いた花たちがアサギマダラに化けて海越え
こひもともひこさんの短歌おすすめリスト
(198)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
2cmほど
-
あかりん ...
短歌
2
14-1-20
ひたすら
-
石田とわ
短歌
15*
14-1-14
別荘
-
夏川ゆう
短歌
1
13-12-16
John_Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィア ...
-
北大路京 ...
短歌
3
13-12-8
クリスマスブレンド
-
深水遊脚
短歌
9*
13-12-8
働く人のうた
-
中村 く ...
短歌
11
13-12-8
朝食
-
夏川ゆう
短歌
1
13-12-2
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬
-
北大路京 ...
短歌
4
13-11-23
しなしな(自由律)
-
そらの珊 ...
短歌
9*
13-11-20
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
-
北大路京 ...
短歌
8
13-11-19
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
-
北大路京 ...
短歌
2
13-11-18
猫や_猫(自由律)
-
そらの珊 ...
短歌
15
13-11-11
ファーストダンスはわたしと
-
キキ
短歌
2
13-11-8
いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきま ...
-
北大路京 ...
短歌
5
13-11-7
洗面所狭くなったが歯磨きをふたり並んで出来て幸せ
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-4
試し書き君の名前を書いてみた文具コーナー赤くなる僕
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-4
九月のノートから2_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-10-30
性春時代
-
永乃ゆち
短歌
5*
13-10-26
イヴの頃から
-
永乃ゆち
短歌
2*
13-10-26
ショートソング2
-
雨の音
短歌
1
13-10-20
風の街
-
そらの珊 ...
短歌
10
13-10-16
下ネタをよく言うやつが結婚し言わないやつが損をしている
-
北大路京 ...
短歌
6
13-9-30
Love_letter
-
石田とわ
短歌
13*
13-9-27
ねぇ、秋がきましたよ。
-
時子
短歌
7
13-9-17
冬瓜を買う
-
そらの珊 ...
短歌
11
13-9-13
遅くない今始めても辿り着く君の目指したゴールの向こう
-
北大路京 ...
短歌
5
13-9-11
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ
-
北大路京 ...
短歌
5
13-9-8
トラックにはねられそうな柴犬をかばい断たれた選手生命
-
北大路京 ...
短歌
7
13-8-29
からっぽ
-
はるな
短歌
9
13-8-16
好奇心膨らみ咲いた花たちがアサギマダラに化けて海越え
-
北大路京 ...
短歌
2
13-8-14
1
2
3
4
5
6
7