人はそれぞれの会社と、契約する。 
もっと大事な、契約があるかもしれない。 

五感を越えた 
こころの{ルビ襞=ひだ}に沁み渡る 
天の声 

(あなたに託された夢を、吟味せよ――)  ....
浮かぶ白い半月

黄昏れいろをふくんで

風たなびく青空

金木犀の香が懐かしい


バケツに水を注ぐ

その音がこの世を映している

秋の墓参り日和だ


浮かぶ白い ....
当たり前のことを

当たり前と思わないことで

幸福になれると

君の小さな鼓動を聞いて

知りました
あの丘の上に登れば
何かが見えてくるような気がしている

ただ思考を記録するのだった
いつかくる明日の為に
ああ ああ 拍動

そして雲は流れていった
飛ぶように風

私の時は未 ....
青ざめた空を
 透けた羽が、昇っていき
 影となる
明日の朝は
風色もしなやかに、声も無く
 さけんでいる

( 、この一瞬を
   ずっと  )

青い果実を
   ....
ほしぼしのきらめくそらへ
  もくとうをささげる
初めての花
(ああねぇ)。
忘れないいつまでも
行雲は、咲いていた
わたしの面影にさす光
(左様なら、また明日、(拝礼))。 ....
9月の終わり
終い忘れた風鈴がきらきら泣いている







オリオンの寝言はいつだってざっくばらん
今日はあらしの夜だってね
それでも何事もなく光っていておく ....
潮騒
の果てに
祈り御達の呪文
あなたになっていく
沈黙

海辺
風化した
軌跡や誰かの舞踏
あなたになっていく
海風


どこまでも、空
果てを描かなければならない ....
秋の山肌は
あかときいろにゆれている
思ったより悲しくないらしい

少し風だけが
さみしがりやで
いつのまにか心の中にまで
ふいていた

長袖の人と
半袖の人の同居で
季節のあい ....
秋の日差しが 梢を貫き 斜めに大地に刺さる 階段の様だ

いつの日か 私が揮発して この空に混入する その時は

これを登って行きたいと 望むのである

きっと 晴れやかな心持ちで 徐々に ....
風のしるし
群青の海は、無辺の解放区


人の言う
海の どこかにえがかれているという 境界線を追う
海鳥の巨きな瞳に
偽りは ゆるされず


    線など  ありはしないのです ....
先が明るいから

感謝するような人生ではなく

感謝に満ちているから

先が明るいと思える人生がいい

そうしたら後悔や嫉妬や疑念

そんなものもなくなるのだろう


秋の光 ....
 「木の物語」

きょうもまた
あの木のてっぺんにいる
あれは多分ぼくだ
ぼくの知らないぼくがいる

忘れていたのかもしれない
ぼくがすっかり忘れていたぼくがいる
だから懐かしい
 ....
あなたの瞳に、僕が映る 
僕の瞳に、あなたが映る 

あなたの中に、僕はいる 
僕の中に、あなたはいる 

あなたの内に、天はあり 
僕の内に、天はあり 
天の内に、僕等はいる 

 ....
嫁さんと周に駅まで送ってもらい 
仙台行きの新幹線に乗る前 
待合室で一人になって、はじめて 
(今日で周は一歳か)という 
思いがじわり・・・と胸に広がった 

毎日嫁さんのやりくりで  ....
夢をごらん
今の君だからこそ見られる夢を
その身に纏う翳りさえ透明なうちに

夢をごらん
翼ある夢を
コーヌコピアから溢れる花と果実に
彩られた夢をごらん

君の心から生まれつづける ....
見上げた灰色の空に

風が答えるように 霧雨をよび込む

屋根岩二峰

小さな張り出しの下にたどり着いても

漂う水滴から 逃げる事はできない


吸う息も 吐く息も
踏みしめ ....
私は決してめげない。
どんな事があっても
前を向いて歩いて行く
自分の進むべき道を行く

夢と希望を諦めない。
夢が必ず現実になる。
そう思わずいられない。
自分が否定されても、
立 ....
旅立ちの原点そっと触れる爪先

手のひらに残ったものをかぞえる秋

虹のこびと遠く笑ってさかだちしてる

年月の更けゆく日々に聴くラフマニノフ

宇宙翔けるもの星座のしずく夜に流れ
 ....
秋とは肩を寄せ合い歩きたい

約束なしで出会っては

流れの渦に留まり続ける

紅葉とイチョウの落ち葉のように

ゆっくりと語り合いたいものだ

何一つ声に出すこともなく

 ....
 =ある こどもの ことば=

こころが 
 天に向かって口から出て響いているよ
それは 葉っぱなんだよ
風にゆれている
冷たい風だとふるえているよ
あったかい優しい風だと喜んでる
お ....
秋が始まる頃
ようやく
旅人が帰ってきた

ちょいと
長い散歩だったかな

悪びれもなく

おかえりというのも
待ち焦がれていたようで
まったくもって
しゃくなので
おみや ....
あなたの言葉にいつまでも続く永遠を感じ 
あなたのぬくもりに限りある生命を想う
木々の葉が周囲に
ざわざわ鳴っている 
{ルビ藁葺=わらぶ}き屋根の山門が 
中天の日に照らされている 

あの門を{ルビ潜=くぐ}った向こうの 
石段を上ってゆけば 
一体何処へ導かれ ....
気づくと
無意識に祈っている

例えば
エンドレステープのように流れる
交通事故のニュースを見れば
家族の交通安全を祈り
遠い国で
爆撃によって命を落とす人がいるニュースを見れば
平 ....
今、自分がいる七メートル四方は平和 かもしれない。
(家族が静かに眠っている)

五キロメートル四方はどうだろう。
参千キロメートル四方は・・。


家族が静かに眠れますように。

 ....
もしも
かなしみのなかのかなしみで
そだつきがあるならば

そのきは
うみかぜのなかで
ぐっとねをはり
えだをすこしずつのばし
はなをさかせるだろう

そのはなは
きっと
すい ....
皆に大切にされ
心を砕き、
言葉をかけてくれる。
夢を見せてくれる。

人を大切に思い
言葉を選び
共に尊重する。
互いの幸せを願う。

プレゼントをして
喜ばれ涙する。
自分 ....
蝶に似た花に
花に似た蝶がとまっていますね

うろこに似た雲が
ここではないどこかから流れてきて
ここではないどこかへ泳いでいきます
そこは空ですか
ええ
海によく似た空です

せ ....
雨雲が
僕の上に雨を降らせた

まるで小さな涙を隠すように


雨が止んだら
七色の橋をかけた

小さな涙を
その訳を
そっと暖めるように


大きな太陽が
 ....
木の若芽さんのおすすめリスト(164)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
契約_- 服部 剛自由詩512-10-8
秋の日和- 吉岡ペペ ...自由詩912-10-8
小さな力- 小原あき自由詩9*12-10-8
境界の向こう- 宮岡絵美自由詩612-10-8
青果- こしごえ自由詩3*12-10-1
晩春- こしごえ自由詩2*12-10-1
9月の風鈴- マーブル自由詩712-9-30
海辺にて- うめぜき自由詩812-9-28
夕焼けの海- 朧月自由詩1412-9-27
昇華- ドクダミ ...自由詩412-9-27
ウミネコの国- 月乃助自由詩8*12-9-26
天高く馬肥ゆる秋- 吉岡ペペ ...自由詩1412-9-25
ものがたり- yo-yo自由詩712-9-24
- 服部 剛自由詩512-9-23
約束_- 服部 剛自由詩612-9-23
夢をごらん- 塔野夏子自由詩6*12-9-23
マツムシ草- ぎへいじ自由詩9*12-9-23
前を向いて歩こう- ペポパン ...自由詩5*12-9-23
宇宙翔けるもの- 梅昆布茶川柳512-9-23
秋の気持ち- ただのみ ...自由詩19*12-9-23
言の葉- 侔義自由詩2*12-9-23
露草- そらの珊 ...自由詩15*12-9-22
これを愛と呼ぶのなら- 文字綴り ...自由詩3*12-9-21
山門_- 服部 剛自由詩712-9-20
みたまに- そらの珊 ...自由詩17*12-9-20
平和への詩- 侔義自由詩4*12-9-18
風葬- 青色銀河 ...自由詩8+12-9-18
幸せ- ペポパン ...自由詩7*12-9-17
うつろい- そらの珊 ...自由詩24*12-9-15
いつか- ジュリエ ...自由詩212-9-15

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