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たぶんふらふらだ

本気の小学生がかかって来たら

やられてしまうだろう


そんな時間の影のなかだった

自分を抱えた思惑が

ぼくを置き去りにしていった


たぶんふら ....
法則を聞いてみる

雲のうえに

青空に

ひかりに

法則を

発見せずに

決めつけずに

雲のうえに

青空に

ひかりに聞いてみる


市電がとおる
 ....
会えなくなるとはカタチのことだ

カタチにこころが付いて行かない

カタチとこころは全くちがうのだ


ぼくはこころだけを感じてゆこう

こころのことだけを感じてゆこう


会 ....
星をみたくて

夜風をすいたくて

みんなシーンとしたくて

使命感だけが

ほのぼのと燃えていた


哀しくてなみだより

胸のいたみより

息ができなくなった

 ....
卵をわざとらしくさせたようなカステラ

あの甘さに真実などない

甘さは真実を同じ味にかえてしまう

そう決めつけてみたところで

悲しみはなにもかわらない

かわらないと決めつけ ....
つぶやきでなくささやき

誰かがいるなら

みんなそうだったはずだ

この街の山並みになれて

朝に照らされて

涙も流せずに果てていた


愛はぼくに練習させる

その ....
波には波より速く泳がなければ乗れない

パドリング、波、ボードに乗る、

波に着地するようにボードに乗る

ボードの先端が波頭に乗っている

波頭が白く砕け白く生まれ変わる

それ ....
命は異相にも存在する

断て断て

忍耐

断て忍耐

でも命を使うのは此処


ばら色の人生からまる

いばらの人生からまる

美しさは永遠からまる


命は異相 ....
残酷なギャングスター

銃口をむけながら

若いふたりと談笑している

こころでは泣いている

目では笑っている

顔では遠く考え込んでいる


みんな帰ってゆく

どこ ....
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
空や大地や山河には

草木やからだやひかりには

水の記憶がやどるだろう

水は変化のたとえではない

水は異世界の存在をたとえている


変化もそう

異世界の存在をたとえ ....
こちらは大雨です、

ぼくはこころでそうしたためた

未来は今と過去の連続地点にあるのではない

今と過去と未来はパラレルワールドで

そのパラレルワールドには無限の組み合わせがある
 ....
そう呟かれて

ぼくはそのひとを殺してしまった

悲しかった

静かだった

淋しかった

自殺するひとの心が見えた

ぼくは飛び降りた


ぼくが殺人も自殺もしなかった ....
いいなあと羨む気持ち

誰にでもあるよ

いいなあと羨む気持ち

少し淋しくもなるよ

けど気にしなくていいよ


そうなりたいだけなんだ

ぼくらはただ

そうなりたい ....
偶然や必然のふりをして

なにかがぼくらを試している

みんな失いそうになるたび頑張っていた

だって世の中すべて

失いそうなものばかりだから
ひとは誰かのために梯子をのぼってゆく

そうでもしなければ生にしがみつけないのだ

移りゆく刹那を

永遠にすりかえる

そのような作業を

慈しみ歌にする

そうでもしなけれ ....
なにがほんとうか分からなくなっていた

夢のなかで見たことなのか

現実に起こっていることなのか

ぼくはおかしくなっていた

たぶん夢のなかでの出来事だった

それを現実の出来事 ....
領土をめぐる中国人たちのデモ

私の国の街宣カーたちのデモ

私の国の原発廃止論者たちのデモ

私の国の原発推進派たちはデモをしない


ひとつの考え方を

排除するような時にし ....
病気になろうと

ひとに見向きもされなくても

酸性雨に降られても

誰かに傷つけられようと

セシウムを撒かれても

ひとびとに伐採されようと


木はただ木だ

文句 ....
ガゼルは朝ライオンより早く起きなければならない

そうしなければライオンに食べられてしまうことを知っているから


ガゼルよ、走り出せ

ライオンよ、走り出せ

ぼくらよ、走り出せ
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ....
紅くてちりちりした涙が枯れ果てる

オレンジ色の小さな花の

フルーティな抹茶みたいな香りが

ぼくらの世界を席巻している

それはグーグルアースにも映らない


道をゆく者たち ....
東の空のしたで彼女が孫と祈っている

彼女は自分のために祈ったことがない

だからぼくが代わりに祈り守ってゆく


同じ時間よ

それだけが

欲しかった

同じ空間よ

 ....
秋のひかりと血潮の影に

私のゆびさきが染まっている

雲がきれいだ

貴女のようだ

秋と私は漢字が似ている

水色の匂いだ

貴女の匂いだ

秋のひかりと血潮の影に
 ....
だから俺は生きてこれた

日々を告白するように

だから俺は書いてこれた


音楽と過ごしていた

ただ未来を見つめて

夢まぼろしの立体が

遠い虹のようだった


 ....
ひとをじぶんのもとに呼びつけない

これぐらいでいいだろうとは思わない

じぶんや周りの?や!を素通りしない

めんどくさいことを途中でやめない


反論に対しては反論しない

 ....
高い所や高級な場所が好きになれなくて

そんなところに行くことはなかった

それはぼくのわがままで

そんなわがままに象徴されるぼく自身が

宇宙レベルのまちがいでもあったのだ!

 ....
星と飛行機がすれ違う

星も飛行機もそれを知らない

星も飛行機も

勝手に切実に在るだけなのだ


見つめていたのは

遥か地上でだった

寂しかっただけだ

丁度よか ....
先が明るいから

感謝するような人生ではなく

感謝に満ちているから

先が明るいと思える人生がいい

そうしたら後悔や嫉妬や疑念

そんなものもなくなるのだろう


秋の光 ....
ただのみきやさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(406)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふらふらだ- 吉岡ペペ ...自由詩212-12-30
信じる- 吉岡ペペ ...自由詩812-12-24
カタチとこころ- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-22
星をみたくて- 吉岡ペペ ...自由詩612-12-18
カステラ嫌い- 吉岡ペペ ...自由詩112-12-6
誰かがいるなら- 吉岡ペペ ...自由詩512-12-6
サーフィンが好き- 吉岡ペペ ...自由詩212-11-28
ばら色の人生- 吉岡ペペ ...自由詩312-11-28
寝場所- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-21
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
水の記憶- 吉岡ペペ ...自由詩812-11-16
ぼくはあなたに- 吉岡ペペ ...自由詩912-11-12
そう呟かれて- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-4
いいなあ- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-3
慈しむ- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-30
永遠- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-29
午前2時33分- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-23
人間って奴はもう- 吉岡ペペ ...自由詩212-10-23
悔しければ泣くな- 吉岡ペペ ...自由詩512-10-23
ぼくらよ、走り出せ- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-20
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
少年世界- 吉岡ペペ ...自由詩1812-10-12
宇宙には届かない- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-11
彼女が孫と- 吉岡ペペ ...自由詩1212-10-10
雲がきれいだ- 吉岡ペペ ...自由詩1412-10-9
遠い虹- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-5
これぐらいでいいだろうとは思わない- 吉岡ペペ ...自由詩612-10-3
ぼくのわがまま- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-1
星と飛行機- 吉岡ペペ ...自由詩912-9-27
天高く馬肥ゆる秋- 吉岡ペペ ...自由詩1412-9-25

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