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あなたのひとつめの死を現像するための暗室でいくつもの春を指折
り数えていた(宛先のしれない指示語が濫用されてしまう街の隅に
ちいさくうずくまったまま声を発さない亡霊たち(汲みあげる手つ
きで垂れ ....
おはようございます。

今まで本当にありがとう。

酔い潰れてひっくり返ったり

楽しかったけれど迷惑ばかりかけましたね。

ほんとうにごめんなさい。


あなたが心の葛藤を持っ ....
青い穏やかな水面と石で囲まれた護岸壁

ロヴィニ

港町の路地に切り取られた
対岸を望める海の風景
丘から眺める町並みは
オレンジ色の屋根がアドリア海まで続く

小さな小さな箱の ....
  朝の町は
  赤く輝いている
  透明な蝶が群を成して
  燐粉を煌めかせ舞い飛ぶ
  駅へと続くなだらかな坂道
  冬空に灰色の息を吐き
  自販機でコーヒーを買う人

 ....
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愛のクロニクル

僕たちの幻想記号はI

無常をつかさどる伯楽はきょうも酔っ払っているし

ぼくの心も穴だらけだ

もう希望の歌はうたえないのだろうか


 ....
青空が
ぴかぴかぁ
光っている

曇っても
びしょ濡れになって
恐怖が
降りそそいでいる

Atomic sunshine
見て見ぬふり
しない 君は 見えない
素粒子の中で
 ....
空いっぱいの夕やけを見たいとHが言う


 寒くない?
 うーん、だいじょうぶ。
 今日はあったかいし絶好の夕やけ日和よ。
 どこがいい?
 うーん、
 海がすぐちかくにあって、川の流 ....
僕の彼女にはストーカーがいて

僕は2番めのストーカー

夜のアスファルトを這う獣


15の夜から変わらない獣

今日も素面で盗んだバイクで走り廻ってる


軋むベッドを今で ....
街は核に犯され














ニグロの大統領

















何かが起 ....
冷たさの切っ先を研ぐ月光へと
自殺志願者の息が首をもたげる
いっとう美しい行いの後も
彼は彼のまま生きるだろう
あぁ穴だらけの空が光っているよ


サナギではないというのに
殻であ ....
青春ごっこを今も



続けながら旅の途中









 ....
{引用= 「歯」

  数匹の
  蟻とともに
  おまえの白い歯が
  焼かれている
  雨は
  降らず
  風だけが、その
  匿名の乾きを
  旗印のようにたなびか ....
ブルドーザーがやってきて
まるごとごっそり
私の悲しみを
持っていってくれないかなあ

タンクローリがやってきて
あふれるぐらいたっぷりと
私の心を
満タンにしてくれないかなあ
「カリヨン」

                 乱太郎

さっきまでの淋しさは
          何処に

さっきまでのうっとう ....
素粒子の海で、分解されたままの、不確定の、私達という、名の、洗われた、ものたちが、今、優しい、数式で、拾われて、わられていく、言葉たちは、ちりぢりになって、目にみえない、わたしとあなたは、いくつもの素 .... その肌は月色に 氷のように透き通る
清く冷たく滑らかな白
その瞳は鯨色に 炎のように揺らめく
不思議を隠した群青色

少年は無造作にこちらに近寄り
「君のことならなんでも知ってるよ」
 ....
球体 陶器 木偶 海底 列柱 イオアンネス

肋骨 列柱 古代の不思議 肺臓学

喉笛骨 空洞発声 老婆 時限式 

四次元 箱家 ラピスラズリ 瞠目 手品
 
宮殿六角形 セミラ ....
愚かでみじめなトロージャンは
















最後にた ....
  まるでこの世の始まりから
  僕を待っていたように
  茶色い床に君の
  十二枚の写真が散らばっている
  秋の風が窓の外で
  穏やかにはためく午後
  僕はグラスに冷たい ....
世界は言葉で出来ている!

れんこんの泥沼で叫ぶ半裸の男

もしも彼の尻に痣があったら

似ているのではない。そのまま存在と本質である

隠然たるその鼻息は世界を凍らし

笑いと共 ....
太陽が光り輝いて見えるのは

私の内面が光り輝いているからだ

私の眼が外側に私の内なる光を見て

太陽は私の眼を通して私の内に差し込んでくる

どちらも明るいから"光&qu ....
ダンジョンから出られない










ぶっ壊しては再生し



再生してはぶっ壊して




 ....
雨降れば、君はそこに

風止めば、君はそこに

僕はどこにでもいる

君の中にも 僕の中にも

雨降れば、君はそこに

風止めば、君はそこに
 
 
毎朝なのかもしれない 
ぼくの指は豆腐に刺さって 
抜こうとすればするほど 
意味との距離が遠ざかっていく 
交番に住むアマガエルに 
おはようを言うきみの顔が 
今日もきれい ....
だんだんと
遠のき
やさしくなっていく
日々のなかを

発光するリボンが泳いでいる

なめらかに熱く
泡立って

注意深く生活する
わたしをからかうように
発光している
 ....
ペットボトルで汽笛を

「ボォーボォーボボッ」と

鳴らして街を走る

電信柱は少しずつ地中に沈んでいき

麒麟の首がにょきにょき生えてくる

色とりどりの紙飛行機が

空から ....
ざまぁないな














福島と言わず


東北と言わず




滋賀ぐらいから北は全部



が ....
警察が犯人を連れて現場に来ていた
私はそれも知らずに
突然走り出し綱を引きずりながら逃げる
飼い犬を追いかけていた
もうすぐ夏になろうかという
晴れた休日の正午

追いついた山の中の広場 ....
聖堂の夜会に踊りに行こうと、あなた以外の右手が誘い出して、音をたてて破裂した日の名残り。俯かせた顔の影絵。錆びた蛇口みたいに固まった猫が見つめ。
{引用=祈りとオリーブ色がまじった夜がゆらめき始まる ....
どす黒い流動体の官能的な変化だ、分類されなかったあらゆる感情を生のまま飲み込みながら、軟体動物の様なその姿を次第に巨大に膨らませ、中枢の重要なポイントに禍々しい液体で穴を開けようとする、欠 ....
マーブルさんの自由詩おすすめリスト(250)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
glossolalia- 雛鳥むく自由詩1111-12-10
ありきたりな私信- 梅昆布茶自由詩411-12-9
アドリア海- ……とあ ...自由詩11*11-12-8
- 草野春心自由詩9*11-12-8
愛のクロニクル- 梅昆布茶自由詩211-12-8
And_you_are_the_sunshine- 野澤 尚 ...自由詩3*11-12-8
午後の詩集- たま自由詩31+*11-12-6
ストーカーの夜- 梅昆布茶自由詩411-12-5
死ぬまでには生きてみたい- TAT自由詩3*11-12-5
よるさえ- IMAGAMIMAGAM ...自由詩211-12-2
盗作- TAT自由詩1*11-12-2
草原へのコラージュ- 草野春心自由詩11*11-12-2
ブルドーザー_タンクローリ- マフラー ...自由詩5*11-12-2
「カリヨン」+「ケロヨン」- 乱太郎自由詩1711-12-2
祈り(連詩)- ことこ自由詩6*11-11-26
メシア- ゆべし自由詩311-11-26
- 高濱自由詩211-11-25
カモメの宝さがしの唄- TAT自由詩5*11-11-24
レンズ- 草野春心自由詩21*11-11-24
01_Ceremony.wma「哄笑の始末」- 非在の虹自由詩311-11-24
"光"- yamadahifumi自由詩111-11-24
ダンジョン・ブルース- TAT自由詩1+*11-11-23
君はそこに- yamadahifumi自由詩311-11-23
細々と- たもつ自由詩511-11-22
発光する- はるな自由詩411-11-22
深夜の徘徊ポランスキー- 灰泥軽茶自由詩511-11-22
ざまぁないな- TAT自由詩1*11-11-21
ある初夏の日の身震い- 相差 遠 ...自由詩5*11-11-21
川沿いの聖堂- コーリャ自由詩711-11-21
煤けた夜- ホロウ・ ...自由詩2+*11-11-20

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