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無が堆積する日常の中で屍蝋化した純朴が
何を見ることもないまなこただ見開いて
呻くような旋律が微かに漂う空間の中を
まだらになって静止している
まだらになって静止している
....
夏の星座の下で
コカ・コーラとポテトチップス
行き場を
排除した僕らは
廃棄された遊園地で
誰も居ない遊園地で
こんな歌あったなと思いながら
夏の星座の下で
....
山羊の頭のスープ、二、三杯ぶちまけて
俺のベッドはゴキゲンな調子に粘っこい
イエスタディズ・ペーパーが届いた日よりずっと昔に出ていった女が
天窓から覗き込んでヴゥードゥーの呪文を ....
サンデーバザールのあと
あらしが何度か通りすぎ
片腕の乞食が食いっぱぐれ
捨て猫みたいに骨と皮だけになって
水気で頬をいっぱいに膨らませた雲は
策略的なハンターの目つ ....
長く呪うような雨が好きだ、長く呪うような雨が降り続けば、それよりもずっと怖ろしいおれの心中はどこかに隠れていることが出来る。心情的な濡れ鼠と化しながら、おれはだらだらと夜の行く先を見ている ....
痺れを切らす午後が
薄皮を穴だらけにする
口の端にこびりついた
昼の餌の放つ臭気
洗面で洗い流して
あとかたもなく洗い流して
遮光カーテンの向こうで
目も合わさない今 ....
どす黒い流動体の官能的な変化だ、分類されなかったあらゆる感情を生のまま飲み込みながら、軟体動物の様なその姿を次第に巨大に膨らませ、中枢の重要なポイントに禍々しい液体で穴を開けようとする、欠 ....
マーブルさんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天国へハイウェイ
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ホロウ・ ...
自由詩
1*
13-8-4
夏の星座の下で
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ホロウ・ ...
自由詩
7*
13-5-23
萎えた感情のダンス
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ホロウ・ ...
自由詩
5*
12-10-2
街角で簡潔に詰め込んだ食事のあとで
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ホロウ・ ...
自由詩
7*
12-9-25
がらくたくだり
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ホロウ・ ...
自由詩
6+*
12-8-28
夜のぬかるみの中で不十分な手入れの銃を構えている
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ホロウ・ ...
自由詩
4+*
12-8-24
煤けた夜
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ホロウ・ ...
自由詩
2+*
11-11-20
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