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びんびんに冷えたコーラがオレは好きだ。
あの鼻から頭に貫通するしびれが好きだ。
わさびやタバスコとは又違う、あの
コーラの快感が好きだ。

最近、
オレはついにコーラの様な女に出会った。
 ....
僕らの歩む道はそりゃあだいぶ危なくて
気を抜くとヘッドスライディングで車道に飛び出す始末
あぁ馬鹿なことしたって反省しても
なにを今更とかなんとか返されてそれはだいぶ凹むし
轢き殺されてしまっ ....
逢いたさは
距離に比例する

忙しさの倍数である

ひとりの夜には
二乗される

愛情という
未知の定数を持つ

この方程式を解きなさい

飛行機も
新幹線も使わずに
  ....
俺妊娠させてもうてん
なんて突然お前は言い出した阪急梅田と東通りをつなぐ歩道真ん中の小さな溜まり場で
駅ビルのネオンがやけに明るいと思ったらもう終電近かった
結構長い付き合いなのにまだ何を考えて ....
なんだか
なんでもほっぽらかして
なんだかなんでもいいような
なんのこだわりもないような
ぽつねんとしてしまちゃうような
午後はないか
うとうとねむたくて
ダイソーの105円のし ....
いたみは はんぷく
ことばとは うらはらな
ひていが ほしくて
「そうだよね」が ひどく いたい
「ああ、やっぱり」が ひどく しみる
あの人は頭にツノがありました
ある日
頭にツノがあって大変ですね
と言うと
あなたはツノがなくて大変ですね
そう答えました
あれを初恋と呼んでいいものか
今でも戸惑います
ただ、あ ....
どうも最近イライラするんだよ僕は
誰のせいかってはっきりしてるけど
言うわけにいかねんだよ
つまりはっきりいやあいつのせいだよクソ

俺は息をとめて夜半にピアノを弾く
ここにきみはいないし ....
水曜日の、朝
雨の、海
ここは、底。


数え切れない水曜日が
既に溢れはじめてしまって
数え切れない雨として
朝を打ち消している
あらゆる残り香が
あ、香りではなくな ....
いつまでも
笑っていて下さい
たとえ離れていても
同じ空の下ですから
見知らぬ少年が大きくなり
間違えていないか
何度か数えなおしてみる
口あとの残った譜面や
カロリーの低い清涼飲料水
忘れるたびに覚えていく
右手では保つことのできない
左手のもの ....
頭は、たくさんあってよ。
ちいせぇ笠も、でけぇ笠も。
水すくい上げてよ。
飛び込むのさ、回転さ。
なんべんでん、やるき。
ゴールはあるき。
じゃけんど、 ....
新しい雨合羽を買うという

同じ色で良いだろうという父に
母はピンクがいいと言った

野良着は 弟のお古でも いい母であった
農作業の汚れは しつこい
捨ててもいいような服を 着ては ....
何もない ガランとした部屋で

ギターを弾きます

よく響きます


教会の礼拝堂や 

川べりのみどりを

想いながら 弾きます


たいていは バロックかフラメンコ
 ....
とても淋しい人と会って
とても淋しい話をした
とても淋しい店でした食事は
そこそこに美味しかった
それからとても淋しい歌を歌って
とても淋しいさよならをした
目の高さで手を振ると
そ ....
ささやかな いたみを ともなった ささくれ
きっと きずかない

きもちに みあった じかんで
きもちの こもった きすを

へいきなかおして そのすきまを
とおっていくのは やめて
君にあてて手紙を書こう
便箋
ティファニーの
スカイブルーな

世界は
そうだね
まだもう少し続くみたいだ
ボクは
ボクの周りの
ごく限られた人たちが
平和でいてくれたらいいと
 ....
ミネラルウォーターのペットボトルの中に
小さいけれども水の世界

携帯できる海が欲しいから
専ら水を持ち歩くのかしら

いつもいつも
海へ還りたいと思っているのかしら

ここでは
 ....
いきものがいきものでなくなるしゅんかん
世界は
小さなポケットで
ゆりかごのたわめきで

いきものがいきものでなくなるしゅんかん
そらはそらいろ
うみはうみいろ
くももたいようも
か ....
かさをさしながら自転車をこぎだそうとしている男の
ぎこちないひだりてと
ジーンズのひざのうしろあたりが
みょうに
みょうにあたしのきをひいて

その男のかさのいろと
いまのそらのいろがお ....
 正午過ぎには
 クリーニング屋がYシャツを届けにくるので
 僕は部屋で待ってます

          

           感動をお届けするために今日は ....
結婚したてのころ
奥さんがバスンバスン布団を叩く音を聞いて
親のかたきじゃないんだから何もそんなにまで
なんて思ったけど
十年目に
「布団は親のかたきなの」
衝撃の告白
親のかたきに ....
あるとき 泣きたくなって

でも 上手く泣くことが 

できなかったので

半ばムリヤリ

「泣けるから!」と貸してくれた

レンアイ映画を見た



やっぱり それでも
 ....
あまりに懇願されるので
試しに小指を与えてみた
男は急いで口に運び
コクリと飲み込むと
生あたたかい求愛がわたしに届く
唾液に光った男の喉をうっとりと通りぬける
わたしの小指

満たさ ....
あいつはとても優しい
プラスチックの歯ブラシが風呂場で
ふいに落ちたときにおもうくらい
それくらいさみしい
大阪で

散乱する破片を踏んでみてから
それが言いたいことだと気付く
僕 ....
海の香りに目をさまし
ふと見れば 波

誰を待っているのか
どんな言葉を待っているのか


不思議な涙は
いくつも流れて空に消えた

君の香りがした
君は希望の香りがした

 ....
からくりを

すこし うごかすたびに

とても つかれるので

きょうは

こころだけ めをつむって

すわっています
あたしを
さらって
あたしを
飼って
あたしを
なでて 

そしたら
あたしは

あなた

ために
いつも

にゃー

鳴いて
あげる
から

あなた
 ....
最初から
おじいさんや
おばあさんが
いたわけではないのです
ただ風ばかりが吹く
何もない夕暮れのようなところから
むかし、むかし
と物語はいつも始まるのでした
やがてお話が終わる ....
じゃんけん、
負けたからぼくが去ればいいの?
きみは勝ったのにどこかにいっちゃった
そういうのって、
最初に決めとけばよかったんだ
たぶん
ケンケンパーだったら
もっとちがったのかもしれ ....
大西 チハルさんの自由詩おすすめリスト(267)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
コーラのような女- 月山一天自由詩4*04-11-25
注意事項- 花田春菜自由詩604-11-23
逢いたさ関数- umineko自由詩1804-11-23
応答- 捨て彦自由詩204-11-20
午後のこーひーのんでみる- 天野茂典自由詩404-11-20
どうい- 玉兎自由詩404-11-17
童話(初恋)- たもつ自由詩42*04-11-17
ここにいないひとに送るピアノについての戯言- 佐々宝砂自由詩204-11-16
水曜日の底- A道化自由詩1104-11-16
この空の下- 春日野佐 ...自由詩304-11-11
晩秋- たもつ自由詩1004-11-5
スウィム- 湾鶴自由詩6*04-11-4
いつのひも_いつも- 砂木自由詩16*04-11-2
ギター弾きます- こむ自由詩1*04-11-1
淋しい人- たもつ自由詩4004-10-26
ささくれ- 玉兎自由詩404-10-9
背の割れた魚- umineko自由詩904-9-18
エスケープ- ミズタマ自由詩104-9-18
そらいろの- umineko自由詩404-9-7
さかみちのまがりかど- 吉原 麻自由詩304-9-5
正午過ぎにはクリーニング屋がYシャツを届けにくるので僕は部屋 ...- カンチェ ...自由詩20*04-8-19
スイッチ- たもつ自由詩6004-8-17
けっ- ソラ太自由詩2*04-8-14
美しき日々- 石畑由紀 ...自由詩3204-8-12
大阪で- 船田 仰自由詩1004-8-12
とまどい- 春日野佐 ...自由詩404-8-10
きょう- こむ自由詩104-8-7
あたし、ネコ- ミズタマ自由詩1*04-8-3
童話(物語)- たもつ自由詩22*04-7-30
その、イメージ- 望月 ゆ ...自由詩404-7-30

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