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こころの
やぶれあなから
ひかりがさしこんで
ねむれない
あいまいな よる
ねむっているような
ねむっていないような
ふわふわと かたむいた
やみのなかで
ねむりは
....
あすとらっど じるべると
あなたを あいしています と
うたっている
わたしの こらそん と
うたっている
たんなる ひとりの
あすとらっど じるべると が
....
よるのうた うたうのは
だれですか
よるのうた うたうのは
やねのうえ
よるのうた うたうのは
ちいさなこえ
よるのうた うたうのは
あおい まよなか
....
何もない ガランとした部屋で
ギターを弾きます
よく響きます
教会の礼拝堂や
川べりのみどりを
想いながら 弾きます
たいていは バロックかフラメンコ
....
よっぱらって 蛍光灯
感傷的な音楽と 時間
紙の上の
小さな かくれが
からくりを
すこし うごかすたびに
とても つかれるので
きょうは
こころだけ めをつむって
すわっています
からだは こころだ
こころは やっぱり からだだ
だから からだが とまると
こころも とまる
それでも からだは
こころとして
みえないものに
....