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悲しくて堪らない日のポッケにそっと手を突っ込んでみると
今日の神様からの贈り物はうちの猫の写真だった
それはケータイの中に入っていて
つまり神様は
「お友達と猫のお話でもしたらどうじゃ」
と ....
隙間を見つけたので
懐かしくキーボードを手繰り寄せる
またいっそう愚かになってしまっているけれど
私の指は、
私の指のままだった
夫が食器を洗ってくれている音がする
それを背中で聴いているのが好きだ
時々、夫は「よーしゃ」「うぉーし(ゅ)」と言う
それは私の心を思いきり健やかに笑わせてくれる
夜の音の謎解き一つ一つしてやっと眠れる子猫と一緒に 手を抜いて頼みたいという訳じゃない店屋物という一つの宇宙 ギフからたまたまをとってしまっても
ギフはちゃんと男の子のままです
そのことがダイヤモンドのようにきらめいて
私の五月にまばゆい風を運んできます
穏やかに時は流れますか
穏やかに時は流れ得るものでしょうか
ふわふわしたものが好きです
きらきらしたものが好きです
それだけの私にも
穏やかに時は流れ得ますか
冬の陽だまりは
いつだってやさしくて
初夏の風は
いつだってあたらしい
あなたのとなりで
春を聴いた私は
なつかしい秋を待つために
紅い日傘を買うだろう
ギフはそれでも男の子だ。今日の午後に何があっても。 大好きなポン柑を想うテーブルを三色ゆたかな食卓にする 冬の野のポケットにいま入ります 天井で木魚の音がする耳を持ってる 令和元年しわす 彼女とは幼馴染みで
産院のベッドまで隣り合っていた
あなたが産まれて その一秒後にわたし
、そんな感じの 二人はとても仲良しで
家庭の諸々もが似通っていたし
それがいまでは点の上にあなた ....
あの鳥あの鳥 隠して忘れる

確か ジェーイ と鳴く小鳥

あの鳥あの鳥 鳴き方忘れる

本当は ジェーイ と鳴く小鳥



――あの子は 途方に暮れていました

自分で自分を ....
ねこと あっち向いて こっち向いて ほいっ

いつも負けちゃう うちのねこ



ねこと あっち向いて こっち向いて ほいっ

いつも懲りない うちのねこ



あんまりね ....
誕生から 過ぎ去りし日々 あまりに

早かったね

そのほとんどを 自分のためにではなく

使い果たして 人は逝く



磨耗 という言葉 なんだかな ぴったりだな

焦燥して ....
いつでもこころに太陽を

そんなこと皆言うけれど

わたしだったらきっとこう言う

いつでも神にお願いを

もしも神さま御座すなら

こうも切なく無い筈と

思いながらも想って ....
雨降りの午後

日曜の午後

約束キャンセルの

電話が鳴った

私もキャンセル

したかった

とってもとっても

ちょうどよかった



雨降りのこころ

 ....
黒のお茶に半月浮かべて

トースターでパンを焼く

焼く順番で喧嘩になって

お茶の色で喧嘩になって

バターが切れたと泣いて

わめいて 子どもの朝が

船出する 半月が ....
煌めく石ころを右のポッケに

大切にしまいこんで

輝くお星さまの残像を左のポッケに

もっと大切にしまいこんで

両の手は空けたまま

どこまでも追いかけていく

それは未知 ....
11月7日(木)

 確かな、生きものの音を立ててギフが水を飲んでいる。来た、当日翌日と違い、ちょうど一週間になる今日までの数日は泣きたくなるほど動かなくなってしまっているギフ。
、動いて
動 ....
見捨てられちまった小鳥が一羽 弥生生まれの小鳥が一羽

夜に目覚める小鳥が一羽 飛ぶ先の無い小鳥が一羽

それでもあてなく羽ばたいてみる それでも翼が頼むから

それでもあてなく飛び立って ....
いつも迷っているの

この道にしようか あっちにしようかって

いつも迷っているの



いつも躊躇って(ためらって)いるの

この道にしようか あっちにしようかって

い ....
決まったことが無いのなら

これから一緒に話さないかい?

もしも時間が取れないのなら

いつまでも 待つから いつまでも



未だ選んでいないのなら

これから一緒に話さな ....
あの娘(こ)を呼ぶ場所は無い

無限に続く螺旋階段

空まで届くかな

空なら招くだろうか

あの娘の場所があるよ と

縋ることはしない

頼ることもしない

アテも無く ....
お陽さまの出を待っている

膝を抱えて待っている

ねこも隣で待っている

からだ丸めて待っている

ふたりでふたりで待っている

お陽さまの出を待っている
時には家の無い子になって

ずっと眺めていたい あの

お月さま ずっと ずっと

夜道にしゃがみこんで

ずっと眺めていたい あの

流れ星に 祈り ながら

暖かなストーブ ....
鶴の一声歌うよりも

雀の千声歌うんだ

天まで届け この唄届け



鶴でなくては駄目ですか



束になってかかっても

ただ空しく 響き渡るは夢の夢

それでも  ....
降る夜の白熱灯の儚さよ人生アドリブだけと限らず つらい時いつも会いにいく銀杏樹の秋を語れぬ今日は切り株
梅昆布茶さんのもっぷさんおすすめリスト(415)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日のポッケ- もっぷ自由詩4*20-7-19
_- もっぷ自由詩320-5-31
すみれ日記- もっぷ自由詩320-5-18
すみれ日記- もっぷ短歌320-5-14
すみれ日記- もっぷ短歌120-5-12
ギフと。- もっぷ自由詩120-5-11
今日の風- もっぷ自由詩220-5-10
今日の風- もっぷ自由詩320-5-9
ギフと。- もっぷ自由詩120-3-16
すみれ日記- もっぷ短歌219-12-25
冬の野の- もっぷ俳句319-12-11
すみれ日記- もっぷ短歌119-12-11
- もっぷ自由詩219-12-8
ジェーイ_ジェーイ- もっぷ自由詩1*19-11-25
こっち向いて- もっぷ自由詩1*19-11-25
時代- もっぷ自由詩2*19-11-25
いつでも神にお願いを- もっぷ自由詩2*19-11-18
日曜の午後、ひとりが已まない- もっぷ自由詩3*19-11-18
或る喜劇- もっぷ自由詩3*19-11-18
同じ夢を見るの- もっぷ自由詩4*19-11-11
ギフと。2019- もっぷ散文(批評 ...119-11-10
見捨てられちまった小鳥が一羽- もっぷ自由詩2*19-11-3
幸せを探して- もっぷ自由詩2*19-11-3
いつまでも待つから- もっぷ自由詩1*19-11-3
秋だけを連れてやってくる- もっぷ自由詩3*19-10-31
ふたりで- もっぷ自由詩2*19-10-27
パンと紅茶- もっぷ自由詩4*19-10-27
雀の声拾い集めて- もっぷ自由詩3*19-10-27
すみれ日記- もっぷ短歌119-10-22
すみれ日記- もっぷ短歌219-10-22

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