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奇声をあげて
包丁振り回して
部屋中ぐちゃぐちゃ

私を抱きしめる腕が
ガタガタ震えてる

その振動が少し快感だとか
媚びた雌豚のようなこと考えた

「愛してる」は怯えていて
 ....
台風と共にさりぬ夏 僕と君は死ぬまで一緒/交わした約束はいつかきっと
何年経とうが叶うはずだと/所詮妄想のはずだろうけど
途中で人生が枝分かれ/二人に近づいていく別れ
それに気づかないフリしてた/僕も君も色々無理し ....
寒気を感じるほどの発汗
口から飛び出る吐瀉物
頭と心臓が痛い

忘れたいのに忘れられない
誰かを殺しても終わらない
次は僕が殺される番

逃げる場所なんてどこにもない
私は若くて今がいちばんの売り時
そんな姿で消えていけるなら
あなた達より幸せかもしれないね

あなた達はいつか
車に轢かれて
または病に冒されて
あるいは食中毒になって
突然いなくなる ....


希望



優しさ



そんなものはクソクラエ



君の涙

僕の未来



ひとつのこらずヤミノナカ



傷をつける方と

傷を受け ....
   かなしさは夜のなかにある。



   体育の時間、ぼくはだれともペアをつくれ
  ずに、みんなが踊るフォークダンスを眺めて
  いた。それは濁った河を渡る水牛を眺めるの
 ....
小さく告げられるニュース

摂理のように

ありきたりな浸透をする

たゆたゆと

それにわたしは浸り

夢を見る

夢を見ては

まぶたの裏にある残像を

日常 ....
キムとよく
この店に来たものさ
取り敢えず焼肉を頼んだよ
コリアンで賑やかな
この店の片隅で聴いていた
チョウ・ヨンピル
ノ・ムヒョンは今も崖の上
ハヤオ・ミヤザキは引退だ
時は流れた ....
まだ少しだけ眠たげな あなたが仕事に行ったあと

私が何をしているか こっそり教えてあげましょう


掃除や洗濯は後回し

あなたの匂いの枕を抱いて

昨日の夜を思い出しながら  ....
西日のきつく射す灰色の青いビルの側面 料理が苦手なのでパサパサの鶏肉を食べている。炊飯器鶏は誰にでもできる簡単でジューシーな料理のはずなのに、僕にかかればパサパサになってしまう。僕はパサパサの鶏肉を食べながら、これまで僕に料理を用意してく .... お月さま
細くて

鋭く 重く
耐えている 強く
空にいる 強く

明日も
その明日も
声にならない想いを
どう伝えよう
言葉はいつも役に立たない
秋口の住宅街を歩く
電線には名も知らない鳥
焼き付くようなおもいと共に
思い出される過去
空虚が約束された今
見えない未来
 ....
死ぬよりもずっと生きてるほうがいいなら
嫌なことから目をそらして
空洞だらけの人間になって
今までわたしがばかにしてきた通りの
薄っぺらい毎日を送る
夏なんてくそくらえ
ツクツクボウシに八つ当たりする

最後の蝉は彼女をつくれただろうか
いつだって割り切れる世界じゃあない
魚の骨が刺さったような顔
青く鋭い涼秋の憂鬱
仮面はかってに動き出して
僕は知らない女と饒舌になった

保健室のガーゼみたいなウイスキー
茶色く廻る酒場の喧騒
仮面は鍵を奪い去って
僕 ....
  円盤が{ルビ宙=そら}をまわる
  ふたつめのタブが開かれる
  様子をうかがうみたいに
  今
  ブラームス、
  銀色のデスク、
  影をおとす冷徹
  ここはどこだろ ....
  汽車にのって
  なまぬるい水筒にぼくは口をつけた
  鞄からとりだしたおむすびは少し
  いびつな形にへこんでしまった
  ほおばりながら見まわしてみるけれど、
  このなかに ....
{引用= 
 谷の戸に
雨景の万華鏡をのぞけば 幾何学の
狂い咲く色のはざまに
あのときのアマガエルが いました


 肩をはじく雨の
その中を走るのが、好きだと
狂人のように喜びな ....
少し横顔を見せただけで
思わせぶりに去っていく夏

雨が 家々のトタン屋根から
ライラックの葉の一枚一枚から
信号機の黒ずんだカバーから
夏を洗っていく

雨が 夜更け ....
しげ子には
何ひとつ起こらない
小説や映画の出来事は

重子は
それを不幸と考え
不当に感じている

茂子は
ひとり置き去りにされ
日常に縛られていると

繁子は
ドラマツル ....
今宵の月は魔物。
天空の漆黒はその臓腑を抉られうっすらと白い血を流す。
私は憤然としてそいつに立ち向かおうとするのだが
姿すら現さないなんて卑怯ではないか。

今宵の月は魔物。
愛すべ ....
ガーベラ バレリーナの背筋の通る首のような 滑らかな
その首かしげ

少年も青年も 性を見ずに純粋に触りたくなりそうな 一目惚れの可愛さに
くちもとが 止まる
世界が止まったと錯覚する 若い ....
大木になりたいから大木になるよ

あなたに木陰をつくりたいから

それは宇宙いちの木陰だから

あたまのうしろで手を組んで

得意げに目をとじて

風の声や鳥の声

光のささや ....
そんなもの
いつの間に出来たのかな
自爆放置は
相手への敬意

そんな
あたり前の距離感でなく
いつの間に
きずな
うまれていたのだろう

自爆は当たり前に
しらん ....
久しく ベランダの左側に 世界に満たされた月を見た
琥珀色に濁る黄金の鏡

少し大人のように穏やかに ベランダの左側に佇む私達を満たす月
生き物に違いないシンプルなループ

光の物質を黄金 ....
眠るまえと
眠ったあとの
あいだ
同じ宇宙を
よだれが流れていった
ねじれ歪みながら
空を指す木々が
何かを言いたがっているのじゃない

何か言いたくなるのは
それを見ている私

そうやって
ねじれ歪みながらも
空をめざすのをやめないで
吹く風の中 ....
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
和田カマリさんの自由詩おすすめリスト(399)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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悪夢- みゆ自由詩113-9-16
呪いの言葉- nick自由詩1*13-9-16
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かなしさは夜のなかに- 草野春心自由詩20*13-9-13
ラジオ- かかり自由詩113-9-13
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あなたが仕事に行ったあと- 時子自由詩113-9-12
_- 兎田 岳自由詩113-9-12
パサパサの鶏肉を食べる- あまのじ ...自由詩113-9-12
暮らす- 日朗歩野自由詩113-9-10
断片- 渡辺亘自由詩113-9-9
決意表明- 四角い丸自由詩113-9-8
蝉なくな_なくなよ蝉- 四角い丸自由詩413-9-8
仮面とドクロ- ストーリ ...自由詩113-9-6
円盤- 草野春心自由詩313-7-6
汽車にのって- 草野春心自由詩913-7-5
貧しい詩人- 月乃助自由詩11*13-6-28
夏の横顔- Lucy自由詩22*13-6-25
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ガーベラ_踊りたくて- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-6-4
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きずな- 鵜飼千代 ...自由詩9*13-5-27
琥珀の月- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-25
いねむり- 美砂自由詩713-5-23
ねじれた木- Lucy自由詩18*13-5-22
【緑化帯】_詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から- そらの珊 ...自由詩26*13-5-21

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