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詩をかきはじめたぼくが
言葉を失ってしまうようなできごとがあって
その次にはもっと言葉を喪失してしまうようなことが起きてしまって
ポエジーはどこかへ行ってしまったのに
それでもぼくの詩を読み続 ....
君との出会いは
私にって
一つの幸福でした
Fly high―
地によって倒れた者は
地によって立つ
Fly high―
高く飛ぶにはどうしたらいい
地を這う生活が長い
私の生活では ....
もう、難しいことはいいわよ
”今すぐ難しいことをやめなさい”
歩くなら、右の道の方がいいわよ
”右の道しかいけないじゃない”
寂しいでしょう、こちらへおいで
”寂しくなくてはこまるの”
....
ぼくという詩は読者を必要としない
読む人の責任において新しい意味が生まれていくのだ
ぼくが発する言葉は
読む人として在るぼくの責任において生まれた
新しい意味なのだ
必要とすることなく
....
静かな
夜の底に
横たわる
不覚にも
深く
沈みゆく
巣食う漆黒を
救う祈り
やわらかな闇
自由
奔放
本意でもなく
困難
混沌
隠遁の日々
....
これは、愛の鞭だと言う人は、愛に無知
あれは、愛の為だと言う人は、愛に駄目
それは、愛が故だと言う人は、愛に飢え
ならば、愛が死ぬと言う人は、愛を得ぬ
割れてわかれてなくなるために
終わりまでさようなら
そういうつながりが続いていくのが耐えられない
もうここで切ってしまおうか
何度も何度も思ってもくっついているのは
自分のためじゃないとした ....
地球に 数え切れないほどいる 各人種!!
宇宙にあるのは 過去に散った 光と ブラックホールと ホワイトホール!
核のせいで いまだに加速し 死亡する! シリアやシニア! に
....
言葉で
うすっぺらな自分に、1000の世界を作り出す
広がりを欠いた人格に
どこまでもの深みを醸し出す
嘘をつくと つき続けると
本当の自分がいなくなる
本物じゃな ....
8月の蒸し暑い夕暮れ
稲光の後で沛雨は
ひとしきり降り
気温は一気に下がった
琺瑯引きの洗面器が並ぶ廊下に
クレゾール液が匂い
雨が匂い
旅人は
青色のベンチに
座り込み
砂漠 ....
目をつむり 耳をふさぎ
『音楽』を聞こう
まるで、この世界には
君の脳内の闇黒以外には何もないかのように
そう、全ての感覚をふさいで
全ての『現実』という名の付いた物質を ....
なぜなら身体が痺れて眠れなかったさ
一言も詩について語らなかったぞ
求めていたのは一篇の善い詩ではない
遠い鳥よ
更に遠ざかれ
一つの比喩も赦されないから
せめてしっかりした文字を書くこと ....
あまりにも何もない
それを描く画家もいない
レンズを覗きながら
薄い爪を撫でる
降り続く光を
捕まえたいなんて
何度も何度も
裏切ったのは
生まれた日の呪縛
死ぬまでの地獄
気づけば、便器の奥そこに沈んだうんこをじっと見つめていた。
少し物悲しいような気分だった。
トイレットペーパーで肛門を後腐れのないように拭ってもまだ、
うんこを出したその感覚は肛門から消えずに、 ....
♪たーりーららー
♪たりらりらりらー
父さん、これ誕生日プレゼントよ
な、なんだこの金は?
父さん、株で大損してニッチもサッチもいかないんでしょ?
だからって、どうやってこの ....
広まるものは薄くなる
私たちは多くのことを語りすぎるのだ
耳を塞いでよく聞きな
俺の生い立ちはこうだ
頭を巡らせてみると
格子の向こうに四角い光
その中からこっちを見ている一本の木
やっと首の据わった俺が
ベビーベッドの中にいたというわけさ
何 ....
ハンカチに指で書いた
とうめいなそのポエムは
日なたと影のにおいがする
歯をみせてわらってよ
はにかんだきみの口元が
不思議にうごくのも好きだけど
高い ....
踏みとどまるこの地平は
無数の赤い
領域
真っ赤な
真っ赤な領域
この線から一歩踏み越えて
あの領域と領域を結ぶ境界領域で
「もうわかってしまった」
というボク
ただ
....
こんな怒りを抱きながら
僕は笑って生きるのか
生まれたこの子を抱きながら
そっぽに首ふり生きるのか
太りだしたその子が腕の中で
くへくへ泣きながら暴れている
見ているひとの ....
目を開ける
違う、開く
そのまま意味もなく、にやけて見せる
それからコップ一杯のオレンジジュースで拳程のクルミパンを五回咀嚼してから流し込む
食道が凸凹してから胃の右中間部手前斜め ....
電車の 私の後ろの座席で
アイドルグループの カツーンの話に夢中になっている
二人組の女がいた 若い声で
むっちゃなんやねん
めっちゃあれやねん
....
老人が籾殻を焼いている
見えそうで見えない光のような匂いだ
空は青く、少しあどけない
わたしという言葉はもう
ここには似合わない
赤茶けた四角い煉 ....
向かいの家の窓から
女が身を乗り出して下を見ている
左手になにか小さいものを持っている
それがなにかまでは見えない ここからは
コンセントに埃が溜ってい ....
歯をぎりぎりと噛みしめる
私の目の前に広がる闇を睨みつけながら
負けたくないと思っていた
決して背を向けるもんかと
叩きのめせ
叩きのめせ
自分の胸を打ちながら
繰り返しては吐き ....
Usual play won't be easing my mind
And I gotta find one to care
So I should walk toward my future ....
休日の正午前、
あなたは図書館に向かう歩道を歩いています。
2メートルほど前にトロピカルピンクの半袖ポロシャツ、
ストレートジーンズの中肉中背、
22、3歳と思しき男性がふと立ち止まり
左脇 ....
銀紙のいたみが残っている
なにをつつんでいたのだろう
じょじょに
曲がりくねり ながら
朝になって夜になって
夜になって
夜になって
言葉はみじか ....
人生にはテーマがある
青いテーマ
白いテーマ
赤いテーマ
人生にはテーマがある
メジャーの曲
マイナーの曲
人生にはテーマがある
明るい絵
暗い絵
人生にはテーマがある
希望の詩 ....
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