きらめく星に
願い事を込めて
手を合わせる
どうか...
この時が永遠ならば
安らかな時
心落ち着く時
どこかで太鼓の音
花火が上がり
盆踊りの人だかり
1日が終わり
行 ....
‥ばかやろう‥ と言ったままの或る日
そのひとは入院して帰らぬヒトになってしまった 。
胸のなかに打ち込まれたまま
杭はいつまでも剥かれた棘のように
静脈を突き刺してくるその痛み ....
{画像=110806230826.jpg}
ホームに止まった電車の窓越しに見える
同じく所在なく立つ隣人を想う
二本の平行した線路上に交わる事なく
二人は未来永劫交差することは無い ....
年に一度の祭りの日。
祖母は
普段は無口な祖父の、上がり調子が
嬉しくてたまらない。
わけもわからず強張る気分を悟られて
現金な顔してるんじゃないよと言われた。
内実を差し引いた上 ....
誰かに手紙を差し出したい
秘めた恋心を
白い便箋の罫線の間にそっと忍ばせて
誰かに手紙を差し出したい
今朝咲いた朝顔の欠伸が
黒いインクの文字から聴こえてくるように
誰かに手紙を差 ....
浮気をするのは僕じゃない
僕のなかの誰かが楽しみたいだけ
(意味)なんてないわ
意味なんて(ないよ)
女性キャスターのあたまの中にはいつも見られている(わたし)が居て
イン ....
雨が降れば身を隠し
雪が積もれば寝て過ごす
土が乾けば潜るだけ
ちいさなものの抵抗は
耳を掻き掻き 目を瞑り
匂いがしたならそっぽを向いて
口を結んで逃げてやる
だれかを ....
ジグソーパズルの
欠けた1ピースが
見つからない
左目をなくした
モナリザが恨めしそうに
見上げている
完全であることに
恋焦がれる病が
再発したらしい
散らかった机 ....
自分なら今日死んだって良い。
明日が来る約束なんかしていない。
生き急いでいたって良い。
只、笑っていたい。
本当はイツモ微笑んでいたい。
繰返しは愚の骨頂と言うならば、
アンタは ....
今夜も頭の中でパーティーが始まりだした。
煙草の匂いとアルコールの匂い。
フライングVの弦が1本切れた。
頭の中のパーティーは、しっちゃかめっちゃかなままなんだ。
フライングVの弦が、 ....
未来に羽ばたく自分は
人に必要とされ
愛され
大切にされる。
誉められ
役に立ち
喜ばれて
必要とされる。
幸せを噛み締めて
ランランランララ
辛い時もある。
でも未来を ....
年を取ると
苦しみが増える。
楽しむ時がない
スポーツしたい
やりたい事をして
自己満足
誰も誉めてくれない
手放しで喜べない
がむしゃらに
仕事をする
疲れる
心が痛む ....
木村屋のアンパン食べ
町の色は移り変わり
散歩する。
ポールを抱く街路樹
君を呼ぶ声
振り返り
笑顔を見せる
もう泣かないで
北風が吹き
狐の嫁入り
縦に振る頭
輝く光る ....
溢れ出てくる言葉
うれしい話には
沢山の思いがあり
聞き出す。
頑張ったね
良かったね
うれしいね
私も嬉しい
愛に溢れ
涙が出る
理解する
共有する
{引用=Mrs.Venus
幸せを呼ぶキリン
上空に 白虹 halo
いつか あなたと見たい
幻月環 現実感
南極の夕暮れ
寂しさも忘れるほど包み込んで
ミセス ヴィーナス
....
人生楽しもう
笑う角には福来る
苦しんだ分
喜びは大きい
料理はお手の物
庭掃きは日課だ
買い物はお手の物
皿洗いも日課だ
忍耐は必要
妥協は必須
努力は必至
状況は必死 ....
おまえがなけりゃ ああこんなにも哀しい日々
ぽっかりと穴のあいた虚しさよ
おまえがなけりゃ人生は こんなにも
ゆたかになるはずがなかったのさ
歓びの朝も 愉しい午後も
夜には星のささや ....
頑張りすぎてないか?
背広の内ポケットから懐中時計を取り出す
時計の風防が赤く点滅してるぜ
無理をしていないか?
ポーチから出したコンパクトで顔を見つめる
真っ赤なルージュだけが ....
日本を信じてるひと
日本に呆れてるひと
日本を殺したいひと
怒りと希望は渦になって起爆剤がないためにウロウロと
そしてテレビはポップに伝えます
当たり前に雨は降り暑くなり寒くなる
....
悪魔を呼び出すことにした中学生のメグミとマサエ
メ「 こうやって、魔方陣を描いてっと 」
マ「 ホントに良いの? 悪魔なんて呼び出しちゃって 」
メ「 大丈夫、だいじ ....
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ....
あなたに会えない日は 外に出て
あなたの好きな月を さがすのです
だから 月の見えない夜は よけいに切ないのです
シャッターの
細長い影
昼下がりの風
猫の足跡
ヤクルトのおばさん
暑い中
頑張っている。
家族の為に
揺れてはためく
洗濯物
君にすすむ一杯のコーヒー
ツバメが戻る。
....
階段を登ると
一面海だった
灯台も見えた
地平線
春風の如く
気持ち良かった。
風車が回っている。
案山子が立っている。
人に気に入られるように
動かないと、
感動を与えな ....
おじいちゃんが
よければそれで良い。
おじいちゃん好きだったけど
仕方がない。
怨んではいない
平静を保ち
苦しみを噛み締める。
おじいちゃんが幸せなら
それでいい
パワハラ ....
良かった とたくさん書いてある手紙
挫折した私にあてた 亡き先生の言葉
都会の勤めを一年で辞め地元に再就職した
仕事を覚えたての私に
あなたの事だから きっと会社の利益になる
早く決 ....
秘密だよ
誰にも言っちゃ
ダメだよ
2人だけだよ
貴方にだけは
わかって貰いたい
貴方もわかりたい
味方じゃない。
後戻りできないよ
逆戻りはできないよ
後悔はさせないよ
....
電話もメール遠慮して
出さない。
返事も無いまま
毎日を過ごす。
成就したら
思いっ切り泣くだろう
君となら分かり合えると
思う。
神様は全て知っている。
愛だけ愛だけ
信 ....
朝顔の苗を植えてから眠りたい
朝顔の種を蒔いたのは遠いむかし
空が晴れ渡る季節だったから
プランター 淡いひかり
うすむらさき「街角
ジョロ(夕立 白い指先
うすべに色の ....
『おや 気がつかれましたか。』
「はぁ。」
『まだ眠っててもかまいませんよ。』
「はぁ ん〜 とても長いエスカレーターですね。 」
『そうですね。』
「先が見えない。 ....
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