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裸足で
知らぬまに 遠くまできていた
虹色の汽車にのって帰ろうと想う
歩んだそこには、
軌道がしっかりのこっている
帰りは 来るときほどの苦労がないね
そんな声がする
ただ、さびしいあき ....
何も知らなかった
   (そう叫ぶべきだった)

冷えた夜の欠片をかじりながら
一度切り裂いた真昼の夢を拾い集める
オブジェにならない粘土
翼の破れた折り鶴
なにもかもが中途半端

 ....
短歌を超える詩が、あってもいい
詩を超える短歌が、あってもいい
詩人も、歌人も夜はおなじ寝床で肌をよせあって
眠るのだとおもう

今日はもうなにも書けなくて
はやくお風呂にはいってあし ....
2人は別れる運命にある。
ハートはちぎれ
血を流している
契りは切れる

もし人生をやり直せるなら
もう一度チャンスを下さい。
全てが無駄になる
全てが言い訳になる

まだ好きなん ....
人に好かれ
また会ってくれと言われ
人に嫌われる
着信拒否をされる

人には春風の如く
己には秋風の如し
話しを聞き
常に疑問形

広く浅い関係が
始まった
まったりした
関 ....
譲れる花 ゆとりある胸中
譲れない花 窮屈な嫉妬

晴眼のように 総てが見通せる
不思議な胸中
邪魔な信念が総てを遮る
不可解な嫉妬

譲れる花 お人好しな花
譲れない花 揺るぎ無い ....
生きることを楽しんで
常に良い気持ちで過ごしましょう
気づかない愛を受け
喜びに満ちている。

貴方に会いたい人は
沢山いる。
貴方を頼りにしている人は
話しを聞いて欲しがっている。
 ....
一人ではない
皆回りにいる
只気付かないだけ
周りを見れないだけ

苦しみを少しだけ
我慢すれば
道は開ける
楽しみは少しだけ先にある。

人を思いながら我慢する
幸せのために我 ....
君がいくつもの言葉を
ひとつの親指で
文字で刻んでいく頃
僕のいくつもの淋しさが
ひとつの羽となって
冬の凍った湖に帰って行く

鳴いているかい
僕が人差し指でなぞった
吐息混じ ....
ひろげたお店を片付ける

そしてトイレで用を足したなら必ず水を流す

便器の底を覗けば
生きてきた私自身の素性が判る




早や店じまいの季節になったものだと
ひろげすぎた店 ....
グラウンド・ゼロに何が建つのか
私は知らない

おそらく
洒落たショッピングセンターと
御影石のモニュメント

原爆ドームを見上げると
青空が見える

ドームの小ささを
私たちは ....
郷愁を誘うメロディーが
滅多につけないカーステレオから流れ出すと
僕の空は92年のあの時に戻るのです

僕が故郷と呼ぶ場所は産まれた土地のことではなく
自我が形作られた父の転勤先のことで
 ....
ノッテいるかい?
ロックンロール好きかい?
頭を動かし
キチガイになる

リズムに乗り
全てを忘れる。
頭が空になる。
水を浴びる。

踊る道化師
見る阿呆
ストレス発散
充 ....
カラオケ行こう
バドミントンしよう
ボウリングに行こう
バッティングセンターに行こう。

旅行に行こう
遊園地に行こう。
食事に行こう。
飲みに行こう。

一緒にマザーグース歌って ....
慈善事業をする
行方不明者を確保し
保護者が来るまで
付き添う

仕事でクタクタの中
飛んで会いに行く。
仏の顔も3度まで
今度は許さない。

詩集を届ける。
皆喜んでくれる。
 ....
あの子に、あの人のような遊びを
知らせたくない

知りたくないということは
それが何かを知っているということ

知っていることを知らないことにする
知らないことを知っていることにする
 ....
 
人類諸君 諸君らの敵は人類である。

ちきゅうえい】という言葉を 覚えて以来、基本 ご機嫌だ。


地球影とかいて ちきゅうえい。ちきゅうゆうえいとは 関係ない。
澄んだ ....
青空のやつ
研ぎ上げたカミソリみたいに 輝いて
今日こそ世界中の 影という影を
断ち落とす 腹づもりらしい

太陽は 白痴みたいに
ただ 笑っているばかり
これからどれだけ 薄暗い血が流 ....
そうしてまた
ここで壁に 突き当たる

何度も来た袋小路
幾度間違えれば
正しい道筋を 覚えられるのだろう

いやむしろ この惨めな反復を
彼は愛しているのかも

またスイッチを押 ....
まだ愛している。
離れたくない。
たとえ君の毒に
当たろうとも
毒を飲み干そう。

眠い眼を開け
仕事に出かける。
愛する者の為に
今日も働く

毎晩食卓に
甘い蜜を並べ
次 ....
なんという晴れやかさ

観葉植物の鉢は昨日まで湿っていたのに

靴跡がすでに乾いているのは
なんだか気持ちわるい

しきりに動きながら立ち止まる女性
俯いた姿勢に脚もとの ....
要領のよさを教えられ
知覚過敏なのと教えてくれる。
歯の磨き過ぎさと笑って答える。
植物を教える。

時間配分を教えてくれる。
細かい所も注意され、
理屈も教えてくれる。
そんなおばち ....
チョコレートみたいに
わかりやすくとけられればいいのに
甘く優しく

少し苦笑いしながらも
あなたは拒みはしないだろう
手で折られても
欠片までもが惜しそうに救われて

嫌われないの ....
草むしりをした。
みんな葉だけを取るので
根が太くなっている
抜くのが大変だ

親指の先に力をいれ
引っこ抜く
指先が痛い
後の人が苦労する。

草むしりは苦手だ
何時間も座って ....
少しだけ昔のこと
日本は鉄腕アトムと手を携えて
まるで一体だった
今ではその肝心の心臓が病んでしまったようだ
科学に憧れた日本のダイナモは
脈打つリズムに変調をきたしている

鉄腕アトム ....
三橋に降り積もる数字の粉。
揺るぎない25分は
実り在る者にとっての要。

ふと
街角のどこかで
売り物が非売品へと変わる音がする。

整形された鉱物の響きは
大多数の河岸に置いてき ....
笑顔で毎日を過ごせば
良い事がある。
それを信じて
努力する。

くじけたって
いいじゃないか
負けたって
いいじゃないか

生きていればいい
息をするだけでいい。
食べるだけ ....
ひとを愛せなくなったと
あなたは嘆き

はなから愛なんてなかったのにと
わたしは呟いた




大切なのは感動なのかな

与えて
与えられて

生まれたての感動はぷるんと ....
この世の中には
不愉快な言葉で溢れかえっている

目を瞑っても
耳を塞いでも

棘のある言葉が
皮膚を突き破って
神経にグサグサ刺さってくる

ああ どうすればいい
目と耳が欝に ....
雨ってやつは
悲しくもない 涙みたいだ
くたびれた革靴の つま先から
じわじわと 染み込んでくる
晩秋の雫
 
子供の頃は 雨に酔った
そのどこか 厳とした冷たさに

突然景色がうつ ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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