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あの子に、あの人のような遊びを
知らせたくない
知りたくないということは
それが何かを知っているということ
知っていることを知らないことにする
知らないことを知っていることにする
....
三橋に降り積もる数字の粉。
揺るぎない25分は
実り在る者にとっての要。
ふと
街角のどこかで
売り物が非売品へと変わる音がする。
整形された鉱物の響きは
大多数の河岸に置いてき ....
人の足跡や足音が消えて行くのは
目に見えるように分っていた。
あの場所では
自分を疑うより、他人を疑ったほうが
人の居場所として適しているのかもしれなかった。
皆が繋ぎ目だと言うから
もうあれは、繋ぎ目にしか見えません。
(裏方の方から)
意味の息が長すぎれば
舞台が切れる前に
大抵、役者の息が先に切れてしまうのです。
使い古しの台本も
....
札付きのポスト。
語れない物陰に隠れて遊ぶ夜。
コマ送りカラクリ人形の
差し入れを飲み込んで
心なしか
夜が明るくなった。
思い付きで
錆びにくい鉄のことは
錆びない鉄と呼ぶこ ....
追放された園方。
左目に溜まったものを
指で払い退ける。
失った部分が
期待へと変貌する。
赤茶けた横腹を擦ることが
楽しくて仕方がない。
預め言っておいた者(物)が
先回 ....
誘導された庭園で、不意の深呼吸。
どういうわけか
頂いた気分になれずにいた。
吐き出そうとすればするほど
それだけ加算されていってしまう。
吸い込み口としての宿命を捨てるための知恵が ....
雨が置いていった湿度
長気の除湿を待つことは無理そうだ。
過して失われていく途中で
雨親から離れ落とされた湿度たちが
それなりの密度で群れながらも
迷子顔して近づいてくる。
身体に ....
末広がりなクローバー。
支えの広がりは、図であるがゆえに必要。
日の目を見ない予測のために
はみ出しのところを、無理に曲げたのではありません。
こうやって事が二転三転する間には
はみ出し ....
年に一度の祭りの日。
祖母は
普段は無口な祖父の、上がり調子が
嬉しくてたまらない。
わけもわからず強張る気分を悟られて
現金な顔してるんじゃないよと言われた。
内実を差し引いた上 ....
相差 遠波さんのyuugaoさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深入りのとき
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yuugao
自由詩
1*
11-11-5
ねじれの25分
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yuugao
自由詩
4*
11-10-25
場所がつぶやけないなら
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yuugao
自由詩
3*
11-10-13
振り替えの時だけは
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yuugao
自由詩
6*
11-10-4
然れど平坦な夜
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yuugao
自由詩
4*
11-8-30
拡散する期待のように
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yuugao
自由詩
2*
11-8-29
ニューエイジ
-
yuugao
自由詩
3*
11-8-28
過失器
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yuugao
自由詩
3*
11-8-20
合挽きの言葉
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yuugao
自由詩
4*
11-8-17
現金な笑顔
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yuugao
自由詩
2*
11-8-6
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