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《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり

過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。

そ ....
 

灰色の瞳のひとに
なりたいな
ひとの純白な夜のかたすみの
憎しみはほんとうのところ
涙が綺麗だと勘違いしている愚かさに似る
炎上する胸の奥から飛び散る汗と
同じ色しかしていない命 ....
むらさき色のあざが
胸のあちこちにあって
それが昨夜夢でみた絶望の傷だと
朝起きて震えながら気づくことはないか?

咲かないちいさな希望の花が
そっとふわりと揺れる風は吹き

 ....
暮れかかる街並みに
オレンジが引き潮のように
消えてゆき
すこしだけ悲しげな
夜がやって来る

ほんのりと満月をみあげて
流れる雲のかたちを目で追う
子供が描いたT-R ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る

その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ

どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
(短歌十首)

この川の
そばの子どもを遊ばせた
公園しばらく行ってないなぁ


叫ぶのは
水を打ってるこの街を
震わすオーロラみたいなその歌


待つことも
し ....
風のことなら風使いに聴けだなんて

なんて安易で甘ったるい考えなんだろう


僕は宇宙の心の底が知りたくて

風の声を聴きたくなったけれど

だからといって

風使い ....
粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手

猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月

雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ

桜舞う午前 ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
 

ちいさな猫

(可愛い)

可愛がられるための
もふもふの
器のような猫

ひとさし指で
そっとひたいを撫でて
そのいのちの繊細さに
すこしゆびさきが震えた

 ....
 

宇宙の果てまで 鴉を追って
君と白夜を みてみたい

白んだ街に ひとけもないし
静かにしても 目立つキス

わたしがあなたを 初めて弾いた
午前3時の 紅布団

軽めに漏 ....
みおろすと
土曜の街の西半分
くるまもひとも少ない春のひ



病室で
さくやみた夢なんだっけ
春の陽射しにぼやけてしまって



ただ白い
世界が僕をつつむ ....
  

詩人なんてもんはだな
泣きたいことも美しく
疾しいことも美しく
切ないことも美しく
嵐のことも美しく
死にたいことも美しく
生きる辛さも美しく
汚ないことも美しく
えが ....
 

なないろの
星々が
にぎやかな声をあげて
キラキラしてる

だれの声もみんな
楽しげな色をしている

なにかに向かって
ゆっくりと
終わりかけている

どこにも
 ....
(短歌七首)

真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている


なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか


終末を
みて来た ....
  

ゴールデンウィークも
そろそろ終わりかけの今日この頃
みなさま、
いかがお過ごしでしょうか?

それでも夜中は
すこし寒くって
布団にくるまって
寝ているひと
どーこ ....
洋食を 食べながら
言葉って 美味しい だけだね
食器のあたる音が ちいさく
なにかを 伝えてるかな

珈琲を ブラックで飲む癖
あなたに教えられた
ほんとうは 甘ったるく
 ....
よこで寝る
スマホの虜の彼女さえ
心を血濡らす悪夢に泣くよる



時は過ぎ
夢は遠くにみえたよる
眠れないほど熱すぎる息



世界さえ
燃やし尽くしてみた ....
早朝の
駅のホームで吐く息が
みえるとゴジラのようだと笑った


懐かしい
甘い香りがしたときに
君を想った通勤電車


週末は
心と体を整える
あの銭湯へゆくから耐え ....
 

いつだって
けさが始まる坂の上
春と一緒に光かがやく


夜の影に隠れて
起き上がった朝が
ゆらゆらとゆれている
やさしく微笑みながら
今日もあたらしい ....
 

涙だけ
流した意味を胸に置き
しあわせになる夢はよるみる


寂しいと
悲しい目をして僕をみる
大天使でも堕ちる清い目


線を引く
どなたにどんな正しさが
 ....
 

救世主さまは
人類を救済されたのだろうか?

本来なら
すでに滅びているはずの
愚かな人類を

いまだ
生き延びさせてくれてるのだろうか?

それとも
これから
 ....
 

まぁ、いわゆる
青春時代、かな

鳥取へ行った
当時の鳥取は
夜8時になると
町が眠っていたのを
なぜか
印象的に憶えている

ある日、
たぶんどこかのホテ ....
 

狂いたいひとは
まぁ、世の中の
いたるところに居るだろう

うつ病患者が
百万人超えたとか
きのうニュースでみたけれども

あ、その中にわたしも入ってるやん、
 ....
 

桜降る
空をみあげてキラメキと
未来の青さににじむ黒い目


ただ灯る
常夜灯には命さえ
照らしてくれるやさしさがあり


なにひとつ
咲かない人生なんかない
け ....
 

ひとのこころに悲しみが
ないなら世界は味気ない
世界であったことでしょう

ひとのこころに悲しみが
ないならひとは傷つかず
日々しあわせであれたでしょう

ようやく知った真実 ....
 


さみだれに
乱れて回る風車には
あがない戦うなにかがみえた


寂しさを
ドレミで云えば根拠なく
そいつはシだねと云い切る唇


ささくれた
こころをやさしく撫 ....
  

月へ向かって翔ぶ蝶は
森がしぃんと静まった
眠たい夜にりんぷんを
音なくばら撒き翔ぶのです

湖上に浮かぶ小舟にも
歌を聴きたい詩人にも
ひとしくばら撒き翔ぶのです
 ....
ただの

バッカみたいな
幸せを
声、こわだかにかたるんだ

そこには涙が伝うとか
笑顔に戻れる日を夢み
いつしか心は捻られて
ただ春の陽の清らかな
とわを感じている景 ....
  

そら、を
蓋だと
云ったひとがいた。

わたしには
それがみえない、

冬の名残りがある雨の
冷たい曇天。
そのあとで
やって来るのは闇の夜
肌刺す風がヒュウ!と ....
アラガイsさんの秋葉竹さんおすすめリスト(83)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
化石恋《改》- 秋葉竹短歌324-6-8
この雨の降りつづく夜の世界のかたすみで- 秋葉竹自由詩324-5-30
傷のうた- 秋葉竹自由詩224-5-29
駆け抜けたい- 秋葉竹自由詩424-5-27
海月のうた- 秋葉竹短歌424-5-23
郷愁のうた- 秋葉竹短歌324-5-19
熱い痛み- 秋葉竹自由詩324-5-18
半年- 秋葉竹短歌124-5-16
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌524-5-15
祝福のうた- 秋葉竹自由詩324-5-13
北行- 秋葉竹自由詩224-5-12
やまいのうた- 秋葉竹短歌124-5-11
すべてカンタンなハナシ- 秋葉竹自由詩324-5-10
なないろの星々- 秋葉竹自由詩424-5-9
よる- 秋葉竹短歌224-5-5
まるでエッセイみたいな詩を書いてみたくて。- 秋葉竹自由詩324-5-5
- 秋葉竹自由詩424-5-2
よるのうた- 秋葉竹短歌124-5-2
自由- 秋葉竹短歌324-4-29
あたらしいいちにち- 秋葉竹自由詩424-4-24
神さまに救いを求める愚かさ- 秋葉竹短歌224-4-18
さしこめる月光- 秋葉竹自由詩124-4-16
ただ憶えてる、青白い夜- 秋葉竹自由詩324-4-15
悲しみみたいな、雪- 秋葉竹自由詩424-4-14
とんがった坂- 秋葉竹短歌224-4-13
ひとのこころに悲しみが- 秋葉竹自由詩324-4-6
「さ」の短歌- 秋葉竹短歌324-3-31
春の蝶- 秋葉竹自由詩324-3-28
好き。- 秋葉竹自由詩424-3-26
聖者より明るい微笑み。- 秋葉竹自由詩224-3-24

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