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いつも海辺を歩くと
貝殻を探してるのに気づく

最初は海の向こうに
なにがあるのかと目をこらし
海と空の境目がちゃんとあると認め
それが宇宙と地球を隔てる線だと想い
次いで ....
 
オーティスレディングの
『ホワイトクリスマス』という曲

とても親しい人が
亡くなった12月23日に日が変わった
てっぺんすぎ

あらゆるものが
すこし変わったかなと想っ ....
 

うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜



あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった



あちこちに
こぼれる希望の果 ....
 

早起きは
一本はやめのバスに乗る
ためだったんだ君がいるから




駆ける犬
甘い香りの風を追う
花びらみたいな雪とじゃれてる



夏山に
でっかい夕 ....
 

手を上げて
横断歩道を渡ってる
ランドセルさえ重たげな子ら


さぁ今日は
部屋の掃除をしましょうか
夜には海でもみに行きましょうか


いつまでも
泉の女神に ....
朧月
いっそ星ない夜空に広がり
コーヒー牛乳みたいになれよな


欠けたのは
月かそれとも愛なのか
わからずいつも満月を待つ


今生の
別れとかいうことばにも
近 ....
ロックンロールなんて
好きじゃない
けど
ローリングストーンズのバラードは
好きだ

悲しみのアンジー、って邦題も
どうかと想うけど
そんな疑問が霧消するくらい
その歌は ....
いまさらに
好きな空気を身にまとい
こっちをみている内気な感じで


生ビール
その喉ごしの良さよりも
君と語らう空間が良い


チョコレート
よりも甘めのやさしさで
 ....
ただ秋になって嬉しかったのは
光りの眩しさをただ
心を突き刺す艶かしさだと
勘違いしたこと

触れることもできない
罪だったのかもしれないね

それでも
そのあとの悲 ....
  (俳句八句)


風鈴もカタカタと鳴る風強し


ひとり寝の布団の朝に泣くな蝉


初盆の生々しさにわが身抱く


スイレンの花に牡蠣殻落とす罪


夕涼みし ....
 
  

夜になると
ひとりだからよかったと想う

トラックがゆきすぎる音が
けっこう近くで聴こえるようで
夜だから
静寂に穴をあけるように
サ──────ッ
って
アス ....
  
洗い流しても洗い流しても
消えてくれないソイツらが
擦っても擦っても
剥がれ落ちてくれないソイツらが

いつまで経っても
俺を眠らせてくれない

ソレは
体の周りの空気の ....
  


  花火と雲と風と影

梅雨明けに久しぶりのあまたの星、満月の夜
部屋の割に大きな柱時計は
間違いのない《とき》を刻んでいるのか?
それともただ文字盤を
針が三本移動してい ....
世界が 平和で あることを

むろん みんなが 祈るとき

そんなに 長くは ない夕べ

赤い 夕陽が 沈むとき

悲しみ なんて なくなれと

じぶんに 向かい 祈ります ....
もう、あまり、くそっ、とか想うことはない
かと想っていた
ま、下品な言葉使いだから、そう云わない
とかいう意味ではなくて
あまり、他人を羨ましく想わず
いられるようになったからかなと ....
私は
詩人ではないのなら
よかったのに
詩人を誇りに想う想いを
持たない詩人なら
まだよかったのに
私は
詩人でなんか
なくてよかったのに
繊細な気持ちや
センシブルな孤独 ....
一握りの朝が
窓をすり抜けてこの部屋に入って来る

朝焼けの美しさとは永遠に近いんだから
その朝は遠慮なく
トランペットで
だれもが起き出すやさしいメロディーを
奏でてくれればい ....
夜を待ちひんやりとした部屋にいて昔読んでた本を眺める

薔薇の葉を揺らす風には少しだけ時間が戻る魔法の鱗粉

夜気だけがゆっくり揺蕩うこの街の波の底にも流れる月光

まっすぐに吹く ....
 

神さまは、

いらっしゃる

とても、

気まぐれに歌を歌って

いらっしゃる

下々の下賤な希望を踏みにじるのが喜悦

なのか

くすくすと

笑ってい ....
からだよりこころが大事というけれどそんなこというその顔が好き



こんやだけさみしいからだがさみしいとすなおになるから涙が出るんだ



カラカラと笑っているのはカラカラ ....
いく粒もいく粒も泣く雨の音
沁み入る心に
生まれる流星


むかしから
じぶん語りが上手くなく
誤解されてたまぁよいけどね


高級な
ワインの違いはわからない
舌でも ....
  

激しい 嵐が 過ぎ去った
そのあと
訪れる 新しい光や やさしい安息は
まるで愛する人のように
僕のこころを そっと くるんでくれる

すべてを 許せるくらいに
憎し ....
 
遠くから笑い声だけ聴こえて来たんだ


(短歌五首)


月を待つ
予定を無かったことにして
鯖寿司を食べ眺める夕焼け



紙芝居
みたのはちいさな会所での
一度だ ....
(短歌十一首)



いつの日か
あの青空をペンギンが
飛べる夢さえもぎ取られてた


底のない
悲しみみたいな雨が降る
夜に力に屈したやすらぎ


公園で
行列 ....
  暗い目をして 海へ

暗い目をして ブツブツ云う
私を嫌ったひとは 嫌いかえしたいな
いつまでも好きと想うな 自惚れないで
わからないなら べつに良いけど
わからな ....
 

風が吹く
青葉の音を聴く白昼
眩しさに負け目を瞑りつつ



海峡へ
飛ぶ蝶々が群れ舞って
螺旋の時間がぐるぐる回って



メロメロに
なりたい夜は懐かし ....
 

私を嫌ったひとを 好きなのは
いつまでもつづく地獄の道なのか
わからないまま 忘れられないなら
忘れてはならないのだろうか


夜が好き
傷つくことが怖いのに
闇の匂いが ....
 

鬼の
仕舞いかたを忘れた夜に
やっと帰り着いて鏡をみるときには

ぜったい
泣くな!


絶交
とか懐かしい言葉の響きだなって
ほろほろ する


さみしさも
 ....
  

首周りが
ちょっとだけ寒い
ストリート歩く バイト帰り 朝焼け
カラン!
とどこかで空き缶転がる音が鳴った



生きること
前を向くことあゆむこと
風に向かっ ....
山の夜、

(きみが行ったことの無いところに
連れて行ってあげたいけれど)

このままで
生きてゆくのは一歩ずつ
底無し沼に進むにも似て。
アラガイsさんの秋葉竹さんおすすめリスト(83)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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メルヘン倶楽部- 秋葉竹短歌324-12-21
君の鎖骨- 秋葉竹短歌224-12-17
冬の夜- 秋葉竹短歌224-11-7
愛してしまいたい- 秋葉竹短歌224-10-27
悲しみのエンジェル- 秋葉竹自由詩524-9-24
恋する恋人- 秋葉竹短歌124-9-20
鈴のね- 秋葉竹自由詩424-9-12
驚いた、アジサイ忌って、ホントにあるんだ- 秋葉竹俳句224-9-10
夜が好きなうた- 秋葉竹自由詩424-9-10
不眠のうた- 秋葉竹自由詩424-7-24
花火と雲と風と影- 秋葉竹自由詩324-7-21
残光よ- 秋葉竹自由詩424-7-20
爆暑!- 秋葉竹自由詩324-7-18
せきらら- 秋葉竹自由詩224-7-18
そのままのままで- 秋葉竹自由詩324-7-16
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所在証明、あるいは痛ましい傷への愛- 秋葉竹自由詩324-7-2
かまってちゃん- 秋葉竹短歌324-6-29
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嵐の痕- 秋葉竹自由詩224-6-26
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自嘲- 秋葉竹短歌124-6-11
生きてりゃ_笑える- 秋葉竹自由詩124-6-11
やっぱ_笑って- 秋葉竹自由詩324-6-11
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