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赤黒き              赤黒き            赤黒き
ワインのような          夕陽のような         ザクロのような
血を啜り             血を啜り  ....
散る色と咲く色の下いのる声ゆえ無く香る翳りしずかに



ニの握手二十八の拍手たちその縮まらぬ隔たりを聴く



招ばれずにいるほど闇に近いなら招ばれるものを招 ....
残飯を
あさって夜に
うろついた
十九の夏が
蘇る夏
白い壁             シャッターに         窓ガラス
黒いチョークで         青いスプレーで        赤いルージュで
五線引き            五線引き    ....
 まださむき五月のあさの机にて妻まだ起きず吾は聖書を

 風邪をひき咳と痰とに悩まされ五月の連休初日過ぎゆく

 愛そそぐ人をえたとのメイル受け子の幸せを神に祈らん
硝子瓶つかんだ手首鳴りひびき緑に映る偽りを燃す



月の角おのれを穿つかがやきのなんという蒼なんという蒼



からだから離れる痛み目の痛み光とまらぬ光す ....
朝が来た また一日の始まりだ 洗面所でため息をつく


自転車が単なる手段になってから どのくらい時が流れただろう


携帯を見つめてるとき 見てるのは画面の奥に隠れた虚無感

 ....
 光さす朝の机に聖書読み部屋にみち満つベートーベン

 愛する妻は仕事に出一人聴く交響曲第四番
何時誰に教へられしか唇に指充て君の哭くメゾピアノ

半袖のブラウスなれば春の夜のをんなの二の腕仄白く見ゆ

らあめんは泣きながらでも食えるのね
            「京風らあめんあかさ ....
チューリップ         チューリップ         チューリップ
人差し指で          人差し指で          人差し指で
かき回し           かき回し       ....
ツクトリの闇に吸われししろいきの下でいきづくツクテの香り


虫食うよ、ちっと笑ってくりゃりゃんせ カミキリムシのアゴのじりゃりゃり


童貞の保存法なら教えます ハンパ・ムジカク・ブザマ ....
深海の
砂一粒が
目を閉じて
魚の夢を
透明にする
口移し 卵の黄身を 順番に 我慢しきれず 君がつぶした 一枚に
切りはなされた
僕たちは
その中でさえ
変化していく
{引用=


8センチ隣でただしく眠ってる、きみに呟く「死のうか」なんて。


どうしても受話器ごしでは無理なのね いっしょに歌う、そんなことすら


この夜のふかいとこにきみがいて ....
友達の 第三の目を 覚ますため むなぐらつかみ 頭突きの連打 正義感溢れる言葉裏腹に弱い心を覆う隠れ蓑

風となりポストに届く封筒の雪の切手は夏に一目惚れ

広島の奥座敷だと言われてる湯来温泉の湯は恋に効く

空耳のような気がする君の声魂同士密談交わ ....
バスタブで 漂白すませ 漆塗り あなたに金の 蒔絵を描いた 棘のある野薔薇にそっと口づけるようにお酒を飲みなよ、きみは

お星様 えいえい力込めましょう 割れたら海に 捨てておきます

エメラルドグリーンのバッズ 煤焼けた肺に早蕨芽吹き、噎せる

 ....
しゃららんと空のなる音 見上げれば28個の月の語らい あなたから 耳のピアスを 引きちぎり 真紅の薔薇の 花びらに刺す 枯れていく
百日紅に
夏鳥の
運んだ枝が
花を咲かせる
麻痺

この線を 越えていくのに 必要な 心の麻痺は 準備できてた


閉鎖

無残にも 俺の巣穴は 閉ざされた 行き場失くした 捨て身の殺し


惨劇 

暗闇に 俺の怒りが ....
春雨に煙り見果てぬバベルの樹の根元の茸か{ルビ業平橋=なりひらばし}駅


「日いずる」国まで来ては魂の香料探すか 雷門


浅草で吉野家入りLunaSeaが小雨まじりにしみる街の灯

 ....
知りたいな 君の内面 輪切りして 閲覧自由の スライド作る 天秤が上下に揺れる様子見て火星の重さ勝手に測る

SFの小説読んで夜空見る広い宇宙は嘘の塊

苦しみを和らげようとする笑顔恋に仕事に拘束される

欲しかった望遠鏡を手に入れて覗けば見える前 ....
 朝早し冷たい空気通り抜け妻の車は勤務にいそぐ

 妻に又何かをせむと心やり描き始めにし昨日の絵

 一人いて心に懸る妻のこと共に料理を作る楽しさ
戦って傷つけるみたいに書く彼女 濡れ光る赤に私は惹かれる


責任はないよ 決まっているじゃない ハードディスクを壊してオシマイ


甘くやわな やさしい言葉 くれるなら 電子メー ....
水蜘蛛が
枯れ葉の下で
眠るのは
弟のため
妹のため
胸はだけ 「愛している」と 刺し違え きつく抱き合う 心臓のKISS
salcoさんの短歌おすすめリスト(298)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
tasting- ハイドパ ...短歌3*10-5-4
さくら_ひまわり- 木立 悟短歌410-5-4
追憶の蝉- TAT短歌3*10-5-3
SCORE- ハイドパ ...短歌5*10-5-2
朝早く起き- 生田 稔短歌510-5-2
冬と色- 木立 悟短歌410-5-1
少年の一日- エルメス短歌210-5-1
朝の光- 生田 稔短歌310-4-30
それっぽいの雑詠- 山田せば ...短歌410-4-29
チューリップのトリプティク- ハイドパ ...短歌8*10-4-28
男子ししょう- は やし ...短歌110-4-27
aquamarine- mizunomadoka短歌610-4-27
YELLOW_3- ハイドパ ...短歌4*10-4-26
photo- mizunomadoka短歌310-4-25
ホットミルク- あぐり短歌12+*10-4-25
third_eye- ハイドパ ...短歌6*10-4-23
正義感- 夏川ゆう短歌410-4-22
漆器- ハイドパ ...短歌5*10-4-21
垂れ流し×20- ぽこぽこ ...短歌5*10-4-21
満ち欠け- ことり ...短歌710-4-20
earring- ハイドパ ...短歌4*10-4-20
one_swallow_make_a_summer- mizunomadoka短歌310-4-20
愛知県家族五人殺傷事件によせて- ハイドパ ...短歌2*10-4-19
浅草四首、他一首- 都志雄短歌3*10-4-17
CT- ハイドパ ...短歌5*10-4-16
天秤- 夏川ゆう短歌410-4-16
朝早し- 生田 稔短歌410-4-16
ボーダーラインを書いてみる- なき短歌3*10-4-16
微睡み- mizunomadoka短歌210-4-16
SHINJYUU- ハイドパ ...短歌4*10-4-15

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