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死んだ人の魂
天国か地獄か
誰が決めたのかは知らない
ただの迷信に過ぎない
そんな感じ
天国も地獄も
あるなんて分からない
何の確証も無いのに
誰が言うの
そんな世迷言
周りでたく ....
ついに発見されたのですね
青空いっぱいの無色な孔雀の骨
嗚呼ただの伝説かと思っていたのに
雲雀の血のにじんだ五月の空の
気圏のいちばんの上層
きらびやかな氷窒素のあたりから
発見されたので ....
今日も良い天気

環状8号線から
ちょっと入ったところ
思ったよりも静かな
住宅地

不思議なデザインの
ブルーのマンション

窓からのぞく
子供の顔に
挨拶しようと
手を振 ....
昔学校の中庭に 石造りの小さな池があった
水藻で濁った水面に 時々魚の赤い背が
ゆらゆらと 波紋を立てる様子が見えた
池の周りの数本の ひょろりと伸びた細い木に
小さな実が 生りだして
その ....
気が遠くなるほど
恋をしてしまったとき
いや
言い換えよう
特定の
誰かに
欲情してしまったとき

わざと
自分を
隠す
何処にも
いないかのように

いないところから
 ....
カラフルメリーは自分の名前が大嫌い
カラフルメリーを本当の名前と信じたがってる
唐辛子よりブラックペパー
胡麻油よりオリーブオイル
テーブルの上の醤油が死ぬほど恥ずかしい
天国のパ ....
海岸沿いに露出した三十年まえのゴミ山のうえ
新しい嘆きがそっくりひとつ捨ててあった
壊れた自転車
割れたブラウン管
骨の折れた傘
骨折り損のくたびれ儲け
破れた心臓
そんなもののうえに
 ....
僕はおなかが空きました
もう7ヶ月以上もガマンして
ぺんぺこりんに飢えてます


「おすわり」
「おて」
「おかわり」
「ふせ」

そろそろ「おあずけ」解いてください
とことことこと、ひかることあるくひるさがり

ぼくはひかるこのかげ、ぺったりくっついてあるく、とことこと

ひかるこはひかることがだいきらい、あんまりひかるとぼくがきえるから

ち ....
 おいしそうなピザの表面には、とろけるチーズがアメーバのように触手を伸ばし、その際限無く広がり続ける指先は僅かに残っているトマトソースの海にまで注がれ、いびつに輪切られたピーマンの輪郭が、かろうじてそ ....   


とうさん


せんせいのおはなしには

ぼくらでてこなかったね


ぼくやまねこさんのように

どんぐりのさいばんしたかったな


くらむぼんみたいな友達ほし ....
 
並木道に
誰かの日傘が忘れられているのを見つけ
持ち主の名前がなかったので
失敬することにした
けれど自転車のかごに引っ掛けて
ペダルをこぎだしたそばから
日傘は陽を浴びて匂いたち
 ....
らんららん 出張中の男の洗濯をしようと乙女心を持参しアパートへ向かったら
まさに今 女にまたがろうとしている男と遭遇
鍵をかけていても私は合鍵を持っているのだから男の防衛策意味なし
セコムしてな ....
歌うために作られた口が開きっぱなしだ
それもそうだろう
その目に映る多くの人達が
この街に生まれ来る子供達のために
何を残してゆけるのだろう 
なんてぐらい難しそうな顔をしながら
 ....
午前3時に、
「y=(sinθ+cosθ)(sinθ−cosθ)−1」
という数式を目の前にして
「分からない分からない分からない」
と唸っていたら
「何が分からないの?」
と隣から声がし ....
暑中お見舞い申し上げます
 今年は母さんの新盆だから
 せめて墓参りにくらいは帰ってきなさい
                  父より

   追伸
   そういえばクロがおとと ....
お気に入りの真っ白なマフラーに
コーヒーをこぼしてしまっても、
「あら、バケツを持ってきてくださる?」と言える余裕。
それをココアで満たして、マフラーをココア色に染めてしまいます。
「雪が降っ ....
お借りしていたものをお返しいたします。
と、鍵を送りました。
怪我をしないように、布織紙に包みました。
手紙を添えました。

精一杯の優しさなんだろうと、
直属の上司が電話をしてきました。 ....
ここには居ますのよ。
薬漬けの仔猫が。
とってもおりこうです。
気まぐれではないので、触ってもいいわよ。

分かっているのですが、
分からないことにしておきます。
だって、それが一番楽だ ....
学級委員のももちゃんは、
いたずらっ子の男子をこらしめます。
今週は7人の男子が女子に謝罪をしました。

青島君はめげません。
ももちゃんのスカートをめくりました。
はじめて、めくってもら ....
たくさんの気持ちの詰まったお部屋。
女の子は泣いていました。
ここから、出て行きたいといいました。

さあ、腕の見せ所だわ。

分からず屋がいっぱいいるから、いけないんだわ。
だから、傷 ....
お母さんは免許を持っているのに、
自動車を運転しません。

恋人はふたり必要なのかしら。

わたしはおせんべいをばりばりたべながら
考えました。

色気も何もないのよね。
ライオンは
その牙とたてがみで
王者の風格と讃えられ

カモシカを食べた後に
カモシカに憧れて涙した
あとらさんの自由詩おすすめリスト(353)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Can_you_believe_are_there_slig ...- Lily of the ...自由詩3*04-4-17
空の骨- まんぼう自由詩704-4-16
知らない体- チアーヌ自由詩904-4-13
柘榴の実- 千月 話 ...自由詩2*04-4-9
透明人間- チアーヌ自由詩24*04-4-8
カラフルメリーダイヤモンド- いとう自由詩1704-4-6
寝付けない理由- 佐々宝砂自由詩17*04-3-23
逢坂の関- 自由詩204-3-8
光ること- 自由詩304-2-21
異食同源- 自由詩4*04-2-16
豚の唄- AB(な ...自由詩22*04-2-10
緑の日々- 石畑由紀 ...自由詩2404-2-3
正三角形- 石畑由紀 ...自由詩24*04-1-29
オブジェ_「歌う男」- AB(な ...自由詩404-1-22
やりかた- 半分自由詩5*04-1-8
猫の出家- 山田せば ...自由詩2803-12-20
例えば- 浅野 す ...自由詩703-12-19
こんな一日- 浅野 す ...自由詩703-12-17
世界一賢いと?- 浅野 す ...自由詩903-11-30
芽生え- 浅野 す ...自由詩503-11-23
優しい女の子- 浅野 す ...自由詩703-11-18
だって、美味しいんだもん。- 浅野 す ...自由詩403-11-17
ライオンの視線の先にあるハサミ- ミサイル ...自由詩1303-10-19

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