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日に焼けた古びた手は
私の知らない
たくさんの出会いをつなぎ
また別れをもつなぐ

いろいろな色の数珠
ひとりひとりの私連珠
ふるえる手で
なぜか
繊細な作業を
つづけてゆ ....
ぼくは というと
このからだに いま とどまっている
このからだが うごくことを やめたとき
ぼくは からだと ともに
たしかな きおくを おいて
どこへ つながってゆくのか
わか ....
うたうことは

わたしの たましいの かたちを

そっと ゆびで なぞるのと にている
まっすぐ、ね
すすもうとしてるんだけど
うしろをみれば
くねくねと
ついている
あしあと

つまさき だちして
あなたとすれちがった
あたりをながめてみる
あら?ころんだあと
か ....
むねにすんでる
やわらかくて
せつないもの
いつでも
せんめいに
さいせいできる

いっしょにすごした
さいごのなつの
はなびも
あか、あお
ぱち、ぱち
さらり、さらり
 ....
いのちの たづなを つかんできみは

あしたへの ベールに またたきする

あのとき かんじた こわい、こわい

きもちを しかい いっぱいに かんじて

せかいの ただ いってんで  ....
じわり、てをのばし
いろいろな ものを つかもうとする
まいにちの パターン

くりかえし またぎこし また ひがのぼる
ありがたいのか そうでないのか
ときおり わからない くうきょに  ....
ぷるぷると あたまをふるっては
いろいろな めんどくさいやら
いろいろな できごとやら
ふるい おとしては
また ひろって
なくしているんだか
ひろっているんだか

あのとき  ....
とぶ 背中を みていた
なめらかな 飛翔

ぼくが 地球から
ぽつり おちても
世界は たえまなく
あたらしい 歴史を
年表へ かきこむ

肉体が 骨になり
たましいは また たび ....
ないてしまうかと おもった
きみは よぞらを みあげて
あれは リゲル
あれは べテルギウス
そんなに きれいな めで
とおく とおく あるものに
そらを すかして うちゅうを みてる ....
そこにあった かこに
おもいが もっていかれる けしき

わたしたちは ながれゆく ときの
だくりゅうに のまれて
ひきとめられず ただ やどる

やわらかな おもいで
あたたかな ....
それぞれの じんせいには
そのとき きもちにさいた はなを
そだてて ゆくときが あるのだろう

ひつぜんでも ぐうぜんでも
ただ そこにある かんどうが
ぼくらを つきうごかして ....
おはようございます。
ほんじつは、あさから
シュレッダーをかけております。
きおくのだんぺんを
さらに こまかく こまかく
こまかくしたら やたら せんめいに なってきて
けっきょ ....
だきしめて だきしめかえして
こだまのように くりかえし

はらはら ゆらゆら
ほろほろ くるくる
おどる おどる

あなたのゆるんだ ほほ
あったかい すきが
わたしを みたして
 ....
みまもっているのは
きょうの あんしんかんなのです

そらは たかくて
あなたは とおくて
しんなりした くもが ゆれています

どこかで つながっていたいのです
この くうきの した ....
こんがらがった むつかしい きもち
すれちがっていく つむじかぜに
ふりかえりつつ かたを すぼめ
どこにも ひらいては ゆけない

げんざいち しめしては
また たちどまり
せ ....
ゆれているので
こっくり こっくり
あいずを おくった

しんぱいっていう わすれものを
とどけたり とどけられたり

いっしょに いない
きもちと きもちを つないでいくために
お ....
ゆめのぬけがら
すぎさるじかん

いまここにあるのは
しあわせのあしあと
いまここにあるのは
ぼくとくるまいす

きみは しらない
ぼくが すごしてきた
きみと おなじ
 ....
口をつぐんで 歩き出しては
くるはずもない未来に おびえたり
あるはずな私のかげに すくんでみたり
うつろいがちで ためらいがちな 過ぎ去る雲

ぱちん ぱちん
計算機たたいて ないはずの ....
あなたは やわらかな こもれび ゆらゆら ゆらすの 

ただ よりそったきもちで ひぐれまで


あお と ぐんじょうが おしよせるなか

つないだ て ほころんで


ふわり ふ ....
こころのなか ゆるやかにおきて じわんとこぼれた

こんなにも あふれて こぼれてゆくのに

わたしのなかから なくならない かなしみは
よっぽど そこなしなのか、と
ようきなかお した  ....
さよなら、のつぶやきは
はらはら おちる おちばに にていいる

ほんとうは のみこんだのは きせつだけじゃなくて
うつりゆく なつに ちょっとした せんぼうを おくる

わたしは くちも ....
くちを とじて
めを とじて
みみを すまして

かんじる もの

うたたねのような
やわらかな

さいぼうとさいぼうを
すりぬけてゆくような
むげん

くちを ひらけば ....
たましいに といかける
ほんのちょこっとした ぎもんを けずってみる
けずりきる ようすなんて みじんもない
いちばん このからだに かんじて
いちばん わかりやすい はずなのに
すこし ....
ぽつんと うかぶつき
くもが つきを おいこしてゆく
ふかいあいいろの じょうくうは あらし

いっしゅん さえぎる

ひかり

かげ

かげ

かげ

おいこしてゆく
 ....
こつこつ
とんとんとん

いしゃは
わたしのむねを
たたいて
ちょうしんきを
あてたりして
ふむふむ
わけしりがおで
カルテに
なにかを
かきこんでいる

わたしは ....
へっぽこ
かみさま

きょうも
あっちで
ごっつんこ

どうやら
あいさつしようと
してたみたい

でもでも
むこうも
こんにちわって
きたもんだから
あたまと
 ....
ほんじつ
ちかりょこうへ
ごどうこうさせて
いただきます
ガイドです
よろしく
おねがいいたします
みなさまと
おもいでに
なるような
りょこうに
したいと
おもっておりま ....
むむむの
はとどけい
ぱかっと
ひらいて

どうも
どうも、
なんて
はとのすがたして
ちょっと
きょうしゅくしたりして

よくわからないけど
えどっこで
「あっし ....
千月 話子さんの玉兎さんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私連珠- 玉兎自由詩8*05-7-25
つうかてん- 玉兎自由詩18*05-7-17
小宇宙- 玉兎自由詩6*05-7-7
まっすぐなきせき_- 玉兎自由詩7*05-6-22
おもいでぼし- 玉兎自由詩10*05-6-13
さんびか- 玉兎自由詩3*05-5-15
パターン- 玉兎自由詩7*05-4-8
げんざいち- 玉兎自由詩305-3-22
空が_おちてくる- 玉兎自由詩605-1-5
きらきら_ぼし- 玉兎自由詩504-12-21
やさしい_かこ- 玉兎自由詩504-12-15
ときのはな- 玉兎自由詩904-11-26
シュレッダー- 玉兎自由詩604-11-18
よあけ- 玉兎自由詩504-11-5
どこかで- 玉兎自由詩304-11-2
ざんぞう- 玉兎自由詩504-10-30
きょうが_いく- 玉兎自由詩1004-10-27
ぼく_と_くるまいす- 玉兎自由詩704-10-20
ひとつ_ひとつ- 玉兎自由詩404-10-20
こもれび- 玉兎自由詩404-9-7
こぼれゆくもの- 玉兎自由詩6*04-9-1
ざんしょ- 玉兎自由詩3*04-8-10
あい- 玉兎自由詩9*04-8-8
けずりかす- 玉兎自由詩7*04-8-3
つきのひかり- 玉兎自由詩4*04-8-2
びょういん- 玉兎自由詩10*04-7-19
へっぽこ_かみさま- 玉兎自由詩5*04-7-18
へんてこ_りょこう- 玉兎自由詩9*04-7-7
むむむ_の_はとどけい- 玉兎自由詩6*04-6-30

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