1ミリも信じられない人がいて縁を切りたい自分のことです
信じない。大人のことは信じない。気付けば自分も信じられない。
君のこと信じているよ夕食の羊はコレステロール上げないん ....
たましいのすべてで、君のことがすきだ。
アヒルぐちのまま、右側からよだれを出して
「プリント、一枚60円になります。」と
寝言を言うきみがすきだ。
たましいのすべてで、君のこ ....
姿がないほうが
生きている気がして
その声さえ失い
わたしは言葉になって
あなたを待っている
言葉を読む
あなたにはきっと
姿があるだろう
形を維持したまま
温度を上 ....
いやだいやだいやだ
なんで
わたしの周りにはおとこのこでもなくおんなのこでもないひとたちが集まるんだろう
わたしはぜんぜんちがうのに
怖いよ
はやくあしたが終わってほしい
あの娘が ....
クリームで前が見えないけれど
世界には青が降っている
炭酸を抜かないで
誰かの声を聴いた僕は夢中になって世界を振った
*
勢いよく噴出した青を二人の子供が飲んでいた
子 ....
空で迎える最初の誕生日に
どんな言葉を送ろうか
どういうわけかわたしの周りには
夏が好きな人が多くて
きみもその中の一人で
暑いのが苦手なわたしには
何度夏の良さを説かれても
賛 ....
教室でうずくまり光に焼かれた青みたいに小さくなって眠った子がいた
私は違う
学校が終わったら友達に黙って先生のところに行った
彼女の夢のなかで泣いていた女のひとはどうして泣いてい ....
鳥籠でアダムとイブを飼ってます つまりは私、神様なのです
神様の役もあんまり楽じゃない。掃除にエサやりもうメンドイナ
あ、そうだ!「試練」とか言って放しちゃえ!さてさて次は何を ....
ヘッドフォンのCharaに支配をされながらメールの返信待っている夜
「帰る時また声かけて」それだけで嬉しくなれる だから18
居眠りの授業で魔法の指がふとやわらかく突く吾のほっぺた ....
目の見えない猫に
少年が絵本を
読み聞かせている
まだ字はわからないけれど
絵から想像した言葉で
ただたどしく
読み聞かせている
猫は黙って
耳を傾けている
少年 ....
{引用=しゃわしゃわと濡れそぼってくアスファルトに嫉妬していたビー玉の夏}
街じゅうに言い訳にじむ赤信号は迷子の大人達にやさしい
新型なら上書きができるんだろう 消しゴムかけて毛羽 ....
あの夏のプールでずっと溺れてる 溺死するまでたぶん永遠
溺れる青、僕らの断絶、空、曖昧にdis・communication、沈む群青
週5日学生鞄に泡爆弾 すべてを咎め何も咎めず
....
僕の
大好きな人が
川の向こうの町に引っ越した
喪服の列が東から西へと
空を覆うと
僕は 川を渡れる
夜は死ぬことを許すのだ
超高級種も仕掛けもないビーフ舌でとろけて尻で固まる
夏前の視覚の審美報告を受けて腹へと指令が出された
バイオロボ最新鋭の内燃機にんにく2かけ鼠径に充填
縫い上げた ....
うすくうすく皮膚をはいだ
剥がした膜のような皮から光が透けた
板に彫刻をほどこす要領で 次から次へと
腕に軽くあてたカミソリが はいだ
腕に残った剥がし跡はほんとうにいたそうだった
う ....
大好きの気持ちのぶんだけすり減った あか、しろ、きいろ、あお、みどり、もも
クレパスのあおで描いてた夢をまたぬりつぶすのも あおいクレパス
咲きほこる わたしの胸の花びらは出来合いなん ....
Qとゆう文字が好きだよ寝転んでひととき青い果てをむさぼる
チェックメィッ(ト)まもなくぼくははがされる壁の写真のように真死角
球体を抱きしめながら沈む沼ちょうどあな ....
・
机を彫刻刀で切り付けて
切れ目をひとつ作って指で開くと
そこに海が広がっているときがある
授業中やお昼休みの間はつま先から飛び込んで
そこでじっとしていた
息ができないという点では ....
昨日起きて、天井がくるくる回りながら、おりてくるのを見て、
これは、カラスの羽根が抜け落ちて、生え際を中心に旋回しているのと同じなのだなぁ、と思った
私と天井の間には、無数の距離が、単位が、空 ....
春過ぎて夏が来たらしい照り返す薄着に肩が香る具合に
雨の朝、彼女と夜が脱皮してベッドに落ちた抜け殻2つ
服を脱ぐだけでは足りず皮膚を脱ぎ自己を脱いでも僕ら玉葱
生花持ち短 ....
叫びたい怒鳴り散らしたい殴りたい泣きわめきたい君に会いたい
デリケート割れ物注意めんどくさい
夜風このままわたしを連れ去れ
世界には星の数ほど男がいて
通じ合うのは ....
恋はほんのいっとき 愛は永遠に続いちゃうらしいの
でも愛して欲しいって思ったらだめ?
自分のことはさておいて あなたの幸せをこれでも願ってる
たまには思い出してよ 口からでまかせで私をかわ ....
マシュマロの軽さで君と交わった優しい音のするこの部屋で
窓の外月のメロディー聴きながら繋ぎ合わせる昨日と今日を
おやすみと笑顔の数は数えない信じたいからもう泣かないよ
情緒に問題あり、と
言われた、三者面談で
帰り道、お母さんが
泣いていた、自転車の
荷台で、情緒の意味を
分かりかねていた
テンイヤーズオールド
西日のまぶしさだけ
息が詰まっ ....
{引用=美しい涙に沿って目をさがす
by oldsoup『内部ナイーブ』}
方舟は沈んだきみのゆびも絵も僕のなみだもノアの見る夢
....
曇る窓、雪、陰る月、つたう指、キス、キス、何かの足音が恐い
クレヨンの白で塗り絵を塗りつぶしひっくり返してどこにゆけるの
落下する教室で身を寄せあってたった二匹の兎だったね
透明なプ ....
いつだって、囁く愛とは反比例。きみからの電話、「好きだよ」の言葉。
起きてると、たまに気付いて後ろから抱きしめてくれた。温かかった。
キスマーク。見えないとこに残す事さえ、きみの許しはでな ....
{引用=(鍵盤が駆け上がる夜、/ガラス片、/鉄塔/に続く紅の、足跡、//)}
裏側はどうなってるかわかりません そんな理由じゃ嫌わぬ 月よ
差しだすとき、グラスの中身は原液です。 ....
{引用=
(透明な感性とやらがほしくってそれは犬とか食べても安全?)
}
ビー玉が散らばる雪の校庭を裸足で乱そう(見つからないように)
息を吸って吐いて吸って吸って吸っ ....
たとえば僕が死んだら
「これで世界はほんの少しだけ平和になった」
とつぶやいて
盛大ではないけどささやかでもないパーティを
みんなで祝ってくれないか
たとえば僕が死んだ ....
1 2 3 4 5 6 7