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エメラルドグリーンの夜なまぬるい風がふたりを近付けている
陽炎を蝉が叫んで揺らめかす 入道雲が乗せてきた夏
わわわわと とおく、ちかくで鳴くかえる まっくらやみでわたしいまどこ
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いいから、と君が言うからいいかあ、と とろけてゆくの朝の素肌に
もう顔も見たくないのにあの海の写真のきみは女神みたいだ
かなしいよ、かなしいよああ、どうでもいいチャンネルにして少し ....
うそつきのうそつきによるうそつきのための国家はうそばかりなの
がらがらの電車の中には昼間とは違う世界の人、11時
ひとりでも眠れる きみにおやすみと言ってからもう1時間半
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ちっぽけなもろいグラスにプライドがはいりきらない、ひびが入った
ちょっとした風もいちいち染み込んでフラペチーノに泣かされる夜
もうやめた もう憧れることやめた 君の隣のティニー・ガール
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ヘッドフォンのCharaに支配をされながらメールの返信待っている夜
「帰る時また声かけて」それだけで嬉しくなれる だから18
居眠りの授業で魔法の指がふとやわらかく突く吾のほっぺた ....