世界に花びら 石の花
未曾有のからたち くちなし 丁子
緑を足に踏みしめて
五十歩百歩の旅枕

歩行鍵盤 飛行鍵盤
ツイスト踊るよ キャンディが
スノッブ女が映画の話
スノッブ男が英語 ....
何かをしたいと思う
何かができずにいる
なにかをしたい
なにもできない

どこかへいきたい
死ぬのがいやで
誰かに救ってもらいたい
寂しい限り

だから人生をやり直す
旅に出る
 ....
星が死んでゆくとき
個人が来て
、なぜ言うのかしら
欲しい欲しいください
して欲しいください
して

大人の真っ只中で純水を流そうと
躍起になって泣けば
汗ばむ肌はいよいよおかしくな ....
何にでも話しかけるので
夏はとにかく忙しい

暑いね
暑いね
水足りないね

咲くね
咲かせて
咲いてね
咲かさせてね

ビルごとの風音は
街のシンフォニー
ひとつひとつに ....
 
 
この雨は
誰の涙なのでしょう
傘もささずに
わたし
悲しいほどに
濡れてます
 
 
(少女たちは 双子と あべこべに踊り回り
 でんぐり返った星と星に微笑んだ)





半日 闇のフリルに横たわった
瞳が金色に染まり 金平糖を摘んで食べながら 黒い刻を眺めていた
 ....
堕ちていった葉は
碧の奥へと重なって

死んだ細胞が再び
新しいこどもたちを生かすように
たべものは僕の肺へと
するり届けられていく


いつまでも
きみの手を離せないように
僕 ....
別れとは僕のせいで
僕のせいではなくて
やっぱり僕のせいで
それは宗教の奏でる
メロディのひとつだ

みんなの役に立ちたいだなんて
そんな身勝手は遠くにいっちまう
世界平和は想える僕た ....
ふらふら揺れていた 掴まるところが無くなったのだろうか まるで風見鶏のようにとみこうみ





くるくる回っていた 目が回らないのだろうか まるでスケートのように四回転ジャンプ

 ....
アナタに何が判るって?
偽善者お疲れ様だわ
哀れみの眼差しが気持ちいいの

また失敗したから
これで五回目で
仕方なく意味も無く
リス○カット 
リスト○ット
止まらない
赤い血滴 ....
転がり滑り落ちる悲しみ空蝉
耳鳴りが音階と為って脳を支配する

狭い部屋に鍵を掛けて
目蓋を閉ざす深夜に
飛び交う金色の鱗粉
睫に落ちて悪夢を垂らす
苦い蜜を掬って

 ....
コスモスってね、宇宙って意味なのよ。

アスファルトの上、コスモスを握って朽ち果ててもいいとか想ってきたの。

泣きながらおさらばしてもいいかなって。
たましいの一滴、血の一滴まで
この愛をつらぬいてやるさ

実体のないものに惹かれるのは
実体のないものしか
実体のあるものに繋がっていないから

宇宙のはじまりの名残だろうか

たま ....
 しあわせってなに?

「日常のちょっとした発見がしあわせ」


 しあわせってなに?

「mixiでの大切なマイミクさんと交流ができること」


 しあわせってなに?

「気 ....
好きで好きで狂い死にしそうです。

想っても想っても手に届かない。

いっそあなたを殺してしまおうか。

そしてわたしも死んでしまおうか。

いや、でもあなたには幸せでいて欲しい。
 ....
ちゃんと眠ったのに昼間歩きながら眠れそうに眠い。

起きたら顔に新聞の字が印刷されてた。
数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう

毎年恒例の
納涼盆踊り大会

恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます

ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ....
成年したてのきみは、
やっぱり煙草をすわなかった、
そのおおきなての、
骨のめだつ指のフォルムに、


{引用=白煙}

似合うとおもうんだけれどな、


{引用=で}

と ....
take one's farewell of life
a farewell talk
a farewell drink
a farewell......

今宵、静寂

転がしたままの ....
信じるものがあれば情報なんてなくても生きて行ける。

多くの人は雨が降ればカサをさすだろ?

それを見て今日は雨降りなんだと思えりゃソレで十分だよ。

カサをさすかは自分で決めるけどナ ....
おいで おいで
こっちは楽しくないけど
苦しくもないんだ

眼の前に詰まれた錠剤のシート
此れを全て飲み込めば
いいだけ、

それでは終わらない
灯火は消えない
甘い甘い毒を飲み干 ....
きっとあなたは信じない

あたしがあなたを
切り刻みたい衝動なんて

その血の最後の
残り一滴までも余さず
飲み干してしまいたいなんて


こんなに残酷で貪欲な
あたしの内の狂気 ....
小さく開く掌のまだ柔らかい皺ひとつ
時の過ぎるにいつの日かまめのいくつもつき始め
年輪の如く物語る人生まだ語るに足らず
そっと包んだ我の手の汚れは二度と振り消 ....
あやめ祭りが開催されるという
そんなにあらたまって見に行かなくても
家にある花で充分だというと
それは外の世界を知らないからだと夫が言う

紅葉も 山に暮らして二十年近くになり
台所の窓か ....
下を向いた少女の
影のような髪の毛が
風にたなびく

後ろに流れていった影たちは
空の淵、聳える山の向こうへと行く
山の向こうには
海がある
誰も知ることの出来ない、触れてはいけない黒 ....
それでも、最後には微笑む
日曜日さんさんさ(心の臓はぴりぴりじん
一期一会の花と風
雲はさよなら云っている
白い手をふる
御母上
まだ見ぬひとみに映ってる
空はどんなに青いのか
濡れた ....
不思議な煮込み料理だった
そこにエッチなDVDは
なくしてしまっていったい
ポルトガルにあることへ
私をぼんやりと

ツタヤで食べた
アメリカ人を
そのしていたのは誰とだったのだろうと ....
 
 
古い地図をひらくと
あの日のわたしが
チャリンコ漕いで走ってる

高校と家の
片道十キロの距離を
毎日通った

部活は一年で
辞めてしまったけど
片道十キロの
距離は ....
今日は寝坊をしてしまい。
ヒゲは剃り残しがある。
顔には満面の笑み
優しさをポケットに入れて

人に頼まれれば
何でも受けて
人に相談があると言えば
何でも黙って聞く

やさしさは ....
にじむ揺れる手のひらと
花の匂い

暗室で二人はまるい話をおとす
「小さくかたまり、何もできなくなりたい」
きっと忘れる

暗い狭い手の中
ただ物言わぬ路頭の人たちと
ほんの数ミリの ....
新崎さんのおすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の夢- 瀬崎 虎 ...自由詩109-7-21
海へ- 番田 自由詩109-7-21
流星シンドローム- 佐藤真夏自由詩7*09-7-21
短冊と落とし文月/あのね、コスモス、もしもし、コスモス?- 海里自由詩309-7-20
俄雨- 小川 葉自由詩409-7-20
少女たちのレジスタンス- 志賀羽音自由詩309-7-19
甘く、痺れて朝- ジャイコ自由詩309-7-19
別れ- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-18
優柔不断- 志賀羽音自由詩409-7-17
自殺願望②- AKiHiCo自由詩1*09-7-17
自殺願望- AKiHiCo自由詩309-7-17
コスモスが好きなの- アサギ自由詩309-7-17
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-15
しあわせ- mad.rabby自由詩209-7-15
あなたのことが- アサギ自由詩109-7-14
春眠- アサギ自由詩109-7-12
短冊と落とし文月/魍魎盆踊り大会- 海里自由詩209-7-11
白昼にきみが見ない夢- アオゾラ ...自由詩909-7-7
もういなくなる。- AKiHiCo自由詩109-7-7
15/40- BOOKEND自由詩9*09-7-6
SiKabaNe- AKiHiCo自由詩209-7-5
ナイフⅡ- ジャイコ自由詩209-7-5
掌と時- 遊羽自由詩5*09-7-5
ザ・ブーンンンンンあい- 砂木自由詩7*09-7-4
呼ぶ声- 高橋魚自由詩209-7-1
ONEDAY- こしごえ自由詩2*09-7-1
海峡- 番田 自由詩309-7-1
地図- 小川 葉自由詩409-7-1
THANK_GOD- ペポパン ...自由詩13*09-6-30
あなたは通じない- チャイ自由詩109-6-28

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