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昼下がり
引き潮の森まで
麦わら帽子に麦わらトンボ被って

森林浴なんて
セミ浴びですねこの季節
血行がよくなるってもんです
音波じゃわじゃわじゃわじゃわ

昆虫はあれで
栄養価高 ....
ミニトマト
まだ緑のうちに落ちちゃった

風が強い日に
鉢がひっくり返ったので
まん丸なジェードグリーン
まがたま型がよく似合いそう

それからずっと
ころりと
テーブルの上

 ....
梅雨明けを待たずに
梅雨が明けてからも
炎天あとでの涙雷はうれしい
雨はもちろん降ったりやんだり

井戸の中の25mプール
水蒸気の世界樹が立ち昇る
嵐の神の雷雲マドラー
垂直さ地球新 ....
透明な
液体入りのアンプルの
それが真水か海水か
確かめ方がありまして

かしょかしょ少し振ってみて
泡立つようなら海水です
塩類はじめ金もウランも
物質全種が溶けています

命の ....
「心地よく秘密めいた場所」で
「口に出せない習慣、奇妙な行為」に耽る君たち

ナメクジよ
ふるさとにお帰り
かたつむらないカタツムリ

「去りにし日々、今ひとたびの幻」のスローガラス
 ....
何にでも話しかけるので
夏はとにかく忙しい

暑いね
暑いね
水足りないね

咲くね
咲かせて
咲いてね
咲かさせてね

ビルごとの風音は
街のシンフォニー
ひとつひとつに ....
数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう

毎年恒例の
納涼盆踊り大会

恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます

ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ....
P^夏バターとバナナのサンドイッチ
はちみつのビーず飛び散らせて
ティータイムチャイム@ハーブ園

夏のおばさんのお茶会の常連さんは
立ち姿すずやかな青き薔薇のシュバリエや
キャベツ畑のラ ....
雷は海にも落ちます
呼ぶものがいるから

それは海がめプールのウミガメたち

見てるだけでもきれいだし
渡る気なのかも知れませんが
雷って
渡れるものなのかどうか
落ちて来るばかりで ....
駅蕎麦屋さんには
「出汁ロボ」という機械があって
そばつゆボタンと
うどんつゆボタンと
ラーメンスープボタン
それぞれを押せばそれぞれが出てくる

現代詩や、ポエムや、ネット詩も
そん ....
夏至間近
ニョロニョロを蒔くなら用意しないと

あなたのところのJAには
10kg袋がありますか
シロツメクサやレンゲのタネみたいに

おりしも父の日を控えて
裏庭にはオトウサンモドキ ....
月に呼ばれて海よりキタロー
なまこ vs. 目玉の親父

くんずほぐれつしている両者
なんだかひとつの新しい生き物に見える

月鯨は月にホエール
エーテルの海を歌声が
重力波さながらに ....
生きた化石は大人気だ
ずいぶんと大勢の人が生きた化石好きに見える

古代魚も大人気だ
とにかく深海で/世界の片隅で
ひっそり生き延びてきたイメージがあるらしい

「今」は
いつでも騒が ....
我はポエット
作り出すために作り出された詩人
君よ知るやその三原則
狂気の凶器と正気の凶器{引用=まず、詩はヒトに危害を加えてはならない。
危険を看過するのもいけない。

次に、詩はヒトの ....
エディブル・ポエブル
それは詩たり得ますか
ポエブル・エディブル
それはおいしく食べられますか

万里の馬鹿は
キィを叩く指先の遥かに
一滴の大循環を見つめています

自分自身の命を ....
素数についての定義を言えば
「1と自分以外に約数を持たない数」になる
このとき1は約数に
数えても数えなくてもローカルルールなのかどうか

しかして果たして
「そいんすうぶんかいのいちいせ ....
海岸で
マックポークを食べていると
確かにトビと目が合った

地を這うものは
空を舞うものに
言葉で返した

「おまえ、わたしと戦うかい?」

白昼の月が一瞬わぐ間に
どこからか ....
アノマロカリスほど有名ではないけど
僕はアロマノカリス
グリーンランドのシリウスからやって来た

石くれをハンマーでかち割るときには
用心深くやってくれ
醸されつくす前の曙の生命が
ひと ....
新崎さんの海里さんおすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由詩な葉っぱ録/セミ浴び- 海里自由詩209-8-4
短冊と落とし文月/トマトほうずき- 海里自由詩109-7-30
短冊と落とし文月/雨に宿るものたち、雨を宿すものたち- 海里自由詩109-7-26
短冊と落とし文月/海の粘度- 海里自由詩209-7-23
短冊と落とし文月/ジメゴン故郷に帰れ- 海里自由詩309-7-21
短冊と落とし文月/あのね、コスモス、もしもし、コスモス?- 海里自由詩309-7-20
短冊と落とし文月/魍魎盆踊り大会- 海里自由詩209-7-11
踊るミクロラプトル/夏のおばさん- 海里自由詩109-6-18
踊るミクロラプトル/オリザ豊かな国から- 海里自由詩209-6-16
色鉛筆のためのパレット/駄詩出しロボット- 海里自由詩209-6-14
踊るミクロラプトル/ニョロニョロとおとうさんモドキ- 海里自由詩209-6-12
踊るミクロラプトル/水妖たち- 海里自由詩109-6-7
踊るミクロラプトル/トッケイ時計の夜- 海里自由詩209-6-2
草冠とレインクラウン/アイ、ポエット- 海里自由詩109-5-29
草冠とレインクラウン/空気よりも本を読もう- 海里自由詩109-5-27
草冠とレインクラウン/単語とは何か。及び数論における1の定義 ...- 海里自由詩209-5-19
月のわぐ間- 海里自由詩108-5-25
芳香のアロマノカリス- 海里自由詩208-5-20

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