明日も知れぬ。
死のいぶきを感じる
果てしなくふりしぼれば
ここに通流している
私の声がする
耳をかたむけるのは幽かな影
生命あるあいだ

避けては通れない
このように、食事をする
　.... 考えてみれば終点の西高島平は
笹目橋のたもとにあるような駅で

我が家から結構近いところを走っている
はずなのだが印象が薄い

開業当時の電車はもう引退して
地方鉄道で第二の人生を送って　.... 駅蕎麦屋さんには
「出汁ロボ」という機械があって
そばつゆボタンと
うどんつゆボタンと
ラーメンスープボタン
それぞれを押せばそれぞれが出てくる

現代詩や、ポエムや、ネット詩も
そん　.... 過去のこと
気にしていたら
未来に進む
時間は
遅くなる 過去は幻想のなか
思い出せるのは夢だけ

今日の日も夢にまみれて
ふれたつもりになって通り過ぎ

明日は確かな手触りをと
中空を両手で掻き回す

夢だけが本当で
夢　.... 競馬をして
金をドブに捨てる
悪銭身につかず
快楽を求める

そして全てを失う
信用も
金も
家も

地道に生きる
幸せ
蟻さんとキリギリス
長寿の秘訣 そんな簡単に捨てられるような
想いじゃないから
とりあえず玉手箱にでも
大事に閉まっておくよ

実はこの箱は逆玉手で
いつか俺が年老いたとき
100年分若返って
君を思い出せるように
　.... みな誰でも

夢や思い出を語る

知らない間になくなるのは

お金とほんのちょっとの涙だけ

流石に痛み耐えるだけの人生は嫌だった

希望否それは絶望の親戚

下らない遊びに時　.... わたしを見守る あなたの温かさを感じているの

叱りながら、背中を押してくれる温かさを感じているの


あなたは愛に あふれていて

わたしの涙を あふれさせて

手を取り合って　.... 誰もが
好きな人に
手紙を書くとき
詩人になれる
不思議さ あなたの手をにぎる

一生懸命話しかけても
あなたは空の話ばかりする

あなたの手をにぎる

あなたは空を眺めているのに
まだうつむいている

あなたの手をにぎる
　.... さりさりと幼い
草はいく
草むらの中を
食卓に斜めに降り注ぐ
花のような物体
の匂い
それらはすべて
私の位牌なので
私は残さずに
食べなければならない
生きていくことは
　.... 鈴が鳴る
鈴が鳴る

あの世と
この世が
繋がって
竿先
細かく
引き絞られる

鈴が鳴る
鈴が鳴る

掛かってしもうた
あの世のモノが
激しく
激しく
身をくねらせ　.... 夏至間近
ニョロニョロを蒔くなら用意しないと

あなたのところのＪＡには
１０ｋｇ袋がありますか
シロツメクサやレンゲのタネみたいに

おりしも父の日を控えて
裏庭にはオトウサンモドキ　.... 街の灯は味方ですか
ショーウィンドウは砕けますか

たぶん
砕ける音が綺麗で
私は足を止め
喜んでガラスを集めるでしょう

銀座の空について考えていると
有楽町でした
思いがけず出　.... もう会えないなら

心を開け放とう

原因や 後悔や なすがままに

それは ひどく散漫に

それは 体に纏わりついて

泣けてくる。 　
　
なにもたべないひとになるのだと
きりさめのかえりみちに
わたしはおもう

くりかえされるはなしばかり
しんじてるから
しんじつをおきざりにして
わかりはしない

あまあし　.... 萌え、
の
奴らには判らない
のだ。

ホストを囲んでドンペリが最高だと信じている
煌くシャンパンタワーを前にした
派手やかに着飾った色カノ、
そして何を隠そう・・・・この俺だって
　.... 床ずれはシャンプーハットの隙間からやって来て
抑汗スプレーの端っこを咥えている。
ひもじくて耐えられぬから、
何を食いたいかさえも忘れてしまったのだ。

脳みそはテレビの中
海老を頭に乗せ　.... きれいな発色
間接照明
心がくつろぐ
天井が高い

広い空間
背の高い外人
有能なカップル
日常から離れた時間

すてきな日曜日
雲もなく
晴れている
お下げの子 言葉にならないものたちを
白いスケッチブックに描いていた

ふくらんではじけそうな花のつぼみ
ゆるやかな風にふれる木の枝

言葉にならないものたちを
白いスケッチブックに描きたかった
　.... 喧騒と調和をはかるかの如く
揺らめく木々に囲まれた聖地

細かな石を踏み締める度に
景色との不合いさとあがりゆく口角

行き着く先に見える雲
人々が生み出していく影
メトロポリタンに愛　.... ＊ごうんごうん

彼は
何も口にすることはないままに
色々を咀嚼して
そのほとんどを
無かったことにしてしまう

勿論、その中には
わたしの使用済みだとか
出し忘れたテ　.... 月に呼ばれて海よりキタロー
なまこ vs. 目玉の親父

くんずほぐれつしている両者
なんだかひとつの新しい生き物に見える

月鯨は月にホエール
エーテルの海を歌声が
重力波さながらに　.... 　朝の庭は

　淡い彩り

甘い匂いを

ほのかな空に

夢見る花は

　微風に揺れ

ふわり

ゆらり

　羽ばたいて

蝶よ
　.... 友達に今度
デートするんだって？
あの子の事が好きなの？
そんなの言えるわけないよ！

どうでしょうね？！
と言ったら、遊びなの？
と言われてしまった。
ご想像におまかせします。
と　.... 生きた化石は大人気だ
ずいぶんと大勢の人が生きた化石好きに見える

古代魚も大人気だ
とにかく深海で／世界の片隅で
ひっそり生き延びてきたイメージがあるらしい

「今」は
いつでも騒が　.... 　
　
優しさに寄生する
謝れない羽虫

霞んでも見えていた
つむじ風にさらわれて
消えてしまいそうな
細い腕を
抱き留められないのなら
この目に虹彩を埋めて
飛行
　
　
　.... だいだいに
染め上げられた、
自転車に
ぼくの半ズボンが呼応して
街が光っていく

巨大な飛行機雲が
目の前で
クロスを描き、
初夏をあらわす

哀しくて、
吐き出した、
ぼ　.... 我はポエット
作り出すために作り出された詩人
君よ知るやその三原則
狂気の凶器と正気の凶器{引用＝まず、詩はヒトに危害を加えてはならない。
危険を看過するのもいけない。

次に､詩はヒトの　....

新崎さんのおすすめリスト（188）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
食事	- こしごえ	自由詩	3*	09-6-15
三田線	- ｋａｕｚ ...	自由詩	8*	09-6-14
色鉛筆のためのパレット/駄詩出しロボット	- 海里	自由詩	2	09-6-14
過去	- 夏川ゆう	自由詩	3	09-6-14
Re^ve	- Pirouette	自由詩	1	09-6-14
ホルスト	- ペポパン ...	自由詩	8*	09-6-14
逆玉手箱	- 青の詩人	自由詩	4*	09-6-13
通れなくなったトンネル	- こめ	自由詩	7	09-6-13
青	- 柊 恵	自由詩	7*	09-6-12
誰もが	- 夏川ゆう	自由詩	4	09-6-12
「あなたの手をにぎる」	- ベンジャ ...	自由詩	5*	09-6-12
息継ぎ	- たもつ	自由詩	6	09-6-12
月明かりの下の顔の見えない釣り	- 北村　守 ...	自由詩	4	09-6-12
踊るミクロラプトル/ニョロニョロとおとうさんモドキ	- 海里	自由詩	2	09-6-12
街の灯	- 木葉 揺	自由詩	3*	09-6-11
放心	- 短角牛	自由詩	1	09-6-11
かえりみち	- 小川 葉	自由詩	4	09-6-11
クリュッグＶＳドンペリニョン＿☆	- atsuchan69	自由詩	15*	09-6-10
私は市販の極楽では満足できず、今はこれで落ち着いています。	- 清水勇介	自由詩	3	09-6-8
ある休日に	- ペポパン ...	自由詩	9*	09-6-8
「六月のスケッチ」	- ベンジャ ...	自由詩	7*	09-6-8
メトロポリタンに愛の園	- 邦秋	自由詩	1	09-6-8
家電	- 山中 烏� ...	自由詩	4*	09-6-7
踊るミクロラプトル/水妖たち	- 海里	自由詩	1	09-6-7
少女	- 柊 恵	自由詩	9*	09-6-4
言えないよ！	- ペポパン ...	自由詩	5*	09-6-2
踊るミクロラプトル/トッケイ時計の夜	- 海里	自由詩	2	09-6-2
優蛾灯	- からくり	自由詩	3	09-6-1
橙のころ	- ゆうさく	自由詩	1	09-5-30
草冠とレインクラウン/アイ、ポエット	- 海里	自由詩	1	09-5-29

---

1　2　3　4　5　6　7