すべてのおすすめ
いつまでも

生身。
の、おんなでいたいと願うなら

恋をするべきなのだろうか

けなげにもまだ疼く
下はらの臓器

ここにあるの
と主張する

と、裏腹に 枯れてゆく ....
わたしのやる気が逃げて行った
元気や根気も一緒のようだ
荷物をまとめ
手に手を取って
わたしのやる気が逃げて行った
追いかけることなどできはしない
途方に暮れて
薄闇の
終わりとも ....
会社でも私生活でも

情熱や行動は伝わらないことが多い

それを告白されるとき

相手は遠いこころのようだ


津波の第一波がひいてゆく

お互いの残骸が非情だ

あれはなん ....
春がやさしく微笑むと 
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る

ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ....
考えると苦しくなる

胸も頭も指先も

だから考えるのをやめる

病気でタバコをやめるみたいに


それは体力と

心の頑丈さの問題か

愛とか嫌いとかではない

朝から ....
 
限りなく明日に近づけば

今になる

だから、僕らは夢をみるの




 
仕事?

仕事はよくわからない

何か気が抜けて手につかない

だけど前準備はしたよ

それよりともだちが大変

今からともだちんとこに行ってくる


みんな長生きしてくれよ ....
 
あまいあまいバレンタイン・キッス♪

夢みてるんだろな、少年よ

やっぱ、ビター・チョコに決定!



 
いま美しかろうと

美しさは日々崩れてゆくだろう

でも見た目じゃないから

抱きごこちじゃないから

セックスも散歩も日々の暮らしも

合図しなくても

おなじものを見つけて ....
 
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた

おや、白いのが一本

ちょっとした目眩をおぼえながらも、また鼻毛を抜くことにした



 
 
ノートの片すみに描いた {ルビ♡=ハートマーク}

それは恋だった


でも、愛は未だ描けないでいる



 
深海に生きる魚族のように自ら燃えなければ何処にも光はない

大島渚自筆の会葬者たちへのメッセージがこれだ

中学生のころビートたけしが出ているということであの映画を観に行った

当時の映画 ....
カラスみたいに
どこにいても不思議じゃなくて
どこにいてもかまわれなくて
嫌われてても
黒でいることをゆるされている

そんなお前がうらやましいと
こっそりいつも
思っている私がいるこ ....
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的

そうだとしたら
鍵穴は逃げないね

それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ....
声で伝えることが誠意なら耳を失えばあなたの誠意は伝わらない。

直接会うことが誠意なら目を失えばあなたの誠意は伝わらない。

触れ合うことが誠意なら灰になってしまえばあなたの誠意は伝わらない。 ....
あなたのかたい頬
思いのほかやわらかくて
その冷やかな瞳にも
熱い涙は宿るのだが

心の奥深くに一つの扉があって
それは故郷へと繋がっている
絶対零度の沈黙
この地上の何よりも冷たい場 ....
たぶんふらふらだ

本気の小学生がかかって来たら

やられてしまうだろう


そんな時間の影のなかだった

自分を抱えた思惑が

ぼくを置き去りにしていった


たぶんふら ....
 
紅白歌合戦に誰がでるのかとテレビは繰り返し

コタツに老婆がひとり

印刷された年賀状に「今年も健康でありますように」と、娘に書き添えた



 
とある日に

みんなうまれてきたというのに

今日はとくべつな日だった

それだけで

ほんとにうれしくてやさしくて

めいわくかけてありがとう


もどかしい

まちが ....
 
あっちゃむいて、ほい! あっちゃむいて、ほい!

たまには向きおうてもええんちゃうん?

こっちゃむいて、ほい!



 
西空に低く

爪みたいな月

だけど

ぼくの爪は噛んだあとしかない

外灯が街道を照らしてる

優しいきれながの目

そんな月が

天体の運行が

びくともしないで
 ....
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く

寒くなったね

それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて

待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
文学、音楽、哲学、映画、絵、写真、を捨てる。
孤独を愛する事、をやめる。
夜にだけやさしく在ろうとしない。
男を殺さず、女を犯さず、夜盗を働かない。
夢の意味に絶望しない。
昼間 ....
林檎は眼球の中で落下する。
それを先天性の疾患として嘔吐し
強い圧力を掛けて割ると
中から手足の無い胎児が産まれる。
日常を窒息させ、見知らぬ恋人にキスをする。


  ・・ ・


痛覚の一部分でしか無いのに、それを愛だと言う。


  ・・ ・


蚯蚓腫れした睡眠欲を、粉々に ....
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ....
紅くてちりちりした涙が枯れ果てる

オレンジ色の小さな花の

フルーティな抹茶みたいな香りが

ぼくらの世界を席巻している

それはグーグルアースにも映らない


道をゆく者たち ....
東の空のしたで彼女が孫と祈っている

彼女は自分のために祈ったことがない

だからぼくが代わりに祈り守ってゆく


同じ時間よ

それだけが

欲しかった

同じ空間よ

 ....
秋のひかりと血潮の影に

私のゆびさきが染まっている

雲がきれいだ

貴女のようだ

秋と私は漢字が似ている

水色の匂いだ

貴女の匂いだ

秋のひかりと血潮の影に
 ....
徘徊メガネさんの自由詩おすすめリスト(486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生身- 森の猫自由詩17*13-5-1
- ただのみ ...自由詩18*13-3-24
津波- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
この春を何と呼ぼうか- ただのみ ...自由詩28*13-3-21
朝から鼻血がとまらない- 吉岡ペペ ...自由詩713-3-18
僕らの明日- 殿上 童自由詩22*13-3-17
みんな長生きしてくれよ- 吉岡ペペ ...自由詩613-2-10
少年よ- 殿上 童自由詩20*13-2-10
歓喜世界- 吉岡ペペ ...自由詩413-2-9
鼻毛- 殿上 童自由詩13*13-2-3
愛は未だ- 殿上 童自由詩21*13-1-27
戦場のメリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩1013-1-22
空に近いカラス- 朧月自由詩813-1-15
たぶんあれが君- 朧月自由詩813-1-11
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩713-1-5
黒髪彗星- ただのみ ...自由詩20+*13-1-4
ふらふらだ- 吉岡ペペ ...自由詩212-12-30
コタツ- 殿上 童自由詩25*12-12-24
とある日に- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-12
あっちゃむいて、ほい!- 殿上 童自由詩20*12-12-9
天体の運行- 吉岡ペペ ...自由詩612-11-16
廻り廻ってさようなら/月と蜘蛛- ただのみ ...自由詩30*12-10-19
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
空想の流刑- 青土よし自由詩512-10-16
醜いカバの論駁- 青土よし自由詩112-10-16
想像力が二人を分かつまで- 青土よし自由詩312-10-16
少年世界- 吉岡ペペ ...自由詩1812-10-12
宇宙には届かない- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-11
彼女が孫と- 吉岡ペペ ...自由詩1212-10-10
雲がきれいだ- 吉岡ペペ ...自由詩1412-10-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17