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素直になろう
ココロの底の
声をきいて
素直になろう
諦めきれないのなら
そのままでいい
自分にウソをつくのはやめよう
これだけ焦がれる気持ちには
逆らえない
....
今日もいつも通り
という自覚もなく
今日もいつも通り
という毎日が過ぎ
今日もいつも通り
私の隣には君がいる
だけど突然
底なし沼にハマるように
記憶に足を ....
動物を視観察する
花粉を視観察する
放射性物質を視観察する
自分を視観察する
なぜこんなことになったのか
なぜこんなことをしてしまったのか
動物や花粉や放射性物質や ....
○
△
□
○と□は似ているようで
□と○は同じでない
□と△は似ているようで
△と□は同じでない
共に感じるということと
分かったような気がすることも
似ているよう ....
ぼくには反抗期がなかった
反抗する対象がいなかっただけかも知れない
童貞で女の子にも興味がなかった
ビートルズやオフコース
中島みゆきやYMO
それと流行っている洋楽をひ ....
姿だけじゃ
見えない
顔だけじゃ
わからない
内在する魂
スーツをパリッと
着こなしている男は
堂々としていて
怖いものなど
ないかに見えるのに
内には淋しさの
....
哀しかった夏
八月もさいごの日
ぼくのこれからを示すように
ひとりぼっちだ
車のなかで夜
なん時間も過ごすようになって
もうどのくらいたつだろう
....
もうずっと充たされないだろう
ひとのしあわせは願えても
ひとのしあわせは喜べないだろう
もうずっと
充たされることはないのだから
こころから
愛しあっていた
....
そこに何があるのか
もう分かっています
見ないほうが幸せだってことも
それでも蓋を開けてしまうのは
貴方のどんな醜い姿も
この目に焼き付けておきたいからで
やはり 恋でしょうか
それ ....
ごめんね
やさしい ひと
軽いキモチで
送った言葉が
キミを
惑わせてると
思うと
罪人みたいな
気分になるよ
騙されてるのか
騙しているのか
言葉遊びじ ....
証拠を残したくなくて
歩いていた足跡を消していく
物語のように生きれたら素敵だよね
あの哀しいストーリーのように
残響だけがひびきわたる
詩人の内面で
何が起こっているか
誰か知らないのか
蒼き草原を
ただ疾駆する獣となって
君は走れるか
骨まで砕こうとする敵に
ただ反撃できるか
....
もう一度飢狼のように血に飢えて
青春という広野を疾駆したい
しかし私は一匹の弱い羊
牙もなければ爪もない
泣きながら帰る夕焼け
一人ぼっちの夜
もう戻れないあの日
抱いて
あなたが
海を渡ってしまう前に
強く
優しく
あなたの印を
いっぱいつけて
あたしを
ふるわせて
ねぇ
抱いて
身支度をする前に
とろける ....
友人は被災地にボランティアにゆき5キロ太って帰って来た
俺は札束だけを持って被災地から離れた地方都市にゆき1キロ痩せて帰って来た
夏枯れの向日葵が
こころに咲いている
あな ....
{ルビ涯=はて}を{ルビ悟=し}っている靴はさいわいである
一枚の布きれのような宇宙をイメージした
そこに出来た濃淡は
百億年単位では無常だった
でもその濃淡に
悲しんだり喜んだり嫉妬したりするのだった
でもその濃淡は
怒り ....
しょせん世界は
しょせん宇宙は
粒子のあつまり
存在しているように見えるだけで
百億年単位で考えたら
存在しつづけているものなんてないんだから
無理をしないこと ....
目に見える世界で生きているなら
おまえの選択は正しいんだよ
煩わしいことは切り捨てて構わないんだ
それはわがままではないんだよ
宇宙ってやつは極端な濃淡でできているんだ
....
叩きつけるような
全てを絞り出しているかの
言葉、
言葉、
言葉、
言葉に魅入られた者は
言葉で自身を
癒やすのか…
痛い
痛すぎるよ
名前も
顔も知 ....
鯨は賢いから
殺してはいけないのだと
海の向こうでは騒ぎが続いている
賢くないわたしは
きっと殺されてしまうから
その前に沈んでしまおう
深く、深く
肺が潰れてしまうところまで
....
凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し
おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない
そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?
恋でもない
愛しさでもない
同情で ....
○電車――走る匣体。棺。中には死人が詰まっていてぼくたちはホームと電車の隙間の21mmを各々の足で越えることで死と生を繰り返す。
○ポニーテールの幼女――黒のギンガムチェックのワンピースに黒 ....
自分のためにがんばれなくても
あの人のためならがんばれる
でもあの人ともいつか別離の時がくる
その時どんな顔で泣けばいいんだ
悲しみが止まらない
悲しみが止まらない
諸行無常の鐘の声
盛 ....
いつものように眠剤を飲んで
眠りに就く前に
もう眠ったまま
目覚めない方がいいと思うことがある
そのくせ死ぬことに
たまらない恐怖を
抱いているんだよな
朝いつものように
抗精神薬 ....
恋に落ちる
わたしが落ちる
瞳が
胸が
たましいが落ちる
小石のように
みずうみに落ちる
透きとおっている
水草もゆれる
....
カーテンの隙間から
漏れる、鉄状のもの
汗や痛みなどの
混濁した
私たちの怒り、は
私たちの表情、は
私たちの時代、は
数回の瞬きのために
無意味なものに
分類され ....
きみは一篇の詩
ただひとつ
この星にうまれた
かけがえのない一篇の詩
時間は目眩めくリズム
若さに弾み
老いて穏やかな
飽きることのな ....
私の
脳天
ゴー
という音が
響くのです
全て
貫く
ゴー
という音が
響くのです
明日に恐怖し
昨日に焦がれ
私の
脳天
ゴー
という音 ....
喋ると
ひとつ減ってしまう
幸せなものは謙虚に黙っている
空の青さも
木々の深みも
動かすと
その分だけこぼれてゆく
私のなかの蝉は
....
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