すべてのおすすめ
知らない父の
面影をみる
おとうちゃん
夢で呼んだ
呼んだことのない私は
甘えたかったのか
許していた
私のことも
父のことも
夢はときに
夢らしくあり
カラスみたいに
どこにいても不思議じゃなくて
どこにいてもかまわれなくて
嫌われてても
黒でいることをゆるされている
そんなお前がうらやましいと
こっそりいつも
思っている私がいるこ ....
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的
そうだとしたら
鍵穴は逃げないね
それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ....
スライスしてみる
なにかあるんじゃない?
きこえた言葉
以外の気持ち
薄くめくれば
息づくあなた自身
触れられないよ
あたしのこの手
揺れ動いてる
互いの想いだけが
雨の夜 ....
雨粒ひとつでなんやのん
そんなにこわいの?
濡れたらどうなるの
無言も罪だと
いつかきいた
冬ぐらいでなんやのん
そんなに寒いの?
凍ればいいのに
地面にそっと
終わりと ....
君が示してくれた方向は
それがそのまま世界であって
私が踏み出してもよいものか悩む
無資格なもの
真四角なもの
聞きちがえてそれでも
おなじものにおもえるよ
丸くなければ通れない ....