強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ

大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ....
まっずいゼリィを喰わされて
うまいうまいと今日もよろこぶ

食品添加物すごいです

こんなにぶどうが長持ちするなんて

冥土印茶否!

今日も日本の食卓を支える!


しかし俺 ....
冥王星が冷たい冬だ 月は 水底から仰ぐ小舟
雲の向こうをかろやかに滑り


 だが本当は流されているのは雲の方 
 月は自分の道を行くだけだ


きみは 月のように生きるのか
風に流されることもなく 
 ....
昼には昼の顔をして
月など知らない振る舞いを
夜には夜の服を着て
海にさからう泳ぎかた
明日には明日の「今日」が来て
なかったことなど無いように
青々とした朝が降る
道を歩いていて嫌になるのは
いつも いつも 枝分かれしていくこと

その中から ひとつを選ばなきゃならない
一番素敵な景色を見せてくれるのが
どの一本かも わからないのに

僕はそれに疲 ....
娘と一緒にドラッグストアーに行って
「好きなものをひとつだけ買ってあげるよ」
と言ったら
「ホチキスが欲しい」と言う

「ホチキスならうちに二つもあるでしょ。
塗り絵の本とか色マジックのセ ....
バトンタッチを繰り返すはんぺんの群れ

満月に向かって吠えるバラバラになったはんぺん

所狭しと並べられたうだつの上がらないはんぺんドミノの渋滞


渋滞は「解消」という行為を知る前にド ....
ほんとうの恋なんて
したことなかった

ふられて
嫌って
忘れて

傷が増えていって

心で泣いてた私を
柔らかく包み込んだその腕の暖かさが
いつまでも忘れられなくて ....
シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ....
       うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ....
渡り廊下うらがえす 生きているということの
重圧に疲れたら
空を見る
曇りの日もあるけれど
その上にはまた
青空が広がっている
それは宇宙を予感させる青さだ

その青さは
あの人の面影を
思わせる青さ ....
二00一年十月

白い骨になった祖母が
熱気の中に横たわっていた
八歳の息子が私を見上げる
「お母さん、人ってこうやって焼かれるんだね。」
君に答える言葉がない
だって私も今初めて
焼 ....
{画像=130120172029.jpg}

カネにならない創作は

理由の不確かな

突然の欲求から

下らないと笑う人もいる

本人は真剣なのに


実に滑稽に見えるだろ ....
君と手を繋いで歩くと
前を歩く影

私がやけに小さくて
君の大きさに
なんだか安心したんだ

私は君が思うほど強くないんだよ

小さい身体の中には
小さい心しか入ってな ....
赤い実を摘む

意味の無い音が唇からこぼれた


庭に赤い実が生った

忘れていた裏庭に足を踏み入れる

音をたてて足元から崩れていく落ち葉

足音は知らぬ間に自然に奪われていた ....
どこまでも ゆっくりと 
歩いて行ってくれれば 良いと思う 

適度に 酔いながら 笑いながらの 
微妙な距離で・・



空が 月になったり 海に代わったり する 
心が 繋 ....
ゆうぐれに向かってはしっている
かえっているのに
だんだん離れてゆくようで

君がならすおんがく
私のみみをこじあけて
はいるよ乱暴にむねのなか
せつなさをきざんでる

なにか後悔さ ....
いいことも

わるいことも

関係なしに

うつくしい

ため息さえも

いとおしく

白くかがやく

冬の青空
真夜中に猫の呻き声 宿題のせいで寝れない夜に

初めて作った芋の煮物 富山県産おいしいな

一人でも暮らしていけると過信するのが楽しい夜
言葉は形容詞から腐ると
教えてくれた小説家がいた
 
 
夜、寝ている間に僕は 
優しい形になった 
とても優しい形になった 
とても優しい形だったので 
誰にも怒られなかった 
誰も傷つけることはなかった 
どうして昼間は 
あん ....
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ....
駆け足で泣くと、
電線は、雀の足でたわみわみ
夜は上を黒、下を青とし
地面は音もなくぎちぎちと詰まり
壁はただ綺麗でした。

お母さんは予言者のように、
私の行く末を指します。

あ ....
(以下英語で)
「カスタマー・サービスです」

「あの、レ・ミゼラブルの上映スケジュールを知りたいのですけど…」

「それでしたらウェブサイトで調べて下さい」

「さっき調べたのですが、 ....
今 この時に
私はあなたと同じ日暮れを
病んでいる

今 この時に
私はあなたと同じ孤独を
呼吸している

そしてもう二度と会うことはないあなたと
今まででいちばん
近いと感じてい ....
赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
北海道にいったら鈴蘭に会っておいでなさい
寒い寒い大地から葉をのばして
日なたにも日陰にも茎をのばし
鈴のように5、6こ
並んで総状の花をつけた
それは、風車のような晩春の香よ

北海道 ....
           絶望の上着を引っ掛けて
           孤独の靴を履こうじゃないか
           来し方行く末足どり軽く
           咲いた ....
街波 茜さんのおすすめリスト(436)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
強くなりたいと歌うのも疲れたよ- 凪 ちひ ...自由詩8*13-1-29
ゼリィ- 2012自由詩3*13-1-28
冥王星が冷たい冬だ- 北大路京 ...自由詩7*13-1-26
孤高の旅人- ただのみ ...自由詩21*13-1-26
repeat_the_same_thing- はるな自由詩613-1-26
選択肢- まーつん自由詩9*13-1-26
ホチキス- 夏美かを ...自由詩41*13-1-25
はんぺん- 赤青黄自由詩4*13-1-22
ほんとうの恋- ジュリエ ...自由詩113-1-22
シロツメクサ- umineko自由詩24*13-1-22
洗面器にわたしが溢れるとき- 石田とわ自由詩32+*13-1-22
渡り廊下うらがえす- 北大路京 ...自由詩213-1-21
遠く- 渡辺亘自由詩213-1-21
火葬場で_- Lucy自由詩11*13-1-21
趣味- ドクダミ ...自由詩6*13-1-21
- ジュリエ ...自由詩213-1-21
南天の幻惑- 暗闇れも ...自由詩213-1-20
充電したつもりが- 藤鈴呼自由詩3*13-1-20
ゆうぐれの音- 朧月自由詩913-1-20
かがやき- 三田九郎自由詩7*13-1-20
真夜中- 山岸美香自由詩213-1-19
ある教え- HAL自由詩7*13-1-19
優しい形- たもつ自由詩1513-1-18
海岸線- まーつん自由詩6*13-1-18
駆け足で泣くと。- きーろ自由詩4*13-1-17
ああ無情…でも負けない!- 夏美かを ...自由詩28*13-1-17
カモメの朝- Lucy自由詩11*13-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
鈴蘭- 月形半分 ...自由詩613-1-17
颯爽たるもの- 石田とわ自由詩7*13-1-16

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