すべてのおすすめ
始めに朝があった
僕たちは扉を開けて
靴音鳴らして別れてった



「自分に自信がある男程SEXが下手なんだよね、何故か分かる?努力しなくても良いから。自分に卑屈な男の子の方が自分に ....
見とれてみたり
奪われてみたり
抱きしめてみたり
キズ付けてみたり
そうやってボクは人生をサボっている

つぶやいてみたり
吐き捨ててみたり
なぐさめてみたり
ないがしろにしなが ....
何故かあのひともそうだった


年上の素敵な奥様がいて
それなりに幸せな家庭を築いていた
そしてそんな男の軽い浮気心に惚れてしまう女がひとり

初めて出逢ったのは真冬に逆戻りしたような夜 ....
手に荷物がいっぱいで
傘をさすことが出来ない君
身体(カラダ)打つ雨は冷たくて
頬伝う雫は涙と交じる

差し伸べられた傘もいらないと拒否をして

君は独りでどこへ向かうの

身体打 ....
 月は
 見えない音をたて
 真昼の闇の滝を滑り堕ちていく
 否
 堕ちるのではない
 昇るのだ
 わたしを介してあなたへと
 絶望に煌きながら
 地の底の淵で
 やがて幾人もの人間 ....
「手紙」

見渡す限りの誰もがのどが渇いていて
水!水!と叫びながら歩いているのに
誰にも耳が付いていないので
互いにそれに気づいていない

伝わることの無い声は
束になって風を起こし ....
涙が止まんなくて

カラカラの私

願いはサラサラ手のひらヒラヒラ

やだ、しょっぱい。

涙が止まんない

ねえ、こんなにしょっぱかったっけ?

そしてまた願った

いつ ....
砂まみれの虹をわたりながら
つや消しの空間に夢をトレースする
幸せそうな光たちをそういう気分で俯瞰する
本当の意味で読み取る歴史の上の明日の流れ星を数えて
血まみれのキーボードに移植す ....
 
あなたはわたしの
子ではないと
ある日母が言ったなら
その日から
またその日までも
子は母の子ではないように
自らの記憶を再構築し
それからつくられる記憶さえ
再構築しなければな ....
ただ青く色そのものになった空
飛んでいる/はずの飛行機の窓の外には
動かない風景

窓の下には薄いごく薄い雲の海が霞む
空と雲の海/の境界を何と呼べばいいのだろう
白く霞む雲はその下に広が ....
親愛なる六月生まれの 女へ
君の墓碑に 近づいてはならない ように
天使を 置いて 
町を 作り上げ

大きな 絶望を 築き上げよ
それらを 平たく 映しとめる
海があるなら 私は あな ....
外に出るのが億劫だ

そんな気持ちになる朝は

布団を出るのも億劫で

ご飯を炊くのも面倒だ


家の隣のスーパーに

買いに行く気にもならず

ましてや遠くの定食屋

 ....
「風光」はおまえのパトスに
    潤いをあたえるために

「時空」はおまえのロゴスに
    柔らかさをもたらすために

「老残」はおまえの生涯に
    花の装いをほどこすために
 ....
記憶の欠片に
そっと 指先が触れて
灰色の空を流れる感情
切り離したくなるような

非現実

ゆらゆら
揺らめいて
漂うだけ


張り裂けそうに動き続ける
誰もいない
 ....
きっと あなたも あたしを 抱くのでしょう

心の底で 別の女を想いながら 抱くのでしょう

そうやって それでも あたしの目を見て 「好き」 と言うのでしょう

けれどね あたし ....
水と同じ手をかざし
流れを曲げる生霊が居り
声と光を抄いとり
からのはらわたをのぞきこむ


手のひら 手の甲
水車の回転
既に無いもの 失いものの影
ひとつ余分 ....
 
 
 
 
 
派生する
頼りない糸
喉が焼ける叫びを
声に換えて手繰る
 
 
 
風が泣く
 
 
 
誰に話しても
つうつうと
話し中の合図だけが
耳を ....
あか剥げた足下を
深く抉れば
待ち遠しい
色は未だ知れず

異国の香りもなく
甘くも苦くも
憧憬の
西洋ナシの風味も

土黒い十の芋虫が
土竜を真似る
胸膨らめば
眼くらくら ....
バランスは大事。
だけど結局は自分の感覚を信じて行くしかないよね。

ボクは少し辛めのほうが好みだから、とりあえず香辛料などを加えてみたくなる。
自分の好みのバランスってやつだ。

も ....
みずから
無数の眠りと共に飲み込まれ
問われないおんなの言葉は
眼を閉じながら
日没よりも静かに
日没よりも永く
海底の無色へ沈みます


ああ、もう間に合わない、
皮 ....
一本の針金の上を
短い髪の女が踊り歩く

夜はとても短いから
短針から長針までゆくのよ
60秒に一回
私は新しくなる

腕を広げ
回る

針金がたわみ
ぎいぎいと不満の声を上げ ....
引力が、

 ある

きみと、ぼく

 地球と 月

  引力がある

 ひきあう

すべては ひきあう

  きみに ぼくはひかれる

 きみも ぼくに 月に
 ....
宵の口と無機質な朝の狭間で思うことがある。
欲しいのは明日だ。
無限に続く未来ではない。
ただ明日が欲しいだけだ。

移ろいがちな季節の合間に見え隠れするそのしぐさは戸惑いを誘うだけだよ ....
波打ち際の流木に
白いワンピースの後姿

沖に向かって風が吹いたとき
彼女の瞳は
黒曜石のように輝き始める

白のスカートを翻して海を渡り
愛した故郷の港や島影が遠くなると
こ ....
{引用=死ぬ気になれば何でもできる…

それは瀬戸際に立たされたことの無い人間の言葉}


新地に棲んでいた頃の母を良く知っているといって
狐目の男が自宅を訪れることがあった

その度 ....
油断すると耳に聞こえてきた
愛と感謝を唄う詩

でも僕の耳にはフィルターがあって
別のヒトの声になって心に届きます

そしてその歌声は
私を泣かせるのです

私はきっとその声に恋をし ....
音符が遊ぶようにして電線をくぐり
時折、絡まってはファルセットになる
美しく奏でるための


言葉たちは、そうしていつも
行き先を探していて
夜、は手招きをはじめる
屋根、そのオクター ....
東から西へ
クリークのような商店街の上を
滑空する

コンビニの角を南に曲って
コソコソとパチンコ屋へ向かう
八百屋の若旦那を左目で見ながら

西から北へ
生易しい北風を切り裂く ....
 
赤い卵が
まっくろい側面の
棺桶にならんでいて
うす暗い船底には
ごはんがあるものだから
たまらない

軍艦のデッキから
声が聞こえる
声に出しては
ならないその声を
聞い ....
手のなかの電池の切れた携帯電話だけが熱かった
毎日一度も鳴ることはなく
しかし今日も握りしめて生きている
何もかもが煌々と夜を照らしても
手のなかの電池の切れた携帯電話だけが熱かった  ....
遊佐さんの自由詩おすすめリスト(418)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
革命前夜- 手乗川文 ...自由詩16*09-2-16
ゼリークラシック- BOOKEND自由詩5*09-2-16
螺旋のひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*09-2-15
- 知恵自由詩2*09-2-13
『真昼の月』- あおい満 ...自由詩4*09-2-13
思いについての断片- 自由詩3*09-2-13
創書日和「塩」_彼方海- そらの  ...自由詩5*09-2-12
砂まみれの虹- モリマサ ...自由詩1509-2-12
オーキュペテーとケライノー- 小川 葉自由詩2*09-2-11
スカイブルー- kauz ...自由詩6*09-2-11
六月生まれの二人へ- 奥津 強自由詩409-2-11
休日の朝- 三上山一 ...自由詩5*09-2-11
実存__2008/1/1- 信天翁自由詩309-2-11
Mars- Izm自由詩309-2-11
かなわない。- ゆきちゃ ...自由詩1*09-2-11
夜応録_Ⅱ- 木立 悟自由詩309-2-10
冬風が泣く- 北星三天自由詩1*09-2-10
アルミナ- ICE自由詩109-2-10
スヤスヤ- BOOKEND自由詩3*09-2-10
完璧な涙- A道化自由詩609-2-10
赤の3番- ミゼット自由詩1*09-2-10
ぐるぐる- 北大路京 ...自由詩21*09-2-9
日焼けした両腕- BOOKEND自由詩3*09-2-9
滑走- 楽恵自由詩13*09-2-9
新地のひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*09-2-8
僕のバイアス- 邦秋自由詩3*09-2-8
美しい夜- さくら自由詩22*09-2-6
鳥瞰図- nonya自由詩23+*09-1-31
イクラの軍艦巻- 小川 葉自由詩4*09-1-31
磨く夜- 因子自由詩209-1-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14