すべてのおすすめ
どんな時でも
どんな所でも
守ってあげたい
助けたい

君の瞳は嘘をつかない
純粋で輝いていて
何でも見通せる
それでいて脆く儚い

歪がかかり
歪められ
苦しみの底に
安心 ....
目を覚まして こすり合わせる
貧弱なものたちの強い毎日
そんなあなたに ごほうびです 

満月が二つ出た
願ってもいないことだったが
ひとつは自分用に
大きなポイで掬った
知り合いの ....
それはいつもそこにあるから
しかたなくて
必死にいのちを擦りあった

てんてんと開いたあなから
すこしずつながれだして
しかたないから
必死にいのちを擦りあった

かなしくもない ....
探し物をしている
今朝の気がかり
思い出せない名前

探し物をしている
ゆっくりそれでいて少し
あせりながら
だって今日がまた
終わってしまうから

見つけ出せずにいるのは
小さ ....
私が私を見ている
不格好な背中が憎い
お前、なぜそこに居るの

私が私を見ている
丸まった背中が悲しい
お前、どこへ行くの
どこへ帰るの
 
 
台所に行くと小さな深海がある
水圧で食器洗浄機が潰れている
よくあることだね
きみが見たこともない魚を
きれいに包丁でさばいている
時々あることだね
たまにあることだね
 
 ....
空にポッカリ満月が

月が
月が
月が

幽玄な月が

稜線の上に
屋根の上に
ビルの谷間に
窓の隅に
小さな水たまりにも
澱んだドブにも

無数の月が

ゆらぐ水面 ....
路地裏の縁台に腰掛け
はだけた胸元に
団扇で風を送り

茶請けに水羊羹
冷茶を一服口に含み
にんまり、

路地には打ち水がしてあり、
しおれかけた朝顔の鉢が
そこ ここ

遠く ....
茜の空と群青の海

私は その{ルビ間=はざま}に行きたくなりました

赤紫の{ルビ間=はざま}は 空でも海でも陸でもなく

名の無い存在で

寂しげのような 楽しげのような

{ ....
武器の形をした島

地球上で最も凶暴な住民、ただしあくまで、潜在的に

ありふれてはいるが、空から見下ろせばその島は太平洋に浮かぶ拳銃にみえる、シリンダーのあたりから山となって人工の針葉樹林が ....
液体で生まれる
混ざりながら/ゆっくりと凝固する
凝固したら溶ける
液体になる
蒸発する

液体で生まれる

あいということ
いきること/しぬこと
シーラカンス

何処にも居場所が 無いっていうことは
何処へだって 行ってしまえるってことなんだ
どんな風になりたいか 望んでないってことは
どんな風にだって なれてしまうってことなんだ
 ....
月夜に
クロール

前進は
藍を割って


どこにも
届かない
それでいて
暖かい


指先は
ゆっくり
夜に染まる
あの日以来

ぼくらは国家的大義を伴った目標というものを

久しぶりに取り戻せたのではないか


傍観者ではいられない

そのことに感謝していた

夏のあいだずっと

ぼくは ....
ちりちり、ちりん
しゃりしゃらん

秋のはじまりの夜は澄んで
いくつもの水面に映し出される
まるい光を数えて歩きます

ふくらんでいく気持ちが
ぼくの肋骨を、内側から
甘く、うずかせ ....
雨の中
一人で傘を差し
涙の声
初めてじゃない
温もりを求めて

彷徨う眼
移ろう視線
優しい声の
方を向く

振られた明日を
振り向き
えられた昨日を
抱締める
一人でトボトボ
道を歩いている
焦点が合わない
ふらふら千鳥足

誰も振り向かない
孤独な一人旅
地球が回る
時間が回る

コバルトブルーの空の下
虚無を感じる
砂粒のように
 ....
人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう

これも運命ってやつなのかな




みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ....
言葉でなく物でなく
金の有無に関わらず
愛撫でなく交わりでもない

絶えてしまう前提を排し受け伝える試みか?

可視化された愛に
気付けたらの話し

可視化された愛が
存在るならの ....
いらない人など
どこにもいないと云うのなら
いらない悲しみもきっと
どこにもない

いらない人というものが
もしもどこかに在るならば
目の前の喜びに怯える日々は
ずっと積もってしま ....
素直によが明けて 本当の朝を新しい風が連れてくる
外へ出て 足下には影がうしろへと伸びる
いつも旨いことしてこようとしてきたと思う
ふとした時々に 忘れものが ある

それが思い出せないこと ....
それはいつもとおなじ散歩道
いつもとおなじ日曜日の
気だるい午後に
わたしは、
歩いているわたしの背中を
見つけてしまった

(あれはもうひとりのわたし?
それともいつもの白昼夢?
 ....
傷つくのなんか
こわくなかった
でもあなたにさわれば
あなたが損なわれそうで

傷つくのなんて
こわくなかった
でもきみにさわれば
きみが損なわれそうで



うそをつ ....
同じ海 同じ空
同じ愛 違う人

流れに逆らう様には待てはしない

完璧な空間 完璧な時間

流れに逆らう様には待てはしない

同じ距離 同じ質量
同じ愛 違う人
 ....
{画像=110911183602.jpg}


心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ....
空港のインフォメーションを知らせる音がする

人生はひとつの感傷旅行のようなものだ

ぼくは何処へも行きたくなかった

みんな普通に歩いている

それが羨ましくて淋しかった

ぼく ....
夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ....
秋になったのに
秋を受け入れられなくて
半袖の腕を
抱きしめて立っている

もうそこに
真っ白な季節をみてしまい
ゆれる木々の
変化すらみていない

まだこない季節でばかり
過ご ....
暗くなる前から隠れる所を捜した
冷たい風を避けて 二人は草の茂みに潜んだ
ざああ ざああ 荒れ気味の風が林檎畑を走る

強い風に羽があおられて もっと草の奥へと
二人は入り込んだ
夜空 ....
忘れないで
と言うには
遠すぎるし

忘れて
と言うには
近すぎる

出会わなければ
と思うには
おだやかすぎたし

会いたい
と口に出すほど
捨て身にも
なれなかっ ....
COCOさんの自由詩おすすめリスト(370)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どんな時でも- ペポパン ...自由詩4*11-9-14
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満月の夜に- wako自由詩211-9-13
夏の夕暮れ- ……とあ ...自由詩10*11-9-13
はざま- subaru★自由詩22*11-9-13
メロンアイランド- 乾 加津 ...自由詩8*11-9-13
あいということ- つみき自由詩611-9-13
シーラカンス- itukamitanij ...自由詩511-9-13
クロール- はるな自由詩511-9-13
311- 吉岡ペペ ...自由詩111-9-12
明月によせる- 橘あまね自由詩811-9-12
オルゴール- ペポパン ...自由詩5*11-9-12
一人旅- ペポパン ...自由詩5*11-9-12
許されたひと- 恋月 ぴ ...自由詩28+11-9-12
愛の可視化- 徘徊メガ ...自由詩111-9-12
メロウ- 千波 一 ...自由詩3*11-9-12
淋しさの帰る場所- 唐草フウ自由詩6*11-9-12
二重歩行- 橘あまね自由詩9*11-9-11
曲線- はるな自由詩311-9-11
等号- 徘徊メガ ...自由詩211-9-11
朝のsoraと太陽- beebee自由詩24+*11-9-11
空港のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-11
九月階段- 塔野夏子自由詩22*11-9-11
- 朧月自由詩311-9-11
銀河の下で- 砂木自由詩13*11-9-11
失恋- はるな自由詩511-9-10

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