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夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ....
白い八月の午さがり

目を閉じて

君の幻を見ている

水のレースにふちどられたドレスで

踊っている

きらきら

きらきら

僕の瞼の裏にも水の雫が飛んで

きらき ....
COCOさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
九月階段- 塔野夏子自由詩22*11-9-11
水のレース- 塔野夏子自由詩4*11-8-19

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