すべてのおすすめ
                    110702


能天気ノー電気だとビラ配る

天気雨電力不足は管轄外

平日は電気が不足足擦る

子育ても介護も知らぬ放射能

危険だと ....
              110701



ありふれた放射性同位元素を探し
地球を三周くらいした後に
原始人の顔をした博士が暖簾を潜って入ってきたときに
味噌ラーメンを啜ってい ....
                110627




化け物といわれた男
おとこなのに乙子と呼ばれるのは大嫌い
蒲柳の質で
ウィルス感染を恐れ
人混みを忌避した
老いて
関節リュ ....
              110626




首が回らない
それは緊張し過ぎたためでしょう
お金がないのはそれだけ厳しいことですから
500円不足の苦情処理途中に
1万円札 ....
                   110620




どんなに素晴らしい内容でも、端から理解できないことをしゃべり続けられては堪りません。また、時間がないときに丁寧に詳しく話されても困 ....
                 110616



ものども頭が高い!
恐れ多くも
ここにおわすは
先の副将軍
水戸光圀公であらせられるぞ
印籠を目掛け矢音
目を瞑り横っ飛びに
 ....
                  110609




日が経つと
降り積もった雪も堅くなる
かじかんだ手でスコップを掴み
腰を伸ばし
柔らかそうなところに
突き立てた
音もな ....
                110601



パールホワイトの大型車なんかが走っているのは
我が国だけだろう
西欧人からは
なんという非常識な色だと言われそう
新型のフォルクス ....
                  110529


こんな庵では如何でしょう
難しいですね
実現には10年くらいは掛かりますね
企画立案中でしたら
予算化のための具体案をすぐに提出し ....
もうすぐ帰るのだ
少し前は他人事であったが
今は自分ごとになっている
人の一生は短いものだね
30年経つともう次の世代になる
理屈では前から分かっていたが
いざ死んでみると実感する
「逝 ....
            110527


それで
お父様はいつお帰りですか?
夏には必ず帰りますと返事をしたら
その頃またお電話差し上げますと切れた
どこの誰だか分からない
 ....
              110518



世界初と聞く度に心を動かし
裏側から表側へと握り拳を突き出して
へらへらと薄い皮一枚で辛うじて形を保つ薄っぺらな奴等を追っ払うが
それ ....
               110511

金曜日に助けたから
フライデーと名づけられた青年は
ロビンソン・クルーソーの従僕となり
しばらくは一緒に暮らしたという
絵に描いたような仕合 ....
            110412


ふしだらな
感じやすい
企みを
ひそかに抱き
か細い悲鳴をあげて
かわは流れてゆく
拡がる景色の果て
外国船が汽笛を鳴らし
風が凪いだそ ....
                050115


                   
みじんこ
こすもす
ゆりの花
左うちわの
いもようかん

ひっくり ....
                 081025





くつしたが
くつしたがくつしたがと
悲鳴を上げるので
靴下がと
穴の開いた靴下が
靴の中で欠伸する

石ころを蹴っ飛 ....
            081017


横を向いて歩いていった
強者達が
立ち止まり
上を向いて
叫ぶ
ユーフォーだ!
ユーフォー!

駄洒落の神様
怒り出す
強者共をつ ....
                  081007



美幌峠から見た屈斜路湖は
とても美しく
バスの窓からは早くも紅葉が輝いて
秋の実りの後の癒しの時を迎え
乗客達は
道外から ....
      
             081007



オリノコ川に
月が出て
野猿の群れも
眠りについた
静かな雨が降る前は
猫の子一匹騒がない

幻想と否定するだけの
 ....
              080924


猫が毛を舐めるのだと
譫言のように呟く男
電車のドアからも
秋風が舞い込んでくる季節
Tシャツのメッセージを考える
Don't monke ....
             080920



なんかお忘れではないでしょうか
風速25メートル/毎時の暴風雨
タイフーンの忘れ物
大きなお腹に小さな臍が
ぐるぐる回る天気図に
昼の休 ....
               080920



すらりと抜いた
一尺五寸の長脇差しを
ギラギラギラと
光らせて
 めーとるほうだと
 えーと
  えぇぇっと
  ・・・・・.. ....
        000105


初春に 捨身の街 冴え渡る

新宿で 振り袖姿 見つけてる

「調子はイマイチ」
GS125のプラグを点検する
別に異常はないようだ
パワーのイマ ....
            080917


知恵の輪を潜る
2回転すると
どこからか
ほうという微かな溜息にも似た
歓声が沸いた

低鉄棒がずらりと並ぶ校庭の脇には
教育用の池が作ら ....
            080913


ガス抜きを致しますと
クエン酸
パチンコ屋のご亭主は
幼児はお金がないから
遊べないよと
すげない顔して
駄菓子屋の親父に下駄を預け
古く ....
               080910


夾竹桃に絆されて
ここまで来たのです
行きたい場所に
連れて行ってやると
いわれ続けて50年
もうこれ以上登れない
階段の先を眺め ....
              080910



幽霊が
ネギトロハンバーグを食べたいと
裏の畑を掘り返す
ネギは青い芽を毟られて
成長を阻まれた
なんという残酷ことと
幽霊を非難す ....
             080903



明日も良い天気
保障する
空約束と信じていたが
少し軽率すぎたようでした
宗谷本線
抜海駅で降りて
歩きだしたときは、よく晴れていて
 ....
                 080902




ダから
タまで
一瞬のうちに
走り抜く
タ行の音列
−−−−−−−
−−−−


攻撃する運命
防御する本能
 ....
             080826



衣といえば
自給自足の時代
主婦が植えて紡いで
織って仕立てたものさ
買ってくるなんて
お大尽のところだけ
訳知り顔のお兄さん
弟の ....
beebeeさんのあおばさんおすすめリスト(142)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雷雲- あおば川柳2*11-7-2
誰も貴方を呼ばない- あおば自由詩10*11-7-1
ばけもの- あおば自由詩5*11-6-27
祭り囃子- あおば自由詩4*11-6-26
くーるくるくる良い目眩- あおば自由詩4*11-6-20
車前草- あおば自由詩3*11-6-16
おとなのえこのくに- あおば自由詩5*11-6-10
マリッジブルー- あおば自由詩4*11-6-1
あまみずの_水化粧- あおば自由詩3*11-5-29
30年- あおば自由詩1*11-5-27
便りがないのはよい便り- あおば自由詩5*11-5-27
コンポジション- あおば自由詩4*11-5-19
cloudy- あおば自由詩6*11-5-11
ぷらちな- あおば自由詩7*11-4-13
芋羊羹- あおば自由詩8+*08-11-1
焼鳥屋- あおば自由詩19*08-10-25
聴こえないふり- あおば自由詩5*08-10-17
斜路- あおば自由詩4*08-10-10
蟻の子一匹- あおば自由詩12*08-10-7
毛を舐める猫- あおば自由詩9*08-9-24
忘れ物(習作- あおば自由詩1*08-9-20
しまい忘れた風鈴- あおば自由詩4*08-9-20
初春に- あおば自由詩2*08-9-18
知恵の輪(習作- あおば自由詩7*08-9-17
微炭酸- あおば自由詩14*08-9-13
遡航(即興習作- あおば自由詩4*08-9-10
天守閣(習作- あおば自由詩2*08-9-10
夕焼けヒッチハイク- あおば自由詩22*08-9-5
運動会- あおば自由詩7*08-9-2
頑丈な衣- あおば自由詩6*08-8-26

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する