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Aへ
二人で共有できないことを
送ります
明日行くはずだったとこ
もう行ってしまった?
僕ももう少し
Aへ
階段の話
あれから
もうしていません
誰にもいうつもりもないです ....
崩れる 床はある
バール 自らの肢体
気は 私の気は
踊っている 縮退する
伸びた腕 足 首 目玉
這っていく 稲妻 名状せよ
名状せよ 名状せよ 名状せよ
そこに淀 ....
時間を忘れていた
海の音が聞こえていた
都市の音が聞こえていた
カラスの背に乗せられていた
飛翔していた
5時半の放送が
避難命令を出すときに
僕らは河原で遊ぶ
きっとどこ ....
あなたの中のいくつかを
あの子たちがもっているから
哀しまなくても
そうして
気がついている
ここにいる
と
命も精神も
肉体もつながっていない
あの子たちが
いるって
ことばのすみかに
ぼく といった
こうして 坂の上で出くわした
風景のように ぼくはいった
古ぼけた7階建てのマンション
のエレベータ
屋上にはあがれないから
階段で ....
子供と一緒に笑いながら読みました
解読された暗号が絵本がこぼれ落ちて流れて海へかえっていきます
昨日の子供はもう笑っていません
道のむこうがわでこちら側を向いてはこぼれ落ちて吸い込まれていき ....
そして多くの人とつながりあい
二度と同じ災害を起こさぬように誓い
異なる大きな災いをそれと期待せずに無意識に望みながら
ありがとう
たくさんの遺書が
風にのってゆれる
月もわらっている
ある殻
日曜の夜
あすの隙間
ひとつ
あすの隙間
ひとつ
ミシンの跡を辿って
路地を歩く
ネズミも
眠りもない
あすの隙間
ひとつ
あすの隙間
ひとつ
....
かなしいことでも かなしいとわかることが うれしいことであったり
かなしい と かなしい が じつはちがうことが わかってしまったりする
かなしい映画をみて かなしい家路
かなしい道には か ....
廃牛処理の男が日本を飛び越えていくよ
障子の影をゆっくり伸ばして
海峡を横断するほどに細く伸びた 白 黒 の 往来
世]界
人林の信号機の
濃く
縦横に
放射する
銃声
(あとは笑いだけ)
写真が
タイムラインが
次々と送られてきた
夏だ
統計上の誤差の範囲内に
隙間な く詰め込まれた宇宙の素体
橙 黄土
地球が双曲線状に裏返り
境界の反対へと反転を繰り返すときだけ
影がはっきりとみえる
衛星の発光
球体の宇-宙と ....
遠い海の向こうから
ようやくニューヨークに辿りついた
そして東京にも雨が降ったよ
うれしい
広島から長崎へ
ビルとビルが手を取りあい
血管と血管が結ばれて
無数の灰色の弾 ....
折り紙
こころまでとどいた
お年玉
わすれてきた
玄関
だれかくる
空には どこにでもない 蜜柑が置かれていて
誰もおかえりとは いってないから
イドからは3kmあるいた
砂だらけの雑居ビルと
その隙間にある路地に
光が射し込んでは消え
射し込んでは消え
イドは虚ろだった
この階のボタンは押すと
カチャリとなる
頭上の雲に
....
復号された珈琲に沈み込む
メールは上空から
ミリ秒単位で届けられ
カップの中に沈み込んでいく
届けられたメールの数は
誰も数えられない
世界中のメールを砂浜にならべて
一つ一 ....
花火がみえるときは
いつだって一人だった
壁画を描いていた
私のみた花火は
私しかみていないのだから
ダイダラのうえにダイダラをのせて
最初の神は作った。作った。
走りきったはじめてのわたしの機械達
油の流れる身体のすみずみまで
その線形に織りなす世界とそこにひろが った 岩 コケ 非
....
踏切虫が
手に鋏を持って
葬列へと襲いかかる
無限遠点が交わる時
私たちは一斉に羽を震わせて
踏切虫のように触覚を
様月と印月の間にかけて
一睡の中に落ちていく 歯 水
球体が内部に孕んだままの 歯 車
軋み 一睡の中に落ちていく 歯 水
球体が旋回しつつ孕んだままの 歯 車
命はない 命はない 命はない 命はな ....
私は自由でありたい。
自由である事は目的が一つではないことである。私たちの意志は統率されない。
自由である事は目的が一つに成らない自由である。私たちは協力しない。
私は何かに属さない。
私 ....
ちっちゃな 魂さんへ
ある日 もう一度 お母さんが見たいと思った
それはわたしだった?
わらって ついてくるのは
可愛い 犬です
もう一度 もう一度
わらって
ついてくる
....
わたしがあなたのもとで
単独でありつづけるなら
わたしは決して親族関係に
収束されはしない
絶対ではないものが
みな
賛美歌を歌っている
浄土へ
浄土へ
私は決してあなた ....
ど う し て 生 き な い の だ
な ぜ わ た し た ち は
な に も な い か ら な の か
砂 で 在 る の か
砂 で あ る な ら
僅 か で も 砂 ....
幸福に生きる事が
祝福であるなら
孤独であっても構わない
幸福に生きる事が
この世界そのものであるなら
私たちは等しく孤独である
砂は いった
ぼくは 砂に
のまれた
節の 娘
射し込んでは 突き刺さるだけの
眼球 に
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに 砂が紛れて いった
....
プラグマ 全体として
継承した 水が
頭から痛い痛い水が流れてくる
天から流れてくる
世界は生まれる前にあったのか。
閉じられる扉をこじ開ける。
別の窓から別々の窓から侵入する変形した空の扉から生まれる世界のあとからあとから
統計的な因果の編み目があまれて
カップだけが知っている)-(硝子のテーブルに置かれた
輪廻の網をこえたの」
「朝 僕は(揺れたのはおまえか
[太陽が影だけ来ていた
死んだ」
煙草 ....
殿上 童さんの佐藤伊織さんおすすめリスト
(137)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
Aへ
-
佐藤伊織
自由詩
3
15-4-7
悪しき場所
-
佐藤伊織
自由詩
3
15-4-7
空
-
佐藤伊織
自由詩
2
15-3-31
あの子たち
-
佐藤伊織
自由詩
3
15-3-31
風
-
佐藤伊織
自由詩
3*
15-3-19
瞳
-
佐藤伊織
自由詩
4
15-3-18
黙祷
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-3-12
ありがとう
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-2-24
夜
-
佐藤伊織
自由詩
2
15-2-24
かなしいこと
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-2-13
廃牛処理の男
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-1-28
夏
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-1-25
橙_黄土
-
佐藤伊織
自由詩
1
15-1-13
大地
-
佐藤伊織
自由詩
2
15-1-13
新しき日
-
佐藤伊織
自由詩
2
15-1-4
イド
-
佐藤伊織
自由詩
1
14-12-26
メール
-
佐藤伊織
自由詩
1
14-12-13
壁画
-
佐藤伊織
自由詩
1+*
14-11-14
ダイダラ
-
佐藤伊織
自由詩
3*
14-11-8
_踏切虫
-
佐藤伊織
自由詩
3+*
14-10-31
回転
-
佐藤伊織
自由詩
2
14-10-27
私のために
-
佐藤伊織
自由詩
1
14-10-4
ちっちゃな魂
-
佐藤伊織
自由詩
3*
14-10-3
関係
-
佐藤伊織
自由詩
1
14-9-21
砂
-
佐藤伊織
自由詩
3
14-9-17
幸福
-
佐藤伊織
自由詩
1
14-9-17
砂は
-
佐藤伊織
自由詩
2
14-9-9
プラグマ
-
佐藤伊織
自由詩
2
14-8-6
A
-
佐藤伊織
自由詩
3
14-7-18
朝
-
佐藤伊織
自由詩
3
14-5-5
1
2
3
4
5
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