ドライ
瑞海


誰かの肩を持つことに
面倒臭さを感じる
好きとか
嫌いとか
私が決めることなんだし
誰かに寄りかかって
集め合うものではない

そういう大切なものは
簡単に言うことでもないし
ましてや人に合わせるものでもない

私は私が好きな人と
私は私を好きな人と
一緒に過ごせられれば
十分に幸せなのだ

誰かに合わせた
カワイイも
アクセサリーでしかないから
剥いでしまえばいいのだ
女の子はすっぴんが一番と思う

ドライクリーニングした
シャキッとしたシャツが
今は一番好きだ

これだけは
海に向かって叫べる

好きな歌を歌って
今日も生きるのだ


自由詩 ドライ Copyright 瑞海 2015-10-29 22:06:50
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