すべてのおすすめ
しばしば、誤読は起こりうる。多くの人は、それと気づかないまま、解釈の自由性や、読者の優位性に訴え掛ける形をとって、自論を正当化しようとする。それが大きな誤りを含んでいるかどうかはさておき、自分の誤読を ....
以前投稿した「書くということについて」を読み返す。執筆当時、お世話になっていた文学極道で作品の質の低下が叫ばれており、ダーザイン氏が代表を降りるなどして、存亡の危機ともいえる状況だった。先の散文には、 ....
詩を書いていた、なんて、たいそうなことではない。
詩とも散文ともつかないような、落書きだった。
砂木さんは私を挫折した人だと書いて、確かに私もそういう気持ちだった。
しかし今思えば、挫折 ....
他人の詩をたくさん読むようになってから、まだ日は浅い。
詩集というものも、特に自腹を切って買ったことがなく、゛現代詩フォーラム゛が、 僕にとって最初の本格的な読詩経験だと思う。ちょっと気が向 ....
ボクが文章を書こうと思う契機は単純なものです。
大概は、ボクの外側に転がっている、ちょうどそこにあるもの、今流れている音楽、たまたま目に入った人や景色といったものが発端になっていて、ボクの内側に長い ....
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はるか大昔に天子が山頂にのぼり
おお我が美味し国よと祝詞を上げた山は
小さいころの遊び場だった
山の中腹には幾つか洞穴のようなものもあって
....
好みの映画と心から感動する映画とは違う。
見たい映画といつ見たくなってもいいように、いつまでもそばに置いておきたい映画とは違う。
けれど、ボクにとってそれらをすべて凌駕するのが「メリー・ポピンズ」 ....
その日の記録。
宮城県沿岸部某市内,内陸部にある職場にいた。
ちょうど子供らは午前中で解散。仕事区切りをねぎらう昼食会の担当になっていたので,予約してあった菓子と飲み物を店に受け取りに行っ ....
この土日は良い天気でした。
でも風が強かったなあ。
ヘドロが乾いた粉塵がひどいので,風が強いとしんどいけども,ぽかぽかしているのは,外活動が苦痛でないという点だけでもとても嬉しい。
朝晩は ....
被災地よりみなさんへ。
なんでもいい、花を育ててください。
こちらには手向けの花も祝う花も慰めの花もない。
どうか花を育てて、祈ってください。
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ....
単純な足し算もできないのか、と言われることは多い。まぁすくなくとも
小学生のころからずっと算数は苦手だったし、ある程度克服したなと思える
現在であれ十数たす十数の計算を即決で間違えない人間に比較す ....
この祭りの趣旨は平たくいうと「赤信号みんなで渡れば怖くない」です。
なにかちょっとでも娯楽的なことをネット上で発言すれば、すぐさま炎上し「恥を知れ!」「こんな状況下で不謹慎だ!」 ....
村上春樹氏の小説の意味は全然わからない。そしてなぜ、こんなに万人受けするのか、よくわからなかった。私は彼の小説は読んだことがあるのだが、私に対して何の感銘も与えられなかったし、多くの人のように、手 ....
批評とは、一体何なのか。批評される側の立場で考えても面白いものだ。面白くはないのはその散文の内容自体なのかもしれない。完成度の低い文を読まされていても面白くないと思うのは、この目に感じずとも明らかだ。 ....
教科書はNHKの歌番組
詩誌はNHK教育の音楽番組
現代詩フォーラムはNHK第一のラジオ番組
共通はNHK
NHKってなんだ
コマーシャルのないところで守られている
....
竹内芳郎著「文化の理論のために(岩波書店、1981)」は、マクルーハンの「機械の花嫁」を読んだときに覚えた興奮以上のものを僕に与えてくれた。
しかし彼の唱える「カオスとコスモスの弁証法」は単なる ....
子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料 ....
アディダスのあの三本ラインは流行のファッションにのせようとすると、いかんせんクセが強すぎて扱いづらいデザインであることに変わりはないのだと理解させられる。
色々なメディアに支配されている ....
やがて私たちの興奮は冷めてきたので、死にかけたバスを田んぼの方に流した。バスはしばらくじっとしていたけれど目を放した隙に知らないどこかへといってしまった。
楽しかった週末も終わり月曜日の ....
1
これは麻薬だが売るのに値するのだろうかと考える。人体への損害、精神への影響。幸福は一瞬で過ぎ去り禁断症状が服用者の精神を蝕むことだろう。私はこれを旅行者に売るべきなのかを考えたけれどその後の ....
日曜日の夕暮れが刻一刻と沈んでいく街の明かりがとても寂しかった。昼頃に私は目を覚まして、やるべきこともなくしてパスタをゆでていた。何も私には味付けに対するイメージが何もわかなかった。卵をいれてみよ ....
辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて ....
自分なのだけれど、自分でもないような気もする…、耳の曲でU2やら、ビョークやらをイメージしていたが、特にアイルランドは何も無い国だったな…。1年前の話でもう…僕は何年も自宅で曲を作っているわけです。黒 ....
ーー奥さんの良く行く、カラオケに主人も同行することはなかったのだろうかと思った。それも、今時では珍しいことだなと、私は思った。ゴルフの練習場には5つほど打つ場所があって、主人は端っこから打つのが好 ....
ブラックバスをルアーで釣るのは、初心者にとっては難しいことだと思う。
ミミズなどではなくルアーを使っているのでは魚は釣ることはできないのではないか、という先入観があるからだ。
私は中学生の頃、テス ....
母が私の靴をはいて出てしまった。
『せちがらい世の中です。どうか探さないでください』
朝起きると母の書き置きがあった。あまりにも淡白なセンテンスだった。私は泣きながらトーストをかじり、泣きなが ....
今夜眠れるとしたなら、すでに朝方になっているような気がした。しかしその思いつきは何故か心の中の気持ちを落ち着かせた。私は自分についての世界を思い浮かべる。まだ訪れていないものは、ひらめきのようなものな ....
今も思い出されるあの日、私は夢見ていたハワイで楽しいディナークルーズに参加することができた。怪しい熱帯樹林の繁る真夜中に訪れたシンガポールでは、美しい夕暮れをぼんやりと見ることができた。そんな気のして ....
血まみれになったものが部屋の隅に、黒く転がっていた。これは他殺による死体なのだが、案の定、私がここに呼ばれている以上は誰が殺したのかはわからないものだった。殺人事件である。彼の家族たちはかわいそうに、 ....
砂木さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(165)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
誤読をどう受け止めるか(作者の死の憂鬱の中で)
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kaz.
散文(批評 ...
4
11-11-19
死と解釈のふるまい
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kaz.
散文(批評 ...
1*
11-11-18
そのままの君でいて
-
水花
散文(批評 ...
2*
11-11-5
心のギャラリー
-
さすらい ...
散文(批評 ...
14+*
11-10-29
ボクのマスターベーション(1)
-
花形新次
散文(批評 ...
10*
11-10-19
橿原断片_/_耳成山
-
beebee
散文(批評 ...
21+
11-7-26
メリー・ポピンズ
-
乾 加津 ...
散文(批評 ...
5+*
11-7-2
五十日目の日記
-
縞田みや ...
散文(批評 ...
29*
11-4-29
三週目の日記
-
縞田みや ...
散文(批評 ...
12
11-4-3
春に寄せて
-
縞田みや ...
散文(批評 ...
11
11-4-1
詩人から詩人へ_1_/_掛川_享嗣_氏_to_木立_悟_氏
-
小野 一 ...
散文(批評 ...
5*
11-3-28
線路を歩く
-
構造
散文(批評 ...
15
11-3-27
「現代生存祭り『くそったれ震災!負けねーぞ!!。』」開催につ ...
-
PULL.
散文(批評 ...
6*
11-3-19
【批評祭参加作品】村上春樹の過大評価を考える
-
番田
散文(批評 ...
3
11-3-9
【批評祭参加作品】自分の「批評」について
-
番田
散文(批評 ...
4+*
11-3-6
【批評祭参加作品】教科書の詩、詩誌の詩、現代詩フォーラムの詩
-
吉岡ペペ ...
散文(批評 ...
4
11-3-5
美しいことば
-
atsuchan69
散文(批評 ...
8*
11-2-15
おせち
-
salco
散文(批評 ...
6*
11-1-8
スニーカーショップでへそを曲げる
-
番田
散文(批評 ...
1
10-12-5
白色の雲たちがやってくる街
-
番田
散文(批評 ...
3*
10-11-26
夜の取引
-
番田
散文(批評 ...
2*
10-11-21
窓に浮かぶ休日
-
番田
散文(批評 ...
2*
10-11-8
ゆるやかな生活
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
18+*
10-10-18
PCのこととか
-
番田
散文(批評 ...
1
10-10-18
ある日の現場で
-
番田
散文(批評 ...
1
10-10-17
あしたバスを釣りに
-
番田
散文(批評 ...
1*
10-10-9
母の靴、私の靴
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
18*
10-10-6
パレットと楽譜と指揮棒と
-
番田
散文(批評 ...
1
10-10-4
埋め込まれるもの
-
番田
散文(批評 ...
1
10-10-3
名探偵A
-
番田
散文(批評 ...
1*
10-9-28
1
2
3
4
5
6