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 この祭りの趣旨は平たくいうと「赤信号みんなで渡れば怖くない」です。
 なにかちょっとでも娯楽的なことをネット上で発言すれば、すぐさま炎上し「恥を知れ!」「こんな状況下で不謹慎だ!」 ....
ふかづめした指でガラス引っ掻き鏡の向こうのカラスいじめる。

耳をとじた兎を追ってじうじうと蛇が背骨をのぼってゆく。

ひとしれずざりざりと腕に生えたうろこ包丁 ....
まぶたの裏であふれだした雨どいなぜあなたはあふれるの?レイン。

雨音よりもはげしいシャワー浴びて抱きしめられるレイン今夜も。

シーツに残る雨脚かぞえ夕べ濡れ ....
イチョウ並木は色褪せた夏を着てさらさらとさよならをささやく。


ギザギザのキス飲み込んであかんべーをしておんなのこにさようなら。


フェーン現象涙腺はカ ....
 雨の日にはかなしみに服を着せ、傘を持たせて出歩かせる。普段は裸のかなしみは、はじめ服を着るのを嫌がるけれど、すぐに慣れてはしゃぎだすのが、いつものこと、ぴったりした服 ....  愛おしいひとからの糸が垂れてくるのでそ
れをするすると引っぱっていると空がほどけ
てすっからかんの空になってしまい空の上の
ひとに「なにを考えているんだ」と怒ら ....
 わたしは、あなたが思うよりも深く、沈んで、いる。
 それは深海のようであり、深遠のようでもある。
 あなたはあなたが嫌いで、いつも誰かを、装って、いる。
 あな ....
夏だから?違うよいつだってすっ裸で寝ているよ阿呆だもの。



なーんかこんな日にケンカ見てるとうりうりするよね馬っ鹿じゃないの。



打ち水のお姉さ ....
コードぶち切りPC振り上げ窓からぶん投げいらねえ!こんなもん。



ケータイ停滞手痛い失恋FUCKIN’ぶっ壊せそんなもん!。



体温気温室温オー ....
嘘つきはもとめるように口を開く、
だから石を入れて縫いつけた。




キスしたければ唇のように目をあけてぼくを受け入れて噛んで。




さあ泣 ....
ツミヲとおちんちんは、
いつも電車に乗ってやって来る。
ツミヲの棲み家は、
ここから二駅と四つ離れた駅から、
徒歩五分の閑静な住宅街の一角にある。
ツミヲはそ ....
蛇に絡まれている。
もともとは、
蛇から少し離れて歩いていたのだが、
そうすると蛇が拗ねるので、
またいつものように、
蛇に絡まって歩くことになった。

 ....
じぶんだいすき言動のフ一致つつくきにもなれないスイッチ。



じぶんのきらいはひとに押し付け人格改造あきたらっぽい。



都合の悪いことは記憶の彼方 ....
皮を脱ぐと、
彼女の触手は濡れている。
「…見ないで。」
そう俯く彼女の目は、
もう既に触眼で、
照明を落とした部屋の中、
仄蒼く、
ふたつ灯っている。
 ....
照り焼きテロ焼きミディアムレアで死体満開満漢全席。



隣人人参みじん切り!混ぜれば解らぬハンニバル・ハンバーグ。



締め鯖みそ漬け塩焼きムニエル ....
あの夜、
ケタの顎を蹴り砕いたこと、
今でも後悔していない。
いつも間違いばかりしていたけど、
あれだけは後悔していない。

ああしなければ、
ケタはまた ....
恋人じゃない。
そんなのじゃない。
電話が掛かってくれば、
真夜中でも飛び出してゆく。
そんな関係。

友達でもない。
名前も住所も年齢も、
なにも知ら ....
ひとつひとくび人の首。
ふたつふたくび誰の首。
みっつみにくく皆の首。
よっつ四方山首ばかり。




一首吊すに戦争仕掛け。
二首吊すに陰謀仕掛け。
三首 ....
一杯。



背負い酒は、
ふたり酒。
だから今宵も、
ひとりふたりの酒を飲む。






二杯。



「他人の酒まで飲むほどに、
  ....
親愛なる、
あなたさまへ。

あなたは何時の夜も、
肝腎なことをはぐらかされます。
わたくしがどれだけ歯がゆい思いをしているか、
よくご存じのはず。

 ....
あだしのくんは、
ときどき冷たくなる。

あたしの隣で眠っていると、
あだしのくんのからだが冷たくなる。
あだしのくんの蒼白い肌が、
さらに蒼く透きとおって ....
夜ごと歩く月を追い、
旅に出る。
月は夜ごと、
誰かに囓られている。


夜ごと歩く月を追う旅は、
太陽の下を歩く。
容赦なく照りつける、
我が儘な太 ....
あたしとあだしのくんは、
大恋愛の末に結ばれた。

はじめて、
あだしのくんに告白されたとき、
あたしは別の人と付き合っていた。

一年後、
またあだし ....
屋根裏を侵蝕する、
あの水のように、
満ちてくる。
想い出す。

息ができない。

肺の奥まで、
想い溺れている。
言えなかった、
ひとこと。

 ....
遠ざかる。
交わった足下の影は、
ゆっくりと離れ、
別れてゆく。

やがて、
影は消え。
水溜まりだけが、
きみを残している。

わすれない。

 ....
くもり硝子に指を滑らせる。
流れ落ちる水滴が、
鏡に映るきみの涙と、
重なって見えた。

さよなら。












  ....
屋根裏から、
聴こえてくるあの音は、
きみが還ってくる、
その足音なのか。

紅茶を淹れて、
待っている。

きっときみは、
冷え切っているだろうから ....
あだしのくんのことを話そう。

あたしのあだしのくんは、
あたしの恋人である。

どんな恋人なのかといえば、
あたしのあだしのくんは、
彼氏というには顔が ....
ぴょぴょがあふれたら、
もうきせつです。
ばすけっとにつめこんで、
のはらにでおでかけしましょう。

みんなまっていますよ。
さあはやくじゅんびをして、
 ....
木を叩く。
眠れぬ夜のつれづれに。


ノクターン。
扉の向こうにねむは無し。

目を閉じて、
レムに抱かれてきみを見る。


ひとひらの、
もみじにつ ....
砂木さんのPULL.さんおすすめリスト(55)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「現代生存祭り『くそったれ震災!負けねーぞ!!。』」開催につ ...- PULL.散文(批評 ...6*11-3-19
「_おとなしい。_」- PULL.短歌5*08-10-3
「_あまどい。_」- PULL.短歌2*08-10-1
「_さらさら。_」- PULL.短歌3*08-9-23
「_雨の日にはかなしみに服を着せ、_」- PULL.自由詩4*08-5-20
「_いとおしいいと。_」- PULL.自由詩5*08-1-29
「_あなたの中の、わたし。_」- PULL.自由詩20*07-11-1
「_阿呆なのでそれはもう阿呆なので夏はぐらぐら煮立っています ...- PULL.短歌7*07-8-25
「_壊夏。_」- PULL.短歌2*07-8-24
「_溺れる魚はきみかもしれない。_」- PULL.短歌8*07-8-18
「_おちんちん電車。_」- PULL.自由詩8*07-8-10
「_へびかゑる。_」- PULL.自由詩4*07-8-9
「_すいっちのふいっち。_」- PULL.短歌3*07-8-8
「_彼女の触手は濡れている。_」- PULL.自由詩6*07-5-21
「_あら…かると?。_」- PULL.短歌4*07-5-20
「_ケタ。_」- PULL.自由詩15*07-3-8
「_関係ない関係。_」- PULL.自由詩8*07-2-2
「_雁首数え。_」- PULL.自由詩7*06-12-30
「_背負い酒。_」- PULL.自由詩10*06-12-24
「_血信。_」- PULL.自由詩10*06-11-20
「_あたしのあだしのくん、三。_」- PULL.自由詩20*06-11-15
「_月宴。_」- PULL.自由詩7*06-11-13
「_あたしのあだしのくん、二。_」- PULL.自由詩5*06-11-13
「_想還。_」- PULL.自由詩4*06-11-12
「_影還。_」- PULL.自由詩7*06-11-12
「_水還。_」- PULL.自由詩5*06-11-12
「_音還。_」- PULL.自由詩10*06-11-12
「_あたしのあだしのくん、一。_」- PULL.自由詩11*06-11-11
「_ぴーたんいっぱい。_」- PULL.自由詩16*06-11-8
「_ねむれむ。_」- PULL.俳句6*06-9-15

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