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わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
炎は自由
ごうごう
ごうごう
積み重ねた薪は崩れ
自由を奪っていく
自由になるために積み重ねないと
輪になり囲んで踊れ
自然と一緒に
炎は自由
ゆらゆら
ゆらゆら
北の大地にも春が届きました。
桜色の風が丘を翔けて
始業のベルに学生は駆けて
もったいない
足をとめて
桜と串団子
北の大地にも春が届きました。
新緑鮮やか皐月の丘は
どこを見ても"桜"です。
そこはもうすでに定位置で
ぬくもりは絶えず
陽だまりが雨の日も
そこにそうして残っているみたい
待ってくれている
それはどれほどの安心を
映し出しているのだろう
ここにいる価値を
少なからず持たせ ....
梅の咲きはじめとともに
恋が終わった
馥郁とした
香りを残して
生後5ヶ月の娘が/ひとりで立っている/やっと寝返りをし始めたばかりの体/よちよちの力で/机の足に抱き付いて/本能が遊んでいるのだ/生きるという/意味を問い掛けながら/危ないからと/いつもは止める妻も/ ....
まるで
学額縁のように
天窓から
月が見えた
わたしの病室に
やわらかな光を
射し込んで
わたしは
月に手を伸ばす
届かないと
知っているから
とろとろに
燃えている、もう
ひとふき、あとひとふきで
したたる
ぜんぶしたた、る、
そこらじゅうが燃える、
燃える!
次のことを知っているのねそんなにも潔く燃えて、したた、る、 ....
神さまが
もう いいよ
って
言ってくれるまで
わたし
待ってる
天使の迎えを
原宿で車を停めるとこを探していて、
流石ふだん家に籠もりっぱなしの青年は駐車場を中々見付けられんかった。
もうすぐ七時になってまう。
大体の服屋は七時に閉まる。
妹はもうその辺に停めたら、と言うが ....
明日は皆既月食
もしも
ほんとに地球が
月を食べちゃったら
悲しいね
月のうさぎも
いなくなっちゃう
夜空に光も
なくなっちゃう
願い事も
できなくなっちゃう
....
窓の外を見ると
宇宙だった
宇宙船に乗った船員が
私の姿をして
窓ガラスに映っていた
どうしようもなく
地球が恋しくなった
この景色を君に見せたくて
写真付きメールを
ここから送るよ
自分では
絶対着ない色だけど
好き
淡い淡い
恋心のような
透き通った透明や
闇より暗い漆黒
あたたかな黄色や
蘇る緑
世界は
彩りで溢れてる
お盆のお墓は
どこもきれいだ
隅々まで洗われた墓石は
水を浴びてきらきらと
新しくい花たちは生き生きと
風で消えないよう
守られた蝋燭
絶え間なく供えられるお線香
そんなときだけ
今はもういない ....
こんなにも
青い青い空。
雲も空も
もうすぐ秋に変わる。
それまでのひととき、
一瞬の夏が終わろうとしている。
It’s my favorite blue blue bike.
It’s bike very first.
I think best it.
たしか なんかの懸賞だかで当たったんだっけな
....
あおいそらと
しろいくもと
とうめいなひかりが
わたしのあたまの
はるかうえで
たのしそうに
おどっていた
すん、と
せすじをのばしていない
そらとくもとひかりは
ほんとうに
たのしそうで
....
欠けた月の前を
白い
大きな鳥が
西へ
通り過ぎてゆく
どこへ行くの?
お前は
急いで
呼んでいるの
みんな
帰る場所があるの、ね
西は
羽根を ....
"母の日"に 母に贈った『四つ葉のクローバー栽培キット』
クローバーの葉には それぞれ意味があって
たしか『希望』、『信仰』、『愛情』
そして、四つめが『幸福』とか
....
小さな花に
指先にとまる虫に
空を行く鳥に
あなたに
すべてのものに
宿っている
青い光
明るくまっすぐ楽しそうに咲いているタンポポが
きみにそっくりだったので
会いたく会いたくなりました
芸術的だ
なにもかも芸術的すぎて
私は、おもちゃになっちまったみたい
この地球の上に
宇宙よりも遥か上に
人間よりも賢い何かがいてさ
見えない糸で
全てを操っているのかもな
人間の心まで操ることがで ....
庭の金魚池の
ホテイアオイに
卵がくっついていた
みたい
亀の水槽で
生まれたけれど
ぼくは
亀ではありません
海に還る
手続きはいらない
横たわり
網膜を青で満たしたら
循環する感情を
濾過する
やがて
余分な手足は
抜け落ちて
流線型になる
心配するな
そのころには
陸な ....
桜の樹の下、
何にもないよ。
だから、見上げよ。
綺麗な夜桜。
ローズマリーの茂みにうつる
わたしの形
この中に
わたしの心もうつっているの?
今年も
庭のかたすみで
春が来たよと
知らせてくれる
ほったらかしに
されてても
毎年なかまが
増えてるね
燃えるために燃える
反応が終わるまで
命じられても消えない
炎はただ現象だから
命尽きることを知らず
酸素があり
酸素と反応するものがある限り
燃えるために燃える
友だちがくれた
亀さんシュークリーム
とっても可愛いけど
食べるのは痛そう
コイツいっぺん殺したろか
しょっちゅう思うのは
殺しても死ななさそうだから
安心だなんて安っぽい心だなって笑う?
ここにいてよ
いなくなんないでね
死んだら殺す
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