すべてのおすすめ
どぶ川
終わらない完璧な輪
エンドレスチェーン
３０００円のパーティードレスも
キラキラする変なマスカラも
つきおとされて髪の毛めちゃめちゃ

靴をなくして歩きながら涙もでない

タ　.... よだれをとめられないひとだっている

たたきあう肩がないひとだっている

めぐっていかない星だってある



からだじゅうに小さい脳みそが埋め込まれてるみたいで

走りたい走り　.... 赤ん坊は
夕暮れに
いつまでも
放り出されている

大人は
夜に
かえっていく

夜じゅう
あのときは
美しかったと
小さい声で
話している

顎に火を受けて
あの　.... それで、
雪が降ると。
山口の人は、はしゃぐ。
福井の人は、溜息をつく。
福島の人は、目を細めて。なにか、思い出すように。

―３月１０日。昼過ぎにホテルのロビーで新聞を読んだが。いっこう　.... とおりすがりのコンビニで買った
コンドームの箱をあけて数を数えてる
ティッシュボックスから
うすい紙引き抜いてするエモいファンタジー
こんなはずじゃなかったんだけれど
ぶらさげた青いくまのぬ　.... 紙の鎖の端をにぎって
妹も姉もいないところで
父と母が編んだ赤い塔をゆく
らせん階段はきらいだ
古い日々を思いださせ
とにかく青い
ノ・ヴァ、きみが秋晴れだったころ
ぼくが立派な牡鹿　.... 私は歓喜した。私は恋愛がわからぬ。私は非リアである。詩を書き、文学を読んで暮らしてきた。私は硬派である。コーヒーはブラックしか飲まない。そんな私が女子から一粒のチョコをもらった。オリゴ糖入りで頭がすっ　.... 地下鉄降りて改札抜けて階段上って、パンツ、パンツ見えパ、見えないし、ふつう見えるわけないし、適当に広告でも眺めてたふりして視線を流して、熱風にやられる、マックブックを脇に抱えたランチ帰りの会社員を見送　.... 僕は秋葉原を歩いていた
今日も自分自身の思いが　邪魔だった
詩は　人を殺してしまうのかも知れない　そんなふうに
色々な裁判のできごとを思い浮かべながら歩いていた
似たようなタッチのエロアニ　.... なにもかも
粉砕
ナイフでは永久に
無理な救いと
手を
つないでいた
椎間板を守りながら飛ぶ
ポリゴンの鳥が
ひきずりだした
わたしたちの赤い国旗
万歳　.... 今日もかわいく，知的で，
美しく，やわらかく，
ふわふわしていますね
というメールを送ろうと思ったが
さわったことがないから
やわらかいかどうかわからない
かたいかもしれない
ふわふわし　.... おはようございます●おはようございます先生●きょうはみんな緑で甘ったるいですね●脳みそがシロップ漬けになっちゃったみたいです●そのせいか研究室の線がゆがんでみえます●ラジオでもつけてるんですか●でもき　.... 私たち逃走していた。かすりきずに錆びついたボディーは、夕日の射光に身包みをはがれ、匂いがするようなレモンの色にそまってしまい、塗装が晴れてしまった下地の部分の、心臓みたいな銀のフレームがばれて、わたし　.... 聖堂の夜会に踊りに行こうと、あなた以外の右手が誘い出して、音をたてて破裂した日の名残り。俯かせた顔の影絵。錆びた蛇口みたいに固まった猫が見つめ。
｛引用＝祈りとオリーブ色がまじった夜がゆらめき始まる　.... 　食虫植物ズというノイズバンドでいつも弦の足りていないギターに傷を付けたり付けられたりしていた彼女が今日のライブ中に死んだ。おれは隣で彼女が書いた「子宮なんかいらない」という歌を叫びながらベースアンプ　.... /AM2:00

天国って宇宙のどっかにあんのかな
と僕がたずねると
女は黙って指をさした

窓辺においたベッドから
起き直って首を曲げる
ちょうおどろいた
世界の破滅みたいに大きな　.... 「水にならなければいけない、氷になるため、黒い液体の注がれた水槽に、地球は浮かんでいて、回転すると、ぬれた部分が夜になるから、ここで、産んでもいないのに死んでいて、生まれてもいないのに殺されていて、わ　.... 神様の手のひらから粉のような星が
銀紙のような雪が
娘たちのまぶたにふりかかって
あたたかい子宮に
世界中の悲しみが戻っていく
なにもこわいことはない
宇宙の奥の奥のような
青いドレスが　.... 　手術室を溶かしたような色の、底の見えない湖へ知らない女と入水する夢をみていた。泳ぐつもりだったのか溺れるためだったのかはわからないが、女は幸せそうな顔をしていて、おれはそれを見ていたくないがために、　.... 彼や彼らが死んで
しばらく経ってから
君は埋葬する
そして理解する
人は死んでも星になんかならない
人は死んだら死体になる
そして記憶になり
いずれ忘れ去られる
埋葬される者はまだ幸運　.... 首を絞めあって さきに死んだほうが勝ち というゲームをやって 恋人を殺しつづける夢をみて 窒息するなら深海がいいとおもった 部屋も 窓の外も煙も おまえの首も 真っ青だった 深海魚の眼球が退化せずに残　.... ｛引用＝
先が尖っているので
さらに研ぎ澄ませて
接続しろ
差込口は
広げておけ
僕たちは
友達だ
だから
君の肌が冷たくないように
心まで閉じてしまわぬように
先は
氷に浸し　.... ここには誰もいなかった
道を　歩いて　通り過ぎていく
誰が　自分であることなど　自分に　思うだろうか
木の葉である　自分自身を　そこで　思うのだろう
そうして　杖をつき　次の場所に　向かっ　.... 　きもちよかったから授業が終わったあともふやけるまでプールの底で自作のテクノポップ歌ってたら初潮がきちゃって、ドリルみたいに。あまりに前衛的でショックで水がピンクで、ねばねばしてるのをだれかに伝えたく　.... 古い服を売却した
レシートはなくしてしまった
疲れていないのだと　すべては
何にもない　騙された

何にもない私だった
ものさしで先生にひっぱたかれた　被害者だ
そうして歩けば
すれ違　.... ただ
きみの
ひるがえる肩が
遠い国の祭りのようだった
ただ
きみの
あげる声が
ひばりのはばたきのようだった
と
きみに
伝えたかった
だけ
なのだと
新宿駅構　.... さようならをするでしょうね
明日のことがわからない
おはようございますと言うでしょうね
昨日のことがおもいだせない

血が
よろこんで
泣くから
肋骨に
光を
あてろ
酸素を
　.... 川はおびただしい死体の群れでおおいつくされて
おれたちは水に触れること無く向こう岸までたどり着くことができた
あまりにもまぶしすぎて影を無くしたまま
光を失ったコンビニエンスストアーの自動扉を手　.... たくさん
たくさんたくさん
たくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん
の、はな

*

汚れた雑巾で机を拭きながら
それでも掃除をしてるつも　.... もう手放さないといけない
ばらのようなほほえみが懐かしい
手のひらの上の海で
神様を泳がせていたころもあった
僕らの瞳はシベリアの氷みたいに
青くつめたくとがっていたね


黒　....

しもつき七さんの自由詩おすすめリスト（60）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
生きることと死ぬことしか理解出来ない	- モリマサ ...	自由詩	5	15-9-6
希望	- イシダユ ...	自由詩	5	15-2-7
100	- イシダユ ...	自由詩	8	14-11-9
しおくみざか	- れつら	自由詩	6*	14-5-28
ボーイミーツガール	- モリマサ ...	自由詩	9	14-3-20
むこう	- 平井容子	自由詩	14	13-9-21
走れ私	- コーリャ	自由詩	13	13-3-5
テレビデオガール	- 魚屋スイ ...	自由詩	11	12-7-26
路地裏の松屋で綴った詩	- 番田	自由詩	2	12-7-10
シノハネ	- 平井容子	自由詩	13	12-6-27
mnmkws	- 6	自由詩	3	12-3-20
球体観測	- 魚屋スイ ...	自由詩	3	11-12-4
観覧車に亡命	- コーリャ	自由詩	9	11-11-26
川沿いの聖堂	- コーリャ	自由詩	7	11-11-21
木魚屋	- 魚屋スイ ...	自由詩	9*	11-6-12
祈りの鐘	- コーリャ	自由詩	9	11-5-12
水サイド	- 魚屋スイ ...	自由詩	10*	11-5-9
わたしのかわいい少女たち	- アヅサ	自由詩	4	11-5-3
踊り子トマト	- 魚屋スイ ...	自由詩	9+	11-4-26
Doors_close_soon_after_the_mel ...	- カワグチ ...	自由詩	19	11-3-13
溺れ凍える	- 魚屋スイ ...	自由詩	13*	11-1-19
WE＿あるいは＿接続の魔術	- 真島正人	自由詩	10*	11-1-2
背もたれ	- 番田	自由詩	2	11-1-1
ガスマスク水	- 魚屋スイ ...	自由詩	9	10-11-6
毎日の夜	- 番田	自由詩	1	10-4-30
騒	- イシダユ ...	自由詩	8	10-4-24
ranka	- イシダユ ...	自由詩	3	10-2-18
２０２０	- モリマサ ...	自由詩	10	09-5-11
祝辞	- れつら	自由詩	7	09-3-24
リトルミンツ	- アヅサ	自由詩	5*	09-3-7

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