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あなた
ほんとにいい人
自分に惚れてるから
惚れられても
困るでしょ

やさしさで
いじめてみてよ
泣いたらもっと
いじめてよ

器用なあなたでも
やさしさでいじめる才能は
 ....
   つきのひかり・二月二日

ふゆのあさ、にしのそら
しずみゆくまんげつ、りんとしたひかり
まだあけきらぬまちをてらし
ためらうこころをあゆましむ


   春を待つ・二月一七日
 ....
月の下で見つめ合う孤独

僕はひとり
あなたもひとりですか

風の声が聞こえていますか
つやつやした
川の声が聞こえていますか
すべすべした

僕はひとりじゃない
あなたもひとり ....
可哀相ぶった自分があまりに醜くて
ぜんぶ嫌になった夜だよ
これ以上狡くなんかなりたくないや

狭くて苦しい気分のときも
放り投げずにただそこにいよう
信じようよ
自分のことを
あせらな ....
頬杖ついて

「どっか、つれてってよ。」

って言う


「旦那につれてってもらえば。」

ってかえされたから


笑って

わらって

笑ってしまった



 ....
何が哀しくて泪を流したのだろう。

何が苦しくて泪を流したのだろう。

何が辛くて泪を流したのだろう。

流れる泪は同じなのにキモチは同じじゃなかった。

不安で、苦しくて、罪の意識を ....
とにかく走り出したら止まらないのだ。
いや途中でけっつまずいたり転んだり道を間違えたり、
そんなことはしょっちゅうなのだが、
とにかく誰にも止められないのだ。
止められるもんなら止めてみぃ。
 ....
あらかた食い尽くさねばなるまい

自分で調達し、自分で作ったものであるわけなので

目の前に並べただけで吐き気がする


自給自足とはよく言ったもんで

結局はないものは作らねばなら ....
{引用=*
風の匂いや若柳や小鳥に
こころがひとりでにほころび
つぼみがゆっくり花ひらくように
はるにかぜをひいてしまうこと
くしゅん




*
きらきらした風のなかで
うつ ....
こんなにも痩せた背に
僕はおぶわれていたのかと
こんなにも小さくなった背に
まだ僕をおぶわせるのかと
悔しくて口惜しくて
嗤いが止まらない
視線の低い僕に繋がれた
のんびり足先まで溶け出す夕暮れと
女の子の目は右に左にゆれだすのが
振り子みたいだと僕は思ったり
たとえばあの踏切の手前に出来ていた
水溜りが死刑囚をモチーフにした絵 ....
唇に雨粒

黒い背広は急ぎ足

これでも
年寄りでも
子どもでもないから

早く終わらせたい世間話
どっちにも取れるため息が
出る

ほら
いつだって
信号は
私の目の前 ....
去年の暮れのこと
スーパーでチキンを売ってた
サンタさんはきっとお腹がすいてて
だからチキンが食べたい
売り上げが伸びても給料は上がらない
だからカップル達の不幸願ってます
サンタさん不幸 ....
すなおな気分だったから
つづったことばはとても
おさなくてかんたんで
だれにも見せられないとおもった

むずかしいことばばかりを
ひとは求めていないのに

すなおになること
 ....
愛するって
そのひとの瞳を見つめること

瞳に浮かぶ空は
果てもなく
 
愛するって
そのひとの唇にふれること

渇いた唇を潤すために
言葉が生まれ

愛するって
そのひとの ....
誰かが
ここに 置いていった
ひとつの
いびつな石

それが
ただの私です
いしょうけんめいな
毎日なのに
ただ 坂道を
かわいた音たてて
ころがっているばかりで

ただの私 ....
合わせ鏡の無限につづく
午後の部屋に宝石ごと散らばる
湿った夜の匂いは 勢い、
女の前髪を固めるスプレー
そして酷くリアルな口紅の
仄かに苦い蝋の味。

――さて、早々と店にゆく
カウ ....
父さんライオンは
たらいみたいなあくびをして
目をつぶります

母さんライオンも
洗面器みたいなあくびをして
目をつぶります

チビちゃんライオンもやっぱり
コップみたいなあくびで
 ....
同じ仕組みで造られたからだで
まったくちがう考え方を持って生きて
だけどたった一つのイヴから分かち合った
細胞を寄せ合って眠るのだ

今から、地球の裏側にまで
君を迎えに行くよ

だか ....
僕が生まれたのは
十月十四日
それまでに
バクテリアだったり
魚だったり
鳥だったり
いろいろ
やってみたけど
どうやら
人間が一番似合っていたみたいだ

僕が生まれたのは
十 ....
フライドポテト
ざるいっぱい食べたい

フライドポテト
ざるいっぱい
食べたかった

と思いながら死ぬの
やだな

明日は
給料日だから
フライドポテト
1000円分買って
 ....
僕の中の
壊れた部分が
鳴っている



何を
望むわけでもない




去りゆく君に
手を振りながら


ほんの少し
鳴り止んだ






また鳴り ....
どうでもいいような、ちっぽけな約束を覚えていた

ものすごく大切だと思えた約束を忘れていた

私という人間
いい加減なのか律儀なのかよく分からない

受け取られる印象だって、恐らく真っ二 ....
まず初めに、このサイトの管理人さん、いつも互いに励ましあって
詩作をしている方々に感謝いたします。

今日でこのサイトに登録してから1年になる。
365日前は詩というものは何一つとして書くこと ....
 もう一緒にグラウンドを駆け回ることができない友達について、S君は作文を書いた。その作文を読みながら泣いた。その声を聞きながら、僕も泣いた。
 とてもかなわない し、かける言葉もない。

 春は ....
理由なんてどこにもない
夜中に目を覚ます
何をするわけでもなく
何がしたいわけでもない
とりあえず暗がりの中で
タバコに火をつける
カチッというライターをつける音が
何度もなく繰り返して ....
つい最近まで
小さくうなだれていたのに
海の地平線までしっかりと
見つめるようになった君の瞳

明日かもしれない切なさを
胸の奥で感じながらも
瞳の眩しさは
陽を浴びて光り輝く海原のよ ....
水道の水を掴むと児は必死


バレンタイン 「感謝」の文字のチョコレート
(食べるのが勿体なくて賞味期限〔三ヶ月〕迄飾る)

木の実降る子供のように拾いけり
            (植 ....
こんな生活、
いつまで続くんだろう。
と あなたは言うが、
続けているのも、
こんな生活を作ってきたのも、
あなたなんだから、
あなたがなんとかしなさい。
そして、
また、あなたは、
 ....
風が好い匂いね。
春に成るから?
春に成るから。
此の季節、好きよ。
素敵。

夏は宵闇。
お盆はお祭りに行きましょう?
紅い金魚を掬ってあげるよ。
狐の御面を被って、こんこ ....
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