僕と
君と
誰かが
貴方を待っているから
逃げたりしないから
前を向いて
転ばないで
....
来年のことを言ったから鬼が笑った。
勘が良すぎるのは考えもの。
唐突な別れは何の感慨も呼び起こさないらしい。
ひとを失うということのなんと簡単なことか。
「哀しい」のだと確信を持てない ....
広くて、大きくて。
青くて、綺麗な。
空を見たかった。
けど、見上げた空は、
果てしなさそうだった。
神を信じる者を、人は信者という。
自分を信じる者を、人は自惚れという。
君を信じる者を、人はベタ惚れという。
いいのさ。好きなんだから。
いま からっぽのこの体 なにから詰め込んでいこうか
いま からっぽのこの体 目に映るはモノクロの世界
いま からっぽのこの体 なにから入れたらいいのでしょうか
いま からっぽのこの体 なにを愛せ ....
じゃましてごめん
コンビニの
いらっしゃいませに
笑顔でこたえたかった
でも、どうこたえればいいのか
わからなかった
店の裏口から
普段着の君があらわれた
夜の街をわざと遠回りして
二人で ....
悔しいくらい
綺麗だ
君みたいだよ
ぼくは、運命だと信じ込んでいたけれど
きみは、偶然だとしか思っていなかったんだね
.qidsabvg zhyfughsn vwsantv love is love.
雪を見てよだつ吾がこのかわいさよあらっとおもえば雪はゆくかな
you tyuhkf
ghd hgfgbk ....
時を運ぶ歯車は
錆び付いてしまったのだろうか
未だ此処に癒されぬ傷がある
夜明けを誰よりも待ち望んでいた私は
叫び続ける雷鳴の中に
青白い月をみつけた
気付けばとう ....
綺麗な嘘を重ねて取り乱した言葉
泡沫の外で夢を見よう
天国の外で夢を見せよう
ほら
現実という拘束具がしがみ付いて放さない
僕は君の戯言の様な夢を離さない
出会うことの無い作り物は ....
可愛い
と紡ぐ、その同じ唇で
解剖用のメスを銜える
抱かれて
幸せそうだったビーグルの
断片を少しだけ、見た
突風がまるで嘲笑うように
二年生の白衣の裾を翻して
救 ....
偶然落ちた
当然あなたのところにいくだろうと思った
あなたも落ちた絵葉書の運命には賛成していた
だけど一度あなたの手に渡って
あなたに文字を書かれた絵葉書は
アタシの元に返ってきた
....
君との想い出を抱いて 死んでいけることを誇りに思うよ
デクノボウと呼ばれ
馬鹿にされても平気だ
誉められもせずとも
気にしない
グッと我慢して
耐える
そして忘却の彼方へ
前を向いて歩く
弱い犬はよく吠える
強い犬はおとなしい
....
東京は寂しい街ねと あなたは笑う
その横で繰り返し相槌を打つ 機械が僕
{引用=(ここは陸橋の下の小さな公園で)
(ふたりだけで)}
遠い日の忘れ物に あなたは愛お ....
列車のベルが鳴る
どうして
どうして
僕らは旅に出て行くんだろう
小さなリュックをさげた女の子が
泣きながら
走って列車に飛び乗った
大きな声で
彼女を呼ぶ声が ....
こんなにぼんやりした
漆黒の夕方は
なんだかとても淋しくて
ただの
友達のはずの君に
優しい笑顔で
抱き締められたくなるのです
あんたのために
時間をさくことが
めっちゃ贅沢に感じるんや
だってな
たった三十分さくだけで
一週間分の幸せを
あんたはくれるんやから
あいが死ぬ
また
そこで
あそこで
小さな息はいて
誰にも見えないから
簡単に
あいが
しぬ
息を吸って
大声で泣いて
....
泣きそうなくらい明るい夜には
いつもは蹴飛ばすだけの布団を抱いて
点けていないと眠れない豆電球を消して
音量最小のコンポで
胸に微震を送って
揺られた感覚になろう
目を開 ....
ぎゅるぎゅると
お腹が喚く
君に逢いたい
そんなん言うても困ったな
俺がお腹と話せるなんて
ぎゅるぎゅるぎゅると
催促される
お腹の上に君の手でもそっとのせれば
たちまちお腹は治まるの ....
鬼がやってきて
かくれんぼをしようと言った
僕たちはちょうど
何をしようかと考えていたところなので
いいよ、いいよと
鬼に賛同した
鬼が百まで数えている間に
僕は境内の ....
「遅すぎたんだね」
後悔するような
美しい朝焼けの空の下で
貴方はあたしにそう言った
柔らかな水を湛えたその目は
ただただ神秘に満ちていて
「どうか嘆かないで
....
アナタはアタシに名前をつけてくれた
だけど、アタシがついてたウソのせいで
アタシにつけてくれた名前はどこかに行ってしまった
アナタがつけてくれたアタシの名前
そらなのか
空な ....
終わりは、訪れて。
必ず、訪れて。
明日からの現実に、引き戻される。
夢を見ていたのかも、知れませんね。
ね。
もしかして、これを愛の事だと思ったのなら
そんな日には死んでしまった母親の事を考えるような手つきで
ギターを弾けばいいさ
Dmにテンションを入れて、Cの時に歌えばいいさ
もしか ....
話せば長くなる
言わない方が良いと思う
嘘つくつもりはなかった。
知らない方が良い
あちらこちらへ
ふらふらふらり
渡り歩いてゆく
彷徨えるジプシー
尾を引かない
切れ味抜群 ....
夜がさらりと降りてくる
目覚めない
女の髪のような
さっきまで長く長く伸びていた影は
地面に溶けてしまった
あるく
あるく
よるのみちを
夜が満ちてゆく
そこここに
....
1 2 3 4 5 6 7