ふと
君のことを思い描いて
世 界 に気付く。

本当に何気なく
ケータイをいじっている自分が
やっぱり空っぽで
どこか、
足りなくて
それらを埋めるためだけに
うず高く積んだ ....
なにもない部屋の中で
ぼくがひとつ
転がっている
さっきまでふたつだったのに
いまはひとつになった

夏の夜は蒸し暑い
指の間にも汗かいて
まぶたのまわりもしっとりしてて
ひざの裏が ....
波の匂いがする。

まぼろしはわたしをさらうことはしない。

やさしさという風が、角のコンビニエンスストアに入っていった。思わず後を追う。ああ、ここにはいつも、誰かがいる。自動ドア ....
 
伸ばした舌の先に
ビルがある
冷たい窓枠、の震える
階段のない腕で
わたしたちは穴を掘り
整地を繰り返す
積乱雲の遥か下
茂る葉がホーム
ざわめく
誰をも騙すことない
黙秘の ....
恥ずかしいなぁ…



あんまり見ないでよ
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
今日ピアスをあけてみた

ほんの小さな反抗

私たちには翼があるんだ

臭い鳥かごみたいなとこに閉じ込めないで

大人になったとき飛べない人間が多いのは

翼が音を立てて剥がれてし ....
そうして私は
どこかへ移動し
どこかへ帰ろうとする

あの時と同じ場所に立つと
その時の景色ではない
今の私が静止してる

私がいるだけで
無情に吹くだけで風になれたなら
空を見 ....
むらさきいろの たいよう




あたしが生まれた月に咲くその花が好きで
思わず寄り道をした


暑い日差し
空梅雨模様
命の色は
血の色は
どうして赤と
決まったの


コンクリートに座って会 ....
{引用=ここは 心洗いの『{ルビ洗心屋=せんしんや}』

悩みがあるなら いらっしゃい



空色木目を とんとんとんと ノックして






汚くってすみませんが

 ....
きみはバーベキューへ行くと
言っていた

串刺しにされた肉が火に
焼かれるとき

夏が終わるんだろうか

川原でたまねぎ切ったとき
涙に夏も混ざってるだろうか

ナイフを手にする ....
花よ おまえは

そうやって 最期のときまで芳香を放ち
あたりに愛を振りまきながら

気前よく花びらを散らせて融けてゆくのだね
なにも求めずに

ただ与えながら
この世界のどこが終わってるんだ? いちど曲げたところを
直線に戻そうとすると
ほかのところが曲がる
針金のように
罪をゆるすことなどは出来ないが

腹を撫でさせてやる

癒されるがいい
夕陽が僕をマッチにする

もうすぐ君が帰る

足をすっと擦って灯す
僕を灯して、夕焼け

君を待つ
バイバイ

あたしの愛した人










Good-bye.
これは駄作です

だけど精一杯の愛の言葉です












好きになってもいいですか?
見えない力を
信じるんだ
見えない力に
委ねるんだ

念じると
できないものが
できるようになる。
逃げてはだめ

口で繰り返し
口ずさむ
欲しいものを
請い求めよ!
コトバをあやつってまでして

ぼくはなにがやりたいんだろう
道を歩いていると
絶壁のように立ちはだかったそれは
登りきると平らになった
海は広いな

君は遠いな

僕は寂しいな

忘れてないかな

もっと素敵な

人見つけちゃったかな

会いたいな

会いたいな

この海の向こうに

君はいるのにな
じぶんらしくいきることになんのいみがあるのだろう

わたしはわたしにしかなりえないというのに
ねえ

あたしのこと

ちゅき






































かん ....
星がひろがる、昼下がりの欲情、

トキが流れる、冬の終の性処理、

あれからのトキを、考えている、


ああ、二度と会えないひとなんて、

僕だけだろうか、きみもだろうか、


 ....
他人が特別じゃなくても
自分が特別なら
それでいいじゃないか。
久し振りに空を見た。 昔の恋を懐かしみ
遠い日の
あの気持ちがあふれだす

淡い恋心を思い出しながら胸に秘める

目の前のあなたは
そんな私を知らない


優しく私を抱き締めるあなた

私の胸と
 ....
生きてみせるさ

ここが僕の選んだ場所なんだから

目が覚めて
胸がちぎれてるんじゃないかと
思った

なのに
体はなんの異常もないし

胸もちぎれてなかった

本当にちぎれていたら
少しは優しさに触れたろうに
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